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この文は、「また他の誤りを誡めんのみ」と続きます。世の中を良くするために、良いと思った
ことを自分自身にとどめず、他人の誤りを注意していこうということです。
私たちは日常生活のなかで、自分だけの正解を相手に押し付けてしまったりすることがあります。
それはともすれば、むやみに相手を否定しかねず、発展性のないものになってしまいます。
他人に注意や忠告などをする場合は、一度立ち止まって独りよがりの自分だけの正解に
とらわれていないかよく考え、常に相手を尊重し、安穏な世の中を願いながら行ないましょう。
鎌倉時代の日蓮聖人はお釈迦さまが説かれた経典の1つ『法華経』を信仰の基にしましたが、
改めてすべての仏教経典を読み込まれて人びとの安穏を願い『立正安国論』という書を
著しました。
◎日蓮聖人ご遺文『立正安国論』
私たちの心の持ち方を改め安穏な世の中にしていこうと、鎌倉幕府の実力者である前執権最明寺
入道北条時頼に上奏した書物です。日蓮聖人の代表的な著作です。
文応元年(1260)39歳」
江の島灯籠 2024へ(その7) 2024.08.30
江の島灯籠 2024へ(その6) 2024.08.29
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