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December 19, 2021
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カテゴリ: 韓国ドラマ
みなさん、こんばんは。紅白出場の歌手が決まりましたね。

韓国ドラマ​ 十八の瞬間 を見ました。
【演出】シム・ナヨン
【脚本】ユン・ギョンア
【制作】JTBC(韓国)
【出演】
オン・ソンウ
キム・ヒャンギ
シン・スンホ
カン・ギヨン
ムンビン(ASTRO)

第12回コリアドラマアワード優秀俳優賞&新人俳優賞&韓流スター賞 オン・ソンウ

第1話 이름없는 아이, 최준우(→名前のない子、チェ・ジュヌ)
校内暴力事件のせいで学校を追い出され、チョンボン高に転校してきたチェ・ジュヌ。名札がついたままの中古の制服を身に着けた彼は、少し気の弱い副担任 オ・ハンギョルと学級委員長で模範生のマ・フィヨン率いる2年3組の一員となる。フィヨンの幼なじみであるユ・スビンは、母親の車にぶつかりそうになった少年が自分のクラスに転校してくるという偶然を喜ぶが、なぜかジュヌはスビンの視線を避けるのだった。

いやこれは何とも痛々しいドラマが始まってしまったなぁ。窃盗と暴力で強制転校になった事をうまくごまかしてくれた委員長フィヨンのいい人っぷりの仮面がごしごしこする右腕と共に露わになっていく。フィヨンの母親が『黄金の庭』で愛娘のために殺人も辞さない母を演じたチョンヨンジュ。

第2話 도망가고 싶은, 순간(→逃げたい、瞬間)
数学の塾講師ソン・ジェヨンの高級腕時計が紛失する事件が起き、ジュヌが犯人の濡れ衣を着せられる。ジュヌはフィヨンが犯人だと思っているが、フィヨンはそれを認めない。窃盗犯の汚名を着せられたジュヌは転校早々、再び転校することになる。スビンはそんなジュヌが気になるが、手助けもできないまま彼が学校を去る日が来る。高校は中間テスト目前で、フィヨンとスビンは親からの大きなプレッシャーを感じながら準備をする。

成長した息子の顔を知らないということはジュヌは婚外子なのか。図らずもフィヨンの「祝福されずに生まれてきた」が真実を言い当てたことになる。育児放棄されているわけではないが一種ジュヌもヤングケアラーのよう。立場の弱い副担任のくせに挑発だけは勇ましいハンギョルだが今回はGJ。

優秀なアメリカ留学中の兄を常に比較する母と成績第一主義の父のもとで育てばああなると納得の表向き優等生フィヨンで彼もまた韓国受験戦争の産んだ怪物。他人を見下すことで自分をやっと安心させることができる。ジュヌが戻ってきた時の表情固まるフィヨンとふっと笑顔になるスビン。

第3話 속상한 날은 꼭 비가 내린다(→つらい日には必ず雨が降る)
ハンギョルとスビンは、ジュヌがチョンボン高校に戻ってきたことを喜ぶ。フィヨンはジュヌが退学に追い込まれるようクラスメートのギテに手を回させる。ジュヌが戻ってきたことでクラスの状況に目を配るようになったハンギョルは、まずジュヌとギテを席替えさせることに。一時は学級委員長であるフィヨンに押し切られそうになるが、何とか粘ってギテを説得する。さらにハンギョルは英語のテストでフリートーキングを行うと発表し、生徒たちからブーイングされるのだが…。

「学校が会社みたいでトップはフィヨン」だが従うつもりがないオジェ。忠犬の如く従うギテ。助けているようでフィヨンが副担任の自分を軽んじている事を知っているハンギョル。罪を被り転校までしたジュヌのジョンフとの絆。仕事ができる母がフィヨン母に卑屈になる事に耐えられないスビン。 撮影寒くて大変だったろうけどこのシーンの美しさよ。元アイドルグループのリードボーカルがずっと死んだような目をして時折くすっと笑うとほっとする主役を演じるドラマ。息子を心配し飛んでくるほど情は深いけど脆い母だからジュヌも全てを話せず飲み込んでいるのだろう。

第4話 기쁨과 슬픔은 한 순간(→喜びと悲しみは一瞬)
スビンは、母親がフィヨンの母親の前で情けない態度を取る姿に嫌気がさし家を飛び出す。ジュヌは、親友ジョンフを守るためにビョンムン高校の生徒に殴られる。スビンとジュヌは雨が降りしきる道端で出くわし、一緒に雨宿りをする。スビンはジェヨンの数学塾に合格し、フィヨンは一緒に通えることを喜ぶが、スビンは気乗りしない。学校では、英語のフリートーキングテストを控え、ジュヌとスビンは練習に励む。お互いの夢を共有する中で、だんだんと二人の距離が縮まるが…。

雨上がりの自転車二人乗りや特訓の成果を見せるFreeTalkingなど初々しい恋のシーンから始まりラストは衝撃の親友の葬儀。いつまでもバイト先に名前を覚えてもらえないジュヌが初めて見せる怒り。無意識にフィヨンの好意を感じながらも度を越した優遇と母同士の関係も頭を過るスビン。

第5話 길고 슬픈 그날 밤이 지나면(→長くて悲しいあの夜が過ぎたら)
ジュヌは、ジョンフと一緒にけんかに巻き込まれた原因がフィヨンであることに気付き、怒りにまかせてフィヨンを殴る。ギテが加害者に金を渡していたことを知ったフィヨンは、慌ててギテに詰め寄るが、その会話をクラスメートのソエに聞かれてしまう。ジョンフに暴行した生徒に対し、事実をありのままに話すよう説得したハンギョルは意気揚々とジュヌに連絡をするが、思うところがあったジュヌはギテと二人で話すことにして…。

教頭にも間に合わせの副担任として意見も聞いてもらえずまるでもう一人の教師=教室の王のようにふるまうフィヨンに「あんたも同じ弱者の側だからジュヌに同情したんだろう」と言われオ・ハンギョルの逆転が始まる。口調は穏やかながらお前たち勝手にすんなよと。弱気な教師が少し大人に。

パートナーの不在が色濃く出ているフィヨンとスビンの母親が期待と自分が得られなかった未来を全て子供に託しているのが重圧となっている。豪華な邸宅で酒を飲むクムジャが少しも幸せそうでない。する気もないのにフィヨンの勉強会に顔を出すイジワルジュヌ。再び子分に戻るギテ。

フィヨン中心だった教室の皆が転校生ジュヌの一挙一投足を気にするように。フィヨンが熱望してやまない“好き”をはずみでジュヌに言ってしまい動揺するスヨンとこちらも動揺してそのまま自転車が坂道をつつーと走ってしまうジュヌの動揺する二人の可愛らしさよ。

第6話 액션과 리액션의 타이밍(→アクションとリアクションのタイミング)
思わずジュヌに告白してしまったスビン。しかしジュヌはこれといった返答もできないまま、二人は気まずい関係になってしまう。ジュヌは自分に気がないと思ったスビンは、告白したことを後悔する。そんな中、スビンが数学塾を辞めたことを知った母親が学校に押しかける。母親と激しい口論になり、怒りが爆発したスビンは家出をする。二人の口論を聞いてしまったジュヌは、スビンを心配して迎えに行くが、フィヨンと一緒に帰る姿を目撃し…。

わざわざ食堂閉めてバイトまで代わってあげてるのにあなたの息子は勉強以外のことに夢中ですよオンマ。学校の情報にも通じている父と勉強を監視(恐らく父を怖れて)する母と一緒にいれば息苦しくなるよフィヨン。教師たちが自分を決して好きではないことを思い知らされストレスが噴火寸前

前担任も肉体的な病気ではなくむしろ精神的に追い詰められての休みでは。休みに次ぐ休みが何となくそんな感じ。スビンの家出がパジャマパーティになって嬉しそう。母親との約束とプレッシャーで遂に胃に穴が空きそうな今どきの韓国高校生スビン。スビンの告白からジュヌの告白までの第6話。

男のコは皆私に気があるし頭もいい”と自信家のロミの引け目は父親の職業。彼女のソエと仲直りしたくて家の前、パジャマパーティしてる家まで迎えにくるギテは年相応なんだがフィヨンとつるんでる時はもういっぱしの舎弟。だんだん強く出られるようになってきたハンギョル。

第7話 로미오와 줄리엣(→ロミオとジュリエット)
勢いでスビンに告白したジュヌだったが、スビンを迎えに来た彼女の母親が、ジュヌに対してあまりいい印象を持っていないことに気づき意気消沈してしまう。そんなジュヌの心情に全く気がついていないスビンは、告白後ジュヌが何のアクションも起こさないことに不安を覚えていた。一方、フィヨンは数学のある問題について、不覚にもサンフンからミスを指摘されてしまう。

“他人の事だけど”と相談しても当事者が誰か友達にバレバレの二人や猫に向かって“本心なんだ”を練習するジュヌ、告白は妄想?と悩むスビン、もしかしてフィヨンが好き?なオジェ、勘違いのロミとああこの可愛い人達を何とかして!の青春真っ盛り。ただここに否応なく大人が介入するんだよね。

自分の父親を運転手と偽るロミ。フィヨンのライバルのサンフンは彼を挑発したいだけだとジュヌに見抜かれる。努力型フィヨンに対して軽々と良い成績を取っているかに見える彼にも人に言えない悩みなんてあるのだろう高校生ならば。

予告を見て感じたのはサンフンが事ある毎にフィヨンを挑発するのは父親同士の関係を忌々しく思っているから勉強で息子を負かそうと思っているのか。親が関わらなければいいライバルになれたのに。保護者が学校に問題の正解を変えろなんて怒鳴り込むのは実話?受験戦争ここに極まれり。

娘が倒れたと聞いて病状ではなく成績をまず口にして強制転校の理由も訊かずに外見だけでジュヌと母を判断するソンヒとフィヨンの盾になろうとしてなりきれないクムジャ。気弱を必死に鼓舞してフィヨンに挑むハンギョルのトラウマもまた母だった。母は強し。だが強すぎる。

第8話 첫 사랑의 순간(→初恋の瞬間)
ジュヌは、告白後にアクションを起こせなかった理由を説明するため、スビンの自宅近くを訪ねた。しかし、母親と一緒にいたスビンは、母親に感づかれることを恐れてジュヌを帰らせてしまう。自分がスビンには不釣り合いだと自覚し落ち込むジュヌだが、英語の授業参観で副委員長らしく堂々と発言する。行動を起こそうと決意したジュヌは、スビンを映画に誘う。

選民思想丸出しのフィヨンの意見にジュヌが立て板に水の反論。かっこいいぞと思ったらフィヨン中心の教室に新風を吹かせようと企むハンギョルとの裏タッグだった。クムジャとソンヒの幻に苦しめられてぐるぐるする場面があったが最終的には流暢な英語でねじ伏せたハンギョルカッコいい。

初登場時から見違えたメガネっ子ピルサン。「母親とエステ」「母親は学会」と偽るロミより実は裕福な不動産業の嫡男であることも明らかに。あんな澄んだまっすぐな目で「人を好きになったのが初めて」って見つめられたら座り込みたくなるよスビン。

17歳にして既に大人の女性のようなテクを駆使してスビンを牽制するロミ。父親の土下座と突然の海外赴任によってライバルサンフンが目の前から消える。1話&2話で自信満々だった彼も父親がかりの大人の脅迫には勝てず。心が晴れず腕の絆創膏もせず登校するフィヨンを慰めるハンギョル。

第9話 미안해... ...(→ごめんね... ...)
フィヨンから思いがけない連絡を受け、ジュヌとのデートを早々に切り上げてしまうスビン。彼女の態度が急変したことに戸惑うジュヌは、ひとまず熱っぽいスビンのために薬を買い、家まで送り届ける。スビンの思い詰めた顔を見てフィヨンは自分のしたことを後悔し、サッカーで気を紛らわせているところをオジェが通りかかる。怒っているのか落ち込んでいるのかよくわからないフィヨンの姿を見て、オジェもまた胸を痛めるのだった。

ギテ&オジェ→フィヨン→スビン→ジュヌの教室内の視線のやり取りが面白かった。そうかやっぱりオジェ君はそうだったのか。苦しい恋を抱えているのにジュヌの初恋の悩み(ああ甘酸っぱい!)に乗ってあげていい子だ。執事か彼かどちらかを選べとギテに迫るソエ。大人の彼等も想像できる。

映画館で急に態度の変わったスビンを精いっぱい気遣って薬まで買ってくれるジュヌの初デートを散々にしたのはフィヨンの嫉妬。時間をかければどちらが正しいかわかるのに自分で直接聞かないのは若さ故か。泣くポイントが同じのハンギョルとジミンだが酒はジミンの方が強い。

フィヨンが心から笑えるのはスビンの前だけ。でもあまりに近くにいすぎて今更恋という気持ちになれないスビン。ソウル大出身の才媛でキャリアウーマンというスビンの母も夫に恋人が。子供達だけでなく大人も嘘をつく。あんなモンペがいたら前担任が寝込むのもわかる。がんばれハンギョル。

第10話 다시 못 올 그날 밤(→二度と戻れないその夜)
フィヨンからのチャットの内容がウソだったことを知ったスビン。ジュヌを信じてあげられなかったことを後悔する。また、ジュヌはスビンが自分を信じてくれなかったことに深く傷つき、二人は距離を置く。スビンはフィヨンに、なぜこんなことをしたのか自分の気持ちを見つめ直すように言う。チョンボン高では修学旅行に出発するが、ギテとソエ、ダヒンとオジェも仲たがいしてしまい…。

茶も食事も交際も全部先回りして断ったジミンだがハンギョルは全てをかわしてジミンを励ますだけ。振り返った後の勝算ありの顔が何とも。二人は就職難に苦しんだ同世代?あからさまに勉強しているフィヨンを仲間に入れようとしたりいい教師なんだけどクムジャにはその良さはわからない。

修学旅行はハプニングと恋の宝庫。「女の子達が好きじゃない」がダヒンとは一番親しいとしか言わないオジェの視線の先を見誤ったダヒンとロミのキャットファイト。今やらなくてもこれから先いくらでもやる機会はあるのに。オン・ソンウ君さすがの歌声。さすが元WannaOne。

何度告白しても振られるピルサンを告白するよう励まして足踏みする自分に突っ込みを入れるジュヌ。夫と娘を自分にかけるメダル程度にしか考えていないことが夫に指摘されるみっともない姿を自分が見下しているであろうヨヌに見られ彼女を解雇するソンヒ。戻ってきたサンフンが嵐を呼ぶ予感

第11話 너로 인해 알게 된 감정들(→君のおかげで知った感情)
気持ちを確かめ合ったジュヌとスビンは、ハンギョルも公認のカップルとなる。しかしスビンの母親がジュヌをよく思っていないため、ジュヌもスビンも周りに気を使いながら行動することに。フィヨンの母親に担任交代の署名運動をされ落ち込んだハンギョルは、ジミンを飲みに誘う。肝心な時に弱気になる悪い癖があるハンギョルだったが、ジミンには男らしく告白するのだった。

修学旅行が終わるまでは相棒と呼ばれ幸せだったろうに帰りと学校で恋人と幸せそうなハンギョルを見てあっという間に終わったロミにも物申せる頼れる姐さん同級生チャンヨルの初恋。それでも「相性占って」のハンギョルの頼みを断らない君はオトナだよ。

親友を殺されたジュヌに攻められてもころっと忠犬してたのにソエに別れを告げられフィヨンから離れる決意をしたギテ。女は強し。帰りのバスでもオジェの視線の先にフィヨン。オジェの好きな相手を知ってると彼のダヒンへの説明(言いたいけど言えない事含め)がすごーく腑に落ちる。

ぬいぐるみを抱えてわきゃわきゃし「明日も明後日も好きでいられる」とるんるんで帰っても何度も振り返りながらバイバイしあっても何をしても幸せそうなジュヌ。そりゃ生まれて初めての香水も買っちゃうよ。初デートがジョンフの墓参りというのが二人らしい。墓の前で姐さん女房風スビン。

ステディになると「私を好きになったのはいつ?」ってあんなイケメンに聞けるんだいいなぁ。クムジャを奥様と呼びつつ影で罵倒するソンヒを複雑な視線で見るスビン。ずっとフィヨンをちゃん付けで呼んでいたのは彼の自分への気持ちを正確に見抜いていたから。

第12話 어른 보다 더 어른다운 열여덟(→大人よりも大人らしい十八歳)
スビンの家に寄ったジュヌは、そこで自分の母親ヨヌと遭遇してしまう。スビンと付き合っていることが母親に知られ、また母親がスビンの家で運転手として雇われていたことを知る。ヨヌは交際を歓迎するが、二人はスビンの母親には付き合っている事実をなかなか言い出せない。一方、フィヨンの成績の改ざん疑惑が学校の匿名掲示板に投稿され、騒ぎとなる。

成功して渡米している兄の実態はどうなんだろうとここにきて気になるフィヨンの家庭。職業上の関係を子供に持ち込む父親、酒に溺れる母親と実質崩壊しておりフィヨンが優等生である事で辛うじて表面上保たれているのでは。

何だかんだいって家にも学校にもいられないオンナノコの避難所みたいになっているチャンヨル宅。友達が泊まっていっても鷹揚だし実は皆のうちで一番まともな家庭では。

塾帰りのフィヨンとバイト帰りのジュヌがフツーに会話するのは実は初めて。掲示板の事を言わないジュヌの男気と敢えて挑発するサンフン。“改ざんは事実か?”なんて今までならクラスで聞かれることもなかったであろうフィヨン。騒然とする学校。実際にあるんでしょうね。

今日の名台詞ジュヌ「18は罪かもしれない。一番輝いている時に一番輝いているものを知っているから」スビン「大人は都合のいい時に私達を子供にし、または大人にする」彼氏を紹介するはずが両親の離婚を知らされ傷心のスビン。それでも母を思いやれる優しい子なのに。

デート中なのにずっとフィヨンの事を語るハンギョル。責めもせず“母親は今頃ほめているかも”と言ってくれるジミンもまた素敵でお似合いのカップル。実はクムジャみたいな教育熱心な母親に育てられ期待に応えられないまま死別した過去があるハンギョルは彼の最大の理解者になれるのに。

勉強している時に「僕たちってピョンガン姫と馬鹿のオンダル設定なの?」と聞くジュヌ。姐さん女房風に仕切るスビンがピョンガン姫?BSで放送中の 王女ピョンガン がタイムリーだ。

第13話 계속 좋아해야지. 그래도(→それでも ずっと好きでいる)
タイミング悪くジュヌの家へやってきたスビンの母ソンヒに、ついに見つかってしまうジュヌとスビン。ソンヒはジュヌに娘と関わらないよう告げ、スビンからは携帯やパソコンを取り上げる。スビンに監視役をつけ、ハンギョルに苦情を入れに行くソンヒだったが、感情的になったハンギョルに“学校は牢獄ではない”と強い口調で言われてしまう。

 スビンとジュヌが付き合っている事を知ったソンヒの第一声が「あなたたち一線を越えた?」いやそういう人だとわかっちゃいるけど最初に聞くのがそれってジュヌを全然信用してないよね。よく涙をこらえたジュヌ。こっちの方がピョンガン&オンダルみたいなピルサンとロミ。

よもやロミがスビンを助けフィヨンがジュヌを心配する日が来ようとは。地道に調査を続け遂に前任教師を見つけ出したハンギョルはフィヨンの知らぬ所で行われていた改ざんを知る。「大人がやったことは大人が正さないと」もうハンギョル先生の人気が天井知らずでどうしよう。

屋根部屋で涙をぐっとこらえるオン・ソンウ の演技が秀逸。「お客さんがいっぱいいる」と言う割には箱が沢山あるヨヌの食堂。ソンヒに「学校は牢獄じゃないし私は看守じゃない」と主張できるハンギョルが強くなった。チャンヨルの眼は確かだったよ。

夫に離婚宣言され若い女性と楽しそうな彼を見て最後のプライド「=娘を有名大学に入学させる」が強制転校になった不良なんかといるスビンを見て逆上したソンヒ。しかし娘は自分を飾る勲章ではないぞ。

自分も辛いのに常にスビンの事を気遣い勇気を出し実父に会ったのにスビンが前に言っていた「大人は自分の都合のいいように子供を大人扱いする」ような父は別に家庭があるのはお前も大人だからわかるだろ?と耐え忍んでいるジュヌに更に重い石をどすんと落とす。ああもう大人って奴は。

第14話 Happy Birthday To You
ジュヌとジュヌの父親ミョンジュンとの会話を偶然聞いてしまったスビン。ジュヌの元に慌てて駆けつけるが、話もできないほどに落ち込んでいた。ジュヌは父親が、弟に自分と同じ名前を付けていたことを知る。大きく失望したジュヌは、父親のことは思い出にする決意をする。スビンとジュヌは相変わらず母親の監視下にあるため、スビンは手紙でジュヌを励ます。一方、フィヨンは両親による成績の改ざんが明らかになり、処罰を受けることとなる。

おそらくずっと前に父より力は強くなっていて庇う母を守ることもできたし父を批判的に見て間違っていると言えたフィヨン。ひっきりなしにかきむしっていたのはそうできない自分に対するストレス。オジェは人知れず変わっていくフィヨンを見ていてそれでも好きになったのか。

弟に自分の名前をつけたと知ったジュヌが「名前のセンスが最低」と父親に言ったけどもっと怒っていい。いくら罪滅ぼしといったって最初の子供は生きてるのにまるで自分と母親をいない存在にし黒歴史として抹消し人生上書きされたようなもんじゃないか。本当の意味で自分に対して正直でないよ。

ああもう君たちどうしてこんなにいい子なの?と言いたいくらいクラスメートの厳しい監視をかいくぐってスビンとジュヌを助けようキャンペーンがすごい。オジェの恋がわかっても動じないピルスンにロミも満更でもない様子。ロミとダヒンがいっとき協力しあっても途中で別れていく様子がリアル。

生徒達はどれもうまいがサンフンもうまかった。フィヨンに疑われ自分には我慢するよう伝えていた父が通報者だと知った時自分が謝るわけにはいかないがすっきりしない気持ちがよく表現できていた。やはり韓国で土下座は最悪の屈辱なのでやらせちゃいかん。雨の中探しに行ってくれる男気。

今日の名台詞ByジュヌToフィヨン「俺がなぜ言わなかったと思う?お前が哀れだからだ。なぜお前が今苦しいと思う?過ちに気づいたからだ」いやぁ散々嫌な事された相手にここまで直言できる人はいないよ。

第15話 상처를 안아주는 방법(→傷を包み込んであげる方法)
スビンとジュヌのお互いを想う強い気持ちに気づいたソンヒは、ジュヌの母ヨヌを呼び出し、ジュヌを転校させるよう説得する。ジュヌがソンヒのせいでつらい思いをしていたことを知ったヨヌは胸を痛めながらも、息子の気持ちを尊重するとソンヒに告げる。美大を受験するため塾に通い始めたジュヌは、口利きをしてくれたハンギョルにお礼の電話をする。

父親に会った事を言えないジュヌとソンヒから何か言われたか聞けないヨヌ。大人になるという事は秘密が増えることでもある。子供のためを思うからと理由は同じながら子供を束縛OR信じて託すと全く逆の判断をした二人の友情もここまで。美大への道が開けて掛け持ちするジュヌを皆サポート。

一方でフィヨンの問題に難しい顔をして対峙していたハンギョルが未来が開け行くジュヌに「恩人です」と言われてこの笑顔。先生としてのだいご味だよね。そしてそんなハンギョルを「今日もかっこいい」とチャンヨル。この初恋は引きずりそう。だってフツーにイケメンだものね。

恋人にはなれないけど親友になれたオジェとダヒン。嘘から出た真でピルスンと映画デートする羽目になり多分あちこちで言いふらされてる(先生にも)ロミ。皆ジュヌへのプレゼント作りに協力してくれたいい友達。未来が開けたからこそ最終回で奈落に突き落としてくるんだよなこのドラマ。

もう一つ爆弾を抱えるヨヌ。フィヨンに真実を打ち明け競えあえない寂しさを告げるサンフン。「私を信じて」と勇気を出してソンヒに言えるようになったスヨン。フィヨンの仕打ちを話さなかったジュヌが最後に彼に殴りかかった事でフィヨンが土下座して涙。遅すぎる友情の始まりになるのか。

第16話 지금의 헤어짐이 영원하지 않음을(→この別れが永遠でないことを)
自分の過ちに気がついたフィヨンは、チョンボン高校を離れることにする。一人で去ろうとしていたフィヨンだが、スビンとジュヌが見送りに現れる。ジュヌは、入賞すると入試に有利だという美大のコンテストを受けることにする。そんな中、母親のヨヌが食堂のリフォーム費用を持ち逃げされ、日雇いバイトをしていることを知ってしまう。息子に心配をかけまいと頑張る母親を見て、母親と一緒に暮らすことを決意したジュヌ。

これまでの事を両親の行為も含めて謝るフィヨンにハンギョルの第一声が「今までよく耐えてきたな」いやぁ、本当にいい先生ですね!成績優秀な時はちやほやした教頭も挨拶に来ない手のひら返し。フィヨンの兄は施設かどこかにいる設定?兄にも自分の選択を語る姿は自信に満ちて。

スビンがお互い大学生になった姿を想像する場面は微笑ましく「一人の女性として生きて 私は働くお母さんが好き」と未だ交際に反対のソンヒに言う所はすっかり大人。思わず母も泣くよそりゃ。母の食堂にサプライズしにいってサプライズするジュヌ(あるあるだ)。不穏な伏線が一気に回収。

美術の才能もあって勉強も頑張ればそこそこできてハンサムで天が二物も三物も与えた良い子過ぎるから母の苦労を見て見ぬふりできないしすぐ感づいて苦労を背負う運命なのか。「会っていいとあなたから言ってあげた方が」ソンヒにまで気配りできるジュヌは早成した大人だよ。

何も知らせずデートに誘いスビンの笑顔を見ているジュヌも涙ぐましいが実は全てをヨヌから聞かされその時は心配をかけまいと大丈夫発言をしたにも関わらずいざ会うと寂しさに涙してしまうスビンにも泣かされる。最終回泣かせにくるカップル。

いやぁ、号泣必死の最終回。江南バスターミナルに行った事があるが涙涙の別れなど見た事がなく長距離バスに米の宅配頼んでた(笑)。ラストショットは素に戻った俳優達の笑顔。清々しい高校生のドラマの後になんで大人のドロドロドラマをやんねん(見るけど 夫婦の世界)。


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最終更新日  December 19, 2021 12:00:19 AM
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