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January 4, 2022
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カテゴリ: 韓国ドラマ
みなさん、こんばんは。箱根駅伝青学復路も優勝してリベンジを果たしましたね。
チャン・ヒョク主演の歴史劇を見ました。長い!

客主~商売の神~

2015年KBS演技大賞3冠獲得
優秀演技賞(中編部門):チャン・ヒョク、優秀演技賞(中編部門):キム・ミンジョン
ベストカップル賞:チャン・ヒョク&ハン・チェア
さらに! APAN STAR AWARDS 女性優秀演技賞:キム・ミンジョン、韓国PD大賞制作部門美術賞、大韓民国国会大賞 コンテンツドラマ部門大賞も受賞するなど、主要アワードで6冠を獲得!

出演
チャン・ヒョク ユ・オソン キム・ミンジョン イム・ホ ハン・チェア キム・イル
キム・スンス イ・ウォンジョン パク・ウネ ムン・ガヨン

演出:キム・ジョンソン「大祚榮 テジョヨン」「広開土太王」、キム・ドンフィ
脚本:チョン・ソンヒ「百済の王 クンチョゴワン(近肖古王)」「幻の王女チャミョンゴ」
イ・ハンホ

第1話 開城の千家客主
千家客主(問屋機能を持つ商団)の主となったチョン・オスは、黒蠢(干しナマコ)の商いで開城を代表する客主となる。義兄弟のキル・サンムンが番頭を務めるが、息子のボンサムは歩くのも商いも嫌いだという始末。この日、清との国境にある柵門市場が3年ぶりに再開されることになり、千家客主一行は柵門へと向かうが、途中でオスが崖から落下してしまう。意識を失ったオスを牛皮密売人のチョ・ソンジュンが見つけるが。

大商人の息子として天真爛漫に育ったボンサムの波乱の生涯の幕開け。頑なすぎる弟と番頭のナイスコンビが牛皮の密輸でもめる。早く市に行って手当した方がいいのではと思いながらもこの父に早世の匂いしかしない。調子のいい少年がチャン・ヒョク になるのか。

第2話 取り引きの代償
柵門市場に入った千家客主の一行。サンムンは換銭客主キム・ハクチュンから借金返済を迫られる。黒蟲が売れたら返せるはずだったが、ハクチュンは裏で手を回し、黒蟲の価格を暴落させてしまう。追い詰められたサンムンに、ハクチュンはアヘンの密輸を持ちかける。仕方なくアヘンを預かってしまうサンムン。だがそこに、アヘン調査の税関長がやってくる。サンムンは千家客主を入手するためのハクチュンの罠だと気付くがすでに時遅く…。

ろくに知らない山道で父親を見つけるなど大活躍のボンサムが今回も千家客主の命運を託される主人公ならではの巡り合わせ。チョ・ソンジュンにも説いた商道を重んじる客主と悪辣な商人の脅迫と栄達に心が揺れた番頭の運命の分かれ道。そしていずれ許嫁になるはずだったソゲとソリの分岐点。

第3回 行商人の裁き
サンムンがアヘン密売の疑いをかけられ拷問を受けていることを知ったオスは、行商人の裁きを開き真実を明かすと役人に申し入れる。首謀者を問いただすオスに何も答えないサンムン。実は千家客主を手中に収めようと企むハクチュンに、オスの首を差し出すよう言われていたのだった。自分の一存だったと言うサンムンにオスは死罪を言い渡す。サンムンは死に際、息子のソゲに六矣廛(ユギジョン)の大行首(テヘンス)になるよう遺言を残す。

娘とその配偶者に千家客主を譲り渡す遺言をして息子に自由な生き方を教えつつ『金は人を救う』と王道を語り栄華に目が眩んだ番頭が息子に地位を望んだのと対照的。ソゲの悪事を飲み込む決意をした人格者客主が処刑される。えてしてこういういい人ほど歴史ものでは呆気なく亡くなる。

第4回 生き別れの姉弟
荷にアヘンを入れられ濡れ衣を着せられたオスは、仲間と共に獄につながれてしまう。役人から真犯人を捜し出し処断することを求められたオスは、父の死のせいで恨みを抱いたソゲの仕業だと気づく。しかしアヘン密売の責任を問われても、全ては自分の責任だとオスは答える。そしてボンサムやソゲに千家客主の再興を託すが、行き場を失ったボンサムは病に倒れ、ソゲは行方をくらましてしまう。辛家大客主の使用人となったソゲは大行首シン・ソクチュの目に止まる機会を虎視眈々と狙っていた。一方、ボンサムの姉ソレは、父に千家客主再興を誓い、病のボンサムを山のお堂に残しハクチュンに近づくため妓女になる決意をする。ソンジュンに助けられたボンサムは、医者の家に連れていかれ治療を受けることに。そんな中、ハクチュンによって千家客主の競売が行われようとしていた。

誠実な主が存命なら仇同士の婚姻で恨みを水に流すこともできたかもしれないが主を失い見事にばらばらになる商団とソゲとソリとボンサム。「男を引きつける体ね」といたいけな少女にとんでもないコメントをする妓女スカウト。結婚の代わりに復讐を選ぶソリ。官位すら思うままに操る大行首。

第5回 守るべきもの
病から回復したボンサムは、行商人を育成する童蒙庁(トンモンチョン)に入門し、そこでチェ・ドリと出会う。10年の月日が経ち、成長したボンサムの前に松坡馬房(ソンパマバン)の主としてソンジュンが現れる。課題を与えられたボンサムとドリは、鶏を鳳凰と偽り30両を稼ぎ出す。詐欺まがいの手口を使ったことでソンジュンはボンサムたちを童蒙庁の面々の前で厳しく糾弾するのだが、ボンサムに牛皮密売の過去を問われ…。

今日から大人のターン。小川で遊んでいた口の達者な強気な少年が、ある瞬間逞しいチャン・ヒョク に変身なんて 『義経』で神木くんがタッキーに変身した件。姉も パク・ウネ で美人姉弟。チェ・ドリ初登場回。成長したボンサムはソンジュンを覚えていて挑発し詐欺師のような稼ぎで罰を受ける

第6回 立ち直るための一歩
千家客主の再興を胸に秘めハクチュンの側室となったソレ。一方、ソンジュンから父オスの客主としての生き様を聞かされたボンサムは涙に暮れていた。童蒙庁を追い出されたボンサムとドリは、ソンジュンに雇ってほしいと懇願する。生まれ変わると誓ったボンサムに、ソンジュンは10日間で牛を3頭売ることを条件として提案する。ソクチュに働きぶりを認められたソゲは、ソクチュの窮地を救うのだが…。

才気を若干誇示したい大人編ソゲも登場し興宣大院君が権勢をふるう時代に。父の素晴らしさを泣き落としで述べた挙句次の瞬間「偽善者だった」と落とす所が チャン・ヒョク らしい。前話からずっとソレの話を聞いているおつきがいて大丈夫?と思ったら仲間。ソレの過去に不審を抱くハクチュン。

第7回 新たな取り引き
ソクチュの裏帳簿を盗み見たことがばれ、拷問を受けた挙げ句に辛家大客主を追い出されてしまうソゲ。山中に捨てられたソゲはならず者に命を奪われそうになったところを、行商人ケトンに助けられる。一方、ボンサムは牛を売ることに成功して馬房に戻るが、現金取引ではなく信用取引だったことで、ソンジュンに認めてもらえない。そこで信用取引の重要性を説くボンサムはある策を講じることにする。松坡馬房の牛1万頭売買を記念した祝宴の日。ハクチュンに馬房の後継者としてボンサムの名を上げられたことに憤慨した番頭のマンチは大暴れする。さらにソンジュンから後継者はボンサムだと告げられたマンチの怒りの矛先はボンサムに向けられる。

3人目の主要キャラケトン登場。なぜ女性とわからないソゲ。悲惨な最期を遂げた父と義兄弟の記憶から客主そのものを拒否するボンサムだが商才は隠せない。ボンという名が気になるソリ。兄とこじらせ中なのに他人の人間関係をかき回すハクチュン。本音が出てマンチと険悪になるソンジュン。

第8回 松坡馬房の後継者
客主の主になりたくないと吐き捨てたボンサムは、その夜、馬房を去る決意をする。一方、マンチは馬房の権利書を奪ってソンジュンの妻パングムと逃亡してしまう。ソレはボンサムを捜すため、弟を残したお堂のある義州を訪れる。ボンサムもまたソレと別れたお堂を訪ね、姉に思いをはせていた。一方、ケトンと共に塩辛商人として過ごしていたソゲは、偶然オスの墓を発見する。

因果は巡り偶然にも父と自分が死に追いやった客主の墓を見つけるソゲに励ましの言葉をかけるケトン。ほんの少しのすれ違いで会えないソリとボンサムが切ない。ボンサムの存在でばらばらになってしまった馬房の3人。願い通りの混乱に喜ぶハクチュン。

第9回 忘れ得ぬ出会い
そんな中、義州の医者の家で、ボンサムはソレと行き違いになったことを知る。ソレが乗った駕籠を追いかける途中、駕籠が川に転落するのを目撃したボンサムは、勢いよく川に飛びこむ。

第10回 義兄弟の葛藤
川から助け出したチョ・ソリンに「さらってほしい」と突飛な申し出を受け戸惑うボンサム。そこへ父のソンドゥクが現れ、ソリンを連れて帰ってしまう。行商人のソンドルと意気投合したボンサムだが、ソリンのことが頭から離れず眠れない夜を過ごすことに。一方、松坡馬房の権利書を換金するためハクチュンを訪ねたマンチ。ボンサムはソリンに会いに行く途中で、マンチが馬房の権利を盗んだことを知る。マンチを追跡していたソンジュンと合流したボンサム。そこへ現れたマンチはボンサムと格闘の末にソンジュンの前に降参する。ソンジュンはマンチとパングムに対し、行商人の掟を破ったことで慣例に従い情け容赦なく罰する。

ソンジュンが妻パングムの踵を切り落とし自分の手を切り落としかつマンチのある部分を切り落とす。なぜみんな今日は斬りたがるのか。ボンサムの人情とソンジュンの信用、どちらも商人としては大事だが両立は難しい。義兄弟の番頭を斬った時の父に思いを馳せるボンサム。

第11回 運命の人
ハクチュンから権利書を取り戻すため江景へ向かうことにしたボンサムたち。その途中、何者かに襲われ手形を奪われたボンサムは、もみ合ううちに崖の下に転落してしまう。
ケトンは山中で倒れていた男を助け出す。その男が身につけていた身分証からボンサムだと気づいたソゲは動揺を隠せない。一方、ケトンはボンサムが自分を巫女になる運命から救い出してくれる運命の男だと信じ、ボンサムと報恩(ポウン)で再会することを約束する。ソンジュンの身を案じたボンサムは傷が癒えぬうちに江景へ向かうことにするが、その頃ソンジュンは斧を手にハクチュンの屋敷に乗り込んでいた。

前話に続いてまたもや登場人物が斧を振り回す恐ろしい展開。刺客を放ってソンジュンにハクチュンを殺させようと企むソリ。ボンサムとの再会を果たすソゲだが金を盗んだりやはりこすからいキャラクターのようだ。巫女になる運命を嫌って良家を飛び出したケトンの約束は果たされない可能性大。

第12回 一夜限りの縁
行商人のケトンはボンサムに結婚を申し出ようと行商人の姿から可憐な女性へと身なりを整える。しかし、約束の場所にボンサムは来ないと伝えられ絶望感にうちひしがれる。ボンサムはソンドルが麻布売買禁止に背いたことで趙家客主に捕らえられていると聞き、ソンドルを救出するために趙家の娘をさらうことを計画する。その夜、ボンサムは趙家の娘を連れ去ることに成功するが、その娘はソリンだった。

ケトンを名乗ってソンジュンにまんまと取り入ったソゲはボンサムの手紙を握りつぶして漁夫の利を得ようとする本当にボンサムの対立軸たるとことん悪のキャラ。ソンジュンを救う目的がソンドルの危機に出会いソリンとの再会に繋がる。ケトンより前に出会っていた人妻ソリンの積極的なことよ。

​第13回 2人の女
ソリンの父ソンドゥクと取り引きし、趙家(チョガ)客主からソンドルを救い出すことに成功したボンサム。ソリンが戻った趙家客主では、ソクチュに嫁ぐための準備が進む。辛家(シンガ)大客主に向かう途中、ソリンは足をケガしたケトンと出会う。ケトンの巫女としての能力を認めたソクチュは、自分に後継ぎが生まれるかとケトンに問う。一方、ハクチュンの還暦祝いの日、宴の場にソンジュンが乗り込んでいく。還暦の宴の際に襲われケガをしたハクチュンを冷ややかに見つめるソレは、自分の正体を明かす。そんな中、松坡馬房(ソンパマバン)の手形を盗むため、ハクチュンの屋敷に忍び込んだソゲは、千家(チョンガ)客主の扁額を見つけ、ハクチュンの側室がソレであることを知り驚愕する。

またもや斧登場。殴り込みに来て宴を壊すソンジュンがその筋の人に見えてきた。これは単なる憂さ晴らし?オスを陥れても大行首にも役人にもなれない中間層のハクチュン死す。父を陥れた相手を知ったソリはそれどころではないが正体を知っても財産を残そうとしたりいい人補正が入るハクチュン。

第14回 復讐の時
翌朝、ハクチュンの遺体が見つかり大騒ぎとなる。殺人罪でソンジュンの人相書きが出回っている事実を知ったボンサムは、状況を探りに行った先でソゲと再会する。ソンジュンの一味として投獄されたボンサムは、無実であることをハクチュンの側室に証言してもらうため対面を求める。ハクチュンの異母弟で宣恵庁(ソネチョン)高官のキム・ボヒョンの前に罪人として連れ出された男が、弟のボンサムであることを知ったソレは動揺を隠せない。

父が定めた婚約者ソゲと会うも父を死においやったことをハクチュンから聞いていたソリは生き別れの弟ボンサムとも再会して気分が乱高下。パク・ウネ が涙ぽろぽろ流すんですよね。部下がちょろすぎる。ソンジュンは本当に死んでしまったのか。後継者として馬房を支える決意をするボンサム。

第15回 言葉なき再会
一方、放免されたボンサムは、ソンジュンを死に追いやったのがハクチュンの側室だとソゲに聞かされ、行商人の掟によって裁くことを決意する。ソンジュンが死んだとの噂が流れ、松坡馬房は混乱に陥る。そんな中、女性の姿で現れたケトンとの再会に喜ぶボンサム。ケトンの望みが結婚だと知り驚いたボンサムは心に決めた女がいると断るが、ケトンは望みを聞き入れないなら殺すと迫る。松坡馬房の権利書を手に入れたボヒョンはソクチュに買い取りを求める。

姉であることを知らせず恩師を罠にはめた悪女としてボンサムにソレを川に投げ入れさせるソゲ。金で買われた妻と割り切っていたソリンにまさかの一目ぼれ宣言ソクチュ。確かに老人が恋に落ちてもいい。ケトンの妻にして宣言といいここでまとまればめでたしめでたしだったのに。

ケトン役の キム・ミンジョン を最初に見たドラマが ヒョンビン 出演の『アイルランド 』で怪しげな女優からスターダムに駆け上がっていく女性を演じていた。目力が強いから上昇志向の女性を演じるとぴたりとはまる。

第16回 人生の転機
辛家大客主の番頭メン・グボムは馬房の財産を差し押さえて5日以内に明け渡すようボンサムに命じる。馬房が破産の危機に直面する中、金策を諦めかけたボンサムだが、父の言葉を胸に奮起し、金の工面のためにソクチュを訪ねることにする。ソクチュと直談判したボンサムは、ある条件を課される。一方、野心を抱きボヒョンの屋敷に出向いたソゲは、昔ボヒョンを救った恩を盾に自分を雇うように申し出る。国師堂(ククサダン)で目を覚ましたケトンは、ボンサムを手に入れることを誓い、“メウォル”として巫女となる決意をする。

雷の中で自分を殺せと叫んでも気づいたら逃げまくったお堂と鈴を持つ巫女の運命に戻ってくるケトン。三度名を変えてボンサムを追う。ソリンを妻として愛そうとしたりソクチュがいい人で第二のボンサムの師匠&壁となりそうな予感。ソゲはずっとずる賢いキャラ路線なのか。

第17回 年貢米運搬への懸け
ソクチュに裏切られ、怒り心頭のボヒョンは屋敷にメウォルを招き入れる。そこでソゲは巫女となり様変わりしたケトンに再会するのだった。一方、年貢米の運搬を任されたソクチュは、船員として松坡のならず者を雇おうとするが失敗してしまう。それを知ったボンサムは、ソクチュにならず者を必ず運搬船に乗せると約束し、代わりに20万両を貸すよう求める。そして、ならず者の頭目に会いに行ったボンサムだが…。

このドラマ死んだと思った人が再登場するが今回は退場と思っていたマンチとパングムが松坡の元締め夫妻として登場。やはり斧が決め手か。「お前はソゲに勝てない」この言葉で番頭グボムを敵に回してしまったソクチュ。横流しを拒否されたボヒョンも敵に。ソゲとメウォルの対ボンサムタッグ結成。

第18回 出立祭
船団長として運搬船に乗り込むことになったボンサム。そんなボンサムの前に監査官としてソゲが現れる。ボンサムが目障りなソゲは因縁を感じていた。年貢米運搬の無事を祈願する出立祭が行われ、巫女として壇上に上がったケトンは、ボンサムが心に決めた女はソリンだと直感する。一方、出立祭を抜け出したソリンが、ボンサムと人影のない場所で抱き合っている姿をグボムと目撃したソクチュは…。

船団長、監察官、旅の安全を祈る巫女、大行首の妻、ソゲ&ソリン&ボンサム&メウォルが一堂に会する回。そんなに視線を逸らしたり場を離れてたら見つかるよ~と思っていたら一番見つかってはいけない相手に見られてしまうボンサム&ソリン。グボムの嘲笑を聞いてしまうソクチュのお仕置きが怖い

第19回 口が招いた災い
年貢米の横流しを企むボヒョンは、全ての責任をボンサムに負わせ、船上で殺すようソゲに指示をする。ソクチュが後継ぎを作れないこと知ったグボムがあざ笑っていることを知り、ソクチュは怒りに満ちていた。さらにボンサムとソリンの関係に気づいたソクチュは、ボンサムに書信を届ける。ソリンを助けたいボンサムはソクチュの元を訪ね、全ての責任は自分にあると告げるが、ソクチュは毒酒を飲むように言う。死を覚悟して杯をあおったボンサムは、目覚めるとソリンと2人きりで部屋に監禁されていた。そこへソクチュから年貢米運搬船に乗り込めとの伝言が届く。

侍女を縛るつもりだった縄で自分を縛らせその夜妻とボンサムを二人きりにするソクチュ。何のプレイ?体の一部を切り取ったり舌を切り取ったり商人の掟と言えどやりすぎの感。メウォルが感じた不吉な予感はボヒョンとマンチが下したボンサム抹殺指令。呑気に寝ている場合ではないのでは。

第20回 海賊の正体
2か月後、運搬船は各地で年貢米を積み込み、群山(クンサン)の港に到着。出迎えたボヒョンはボンサムと部下たちに酒を振る舞い、ソゲにボンサムを始末するよう命令する。ボンサムは酒に酔う船員たちに警備を怠らないよう叱責するが、その時、海賊が現れ…。奪われた年貢米を取り返すべく海賊のアジトに1人で乗り込んだボンサムは、死んだと思っていたソンジュンと再会する。ソンジュンは海賊の頭目となっていたのだった。さらに、そこで行商人の裁きを下したはずのハクチュンの側室をソンジュンがかくまっていることを知り、ボンサムは怒りを爆発させる。その頃、子を宿したことを知ったソリンは辛家から逃げる支度をするが、ソクチュに見つかってしまう。

はい、死んだと思っていたのに生きていた人ソレ&ソンジュン登場。ソリンの妊娠を知っても動じないソクチュ。最初からそのつもりだとすれば気持ち悪い。皆が怪しい怪しいというのに昔の関係でソゲを信じるボンサム(主人公特性だから)。ソリンの妊娠に怒りが止まらないメウォル。カップルに危機

第21回 消えた年貢米2千俵
海賊と内通した罪で捕らえられたボンサム。ソレはボンサムを助けるべく、ボヒョンに裏帳簿を届けるようソンドルに伝え、ソンドルは早馬を走らせる。ソクチュの耳にもボンサムが海賊と内通し、年貢米2千俵を奪ったことが伝えられる。その頃、ボンサムたちは無実の罪で拷問に遭っていた。

ボヒョンが日本に横流しした分も含めて米泥棒の汚名を着せられてしまったボンサム。これだけ酷い目にあってもまだソゲを信じるのか。姉とわかるまでのソレへの暴言が酷かった。姉弟の幸せな時間はわずかなのに。商人としての心得をいろいろ話してくれるソクチュ。口は軽いし単純だが泣かせるドリ。

第22回 つかの間の喜び
それを知ったケトンもまたボンサムの命を救うため、ボヒョンに会ってボンサムを放免するように仕向けるのだった。無罪放免となったボンサムは、晴れて姉のソレと再会する。しかし喜び合うのもつかの間、ボンサムの命を狙うソゲが火縄銃を放つ。自分の身代わりに姉が命を落としたとソゲから聞かされたボンサムは、運搬船が港に到着しても悲嘆のあまり酒を飲み泥酔しきっていた。一方、大行首としての立場が危うくなったソクチュ。そんなソクチュの弱みにつけ込んだボヒョンはソゲを辛家の番頭に迎えるよう迫る。

メウォル、ソリン、ソレ、愛する女性達からそれぞれ救いの手を差し伸べられるハーレム状態なのに姉を失ったショックで酒浸りになるボンサム。反対にソゲはメウォルの後ろ盾も得て六矣廛の大行首への足掛かりをつかむ。パク・ウネはやっぱりきつい役より涙ぽろぽろこぼす役の方が似合う。

第23回 扁額に誓った再出発
悲しみが癒えないボンサムは、ソレが守ってきた千家客主の扁額を見ながら父の遺言を思い出していた。莫大な借金を抱えたボンサムは、ソゲに1年以内に返済することを約束するが、大金を稼ぐために頭を悩ませる。そんな時、平康(ピョンガン)のファン客主が元山(ウォンサン)までの雪花紙(ソルファジ)の運び手を求めているとの知らせを聞いたボンサム。ソクチュから大金を稼ぐための教訓を得たボンサムは、命懸けで険しい道を進む覚悟を決める。

いやそもそもソレが河に沈んだ時扁額はどうしたんですかとか野暮な事を聞いたらいけない。惚れた弱みでソリンの頼みを断れず向上心豊かなボンサムの質問に商人として真摯に答える所はいい人のソクチュ。マンチの仲間を抜けボンサムの所で働く宣言をした若衆の行動が任侠の世界。

第24回 勝ち得た信頼
ボンサムが海賊に年貢米を奪われたとソゲから聞かされたファン客主だったが、ボンサムの熱心な説得に心を動かされる。そんな中、ボンサムがオスの息子だと知ったファン客主は驚きを隠せない。ファン客主はオスが処刑された時の義州の役人だったのだ。オスの人柄に惹かれていたファン客主はボンサムに雪花紙の運搬を任せることに決める。そして、ボンサムはオスの死の真相をファン客主に問い詰めるのだが…。

真面目で頑固な父のDNAを受け継いだボンサムの説得がファン客主の心を動かし雪花紙の売買を任せてもらうことに。この頃の商売は運送も込みで利益に足すのか。ソゲはメウォルを好きだが家族扱い、メウォルはボンサムを好きだが妹扱い。父を陥れた相手を突き止めたいボンサムだが。

第25回 峠越えの秘策
雪花紙(ソルファジ)を担ぎ、プンドゥン峠のふもとに到着したボンサム一行は、峠越えの機会を窺っていた。ソゲはソクチュの甥でプンドゥン峠の山賊シン・ガプスにボンサムの命を奪うよう取り引きを持ちかける。そんな中、一寸先も見えないほどの濃い霧が山に立ちこめる。その時を待っていたボンサムは仲間たちを引き連れ、峠越えに挑む。一方、霧が出たと聞いたガプスもまたボンサムの狙いに勘づき、捜索を始める。

いや待てそんなに国中にチョン客主信奉者がいるのか?シン・ガプスの部下にチョン客主のかつての部下が3人も。ケトンの祈りを聞いてしまったソリンは彼女の思い人がボンサムだと知る。ボンサムの追及を言い抜けるがまんまと雪花紙を運ばれてしまうソゲ。

第26回 プンドゥン峠の黒幕
雪花紙が元山(ウォンサン)に向かっていると聞いたソゲは急いで元山に向け出発する。そんな時、プンドゥン峠を封鎖していた黒幕がソクチュだと知ったボンサムは漢陽(ハニャン)に戻りソクチュを問い詰める。しかしソクチュは六矣廛(ユギジョン)を守り、王室の財政を支えるためだと開き直り、ボンサムに利権を与える代わりにプンドゥン峠の開通を諦めるよう迫る。同じ頃、元山の開市場(ケシジャン)で雪花紙を売るドリたちの前にソゲが現れる。

父と姉の忘れ形見千家客主の扁額を部屋に飾り華やかな六矣廛の大行首の道より父の教えた商道を守る決意をするボンサム。同時にソゲとソクチュ二人を敵に回すことに。舌を斬られた元番頭の通訳をする男性はずっと付き従うのか。赤ん坊の父親を偽り涙するソリンと身に覚えがありすぎるボンサム。

第27回 大行首の逆襲
プンドゥン峠を自由に行き来することができるようになったが、六矣廛の買い占めのせいで物資を仕入れられず、不満を募らせる行商人たち。彼らに詰め寄られたボンサムは、なんとしても品物を仕入れると約束したものの、手立ては浮かばない。一方、妊娠中毒と診断されたソリンを診るケトンは、ソクチュの妻でありながらボンサムに想いを寄せ身ごもったソリンに対し、涙を流しながら憎しみをぶつける。ボンサムはソゲにひざまずき、物資を回すように懇願する。そんなボンサムにソゲは使いを送り、あることを伝える。

ソリンの子供の父親がボンサムだと知らないケトンだがその事実を知ったらよけい彼女を憎むようになるのでは。峠を越えても客主達の買い占め作戦でボンサムピンチ!まさかのソゲのデレで絶体絶命のボンサムに救いの手が。闇取引で儲けている桑村の村長は生糸を売ってくれるのか。

第28回 接長選挙への道
途方に暮れていた行商人たちはボンサムのおかげで生糸を仕入れることに。京畿(キョンギ)道任房(イムバン)の接長(チョプチャン)選挙が行われることになると知ったソンドルは、ボンサムに選挙に出るよう勧め、馬房(マバン)の債権者たちも立候補するよう願い出る。ボンサムが選挙に出ると知ったソクチュは六矣廛で会議を開く。ボンサムが開市場で買った西洋の飴をケトンから受け取ったソリンは、自分の置かれた境遇を一人嘆いていた。ボンサムに飴を返し、自分の想いを胸に秘めるべきだと言うソリン。さらにソクチュと争うボンサムの身を案じるソリンはお腹の子のためにも接長選挙を辞退するようボンサムに懇願する。その言葉の真意を確かめようとするボンサムだが、そこへ2人の会話を聞いていたソクチュが割り込んでくる。

敵に塩を送るならぬ恋敵にボンサムが渡せない飴を渡してしまうケトン。拒絶するかと思いきや持って走り去りましたぜどうします。ケトンが「あんたたちいつまでも未練がましくやってないで」みたいなこと言うんですが今回は激しく同感しました。

第29回 選挙の行方
ソゲを当選させるため各地に大金をばらまくソクチュと、それに対抗すべく遊説に向かうボンサム。その先でソゲ陣営と出くわし、いざこざから乱闘騒ぎが起こる。ソゲ陣営の賄賂が見つかるが、ソンドルは後頭部を殴られ失明の危機に陥ってしまう。そんな中、演説が始まり、あるべき任房の姿と抱負を語って熱烈な支持を受けるボンサムに苛立ちを隠せないソクチュ。その後、ついに選挙結果が発表されるのだが。

接長選挙で忙しいのに人妻ソリンに「子供は自分の子では?」なんてソクチュに見つかったらヤバイ手紙を目につき易いドリに託すなんてうっかりが過ぎる。「殺してやる」と言ってた割にはすっかりボンサムのシンパと化しているマンチ。始終ニヤニヤ笑いしていたソゲの目論見通り逮捕されるボンサム

第30回 救いの手
牛皮密売及び牛の闇処分の罪状で広州(クァンジュ)府の獄につながれたボンサム。無実を証明できぬまま拷問を受けるが、ボンサムの命を救いたいケトンは裏でボヒョンに手を回し、ボヒョンのどんな命令にも従うと頭を下げるようボンサムを説得する。一方、ソリンもまたソクチュに泣きつくようにボンサムを助けてほしいと願い出る。

獄中のボンサムに手作り料理を届けるなんてソクチュが怒りそうな事をするソリン(ほらー)。あんなに平然としている所を見ると借胎って一般的?今回は薬を口移しで渡したのにソリンと間違われたりボヒョンに根回ししたのにボンサムが蹴ったりケトンが可哀想でそんなケトンに恋するソゲも可哀想。

第31回 成功への鍵
ボンサムを助けると約束したソクチュは、広州府長官ミン・ヨンモクに書信を送るのだが。六矣廛による干しダラの買い占めが続く中、ボンサムは独自に干し場を作り、行商人に干しダラを供給することを提案する。そんな折、元山の開市場でソンジュンらと偶然再会したボンサムは、かつてタラ漁の大船主だった男を紹介してもらう。一方、ソリンが陣痛の兆候を見せる中、ソクチュはケトンに出産の介助を任せ、ある薬を託す。その頃、ソゲはソリンのお腹の子の父親がソクチュではなくボンサムであると知る。

 知らない女性に抱き着かれて痴漢扱いされるわ「金で始末をつけろ」と言われるわ散々な目にあうソクチュの番頭。手違いでボンサムを釈放することになり「古い時代が終わり新しい時代が来るのか」と慨嘆するソクチュ。借胎がどんどん広まって機密保持ができないシン家。ソンドルメガネデビュー。

第32回 命懸けの出産
ソクチュに子供を奪われ、ソリンが殺されると伝えられたボンサムは、急いでソリンの元へ向かう。一方、辛家(シンガ)大客主では、お産の途中でソリンが力尽きて失神してしまう。その頃、ソンドルたちはソリンを辛家から連れ出そうとある計画を実行するが、ケトンに見つかってしまい窮地に陥る。そこに居合わせたソゲがケトンの行く手を阻み、ソリンを連れ出すことに成功したソンドルたちは急いで松坡(ソンパ)に向かう。

ボンサムとソリンの秘め事が仲間達にもカミングアウトされついでにパングムも話せた!と皆びっくり。高齢出産で危ない妊婦を揺れる葛籠に入れ不安にさせたり何やってるんだ商人ズ。ソクチュに後継者が生まれては大行首になれないソゲの行動がボンサム達を助けることに。回り回ってケトンの元へ。

第33回 息子の誕生
国師堂(ククサダン)で出産することになったソリン。ボンサムに頼まれお産の準備をするケトンは、ソクチュから受け取った薬を手に「出産直後の女人に使うな」と言った医官の言葉を思い起こしていた。一方でソクチュは、自分の手に息子を取り戻すことに執念を燃やしていた。そんな時、ついにソリンに息子が生まれる。息子が生まれたと伝え聞いたソクチュは国師堂へと急ぐが、その時ボヒョンが辛家を訪ねてくる。松坡へ行ったソクチュは息子のユスを連れ帰ろうとするが失敗してしまう。

ソリンを殺そうとしてもウォルに毒殺を阻まれ天を仰ぐケトン。そりゃ子供も生まれソリンも一緒なら「俺の事は諦めてくれ」くらい言えるわなボンサム。馬房の人達がせっかくいろいろ考えて準備してくれたのに文句言ったらだめだよウォル。ソクチュの寛大なる申し出も真っ当なのボンサムには効かず。

第34回 父親としての決心
ユスをソリンに託し、ヨンデ谷に向かったボンサム。そこには“千家(チョンガ)タラ干し場”と扁額が掲げられていた。しかし、ヨンデ谷は晴天続きで極寒の中でこそ上物になる干しダラは異臭を放ち始めていた。その頃、王妃ミン氏に謁見したケトンは、世子(セジャ)が病であることを言い当て、回復のために雪岳(ソラク)山で百日祈祷を行うことを約束する。干しダラ作りに成功したボンサムは、干しダラを3両で売り出すことにする。そんな中、辛家大客主が高級品として名高い元山の干しダラを2両で売り始めたとの知らせがボンサムに入る。債務を巡りボンサムの身分証を取り上げ、商いをできないようにしようとするソゲに、ボンサムは正々堂々と商いの腕で勝負しようと告げる。

ドラマで初めて王宮登場し朝鮮末期を感じさせる。そして病気の世子を心配する心優しく美しき王妃は悲劇の閔妃。腐るタラを嘆くボンサムの前に降ってくる雪は天の答えのよう。幼い頃反抗的だった割には父の教えに倣うボンサムの「正々堂々商いの道で戦おう」という訴えは一蹴され安売り合戦に。

第35回 客主の結婚
窮地に立たされたボンサムは、千家の干しダラを売るための策を練る。千家タラ干し場では、ボンサムとソリンの結婚式が執り行われることに。そこに居合わせたケトンは動揺を隠せない一方で、ソリンに対する憎しみを募らせる。そんな中、マンチとパングムが干し場にやって来て、ソンジュンと再会する。一方、干し場の場所を捜すソゲに、ケトンは場所を教える代わりにソリンを殺すよう頼む。そしてソゲは群山(クンサン)で年貢米を奪った海賊を捕らえる名目で討伐隊を干し場に送り込む。

ほらーだから大事な所を斬るから。斬った側が「水に流して」と言ってもな。とはいえ意外と兄貴思いだったマンチ。ソクチュの庇護なしで自ら権力を手に入れてボンサムを手に入れる気満々だったのに結婚式で恋敵の付添人を務めるどこまでもM体質でそれ故に恨みが殺意に変わってしまったケトン。

第36回 守るべきもの
干し場に討伐隊が押し入るが、ソンジュンは干し場を守るために自ら名乗り出る。苦労して作った干しダラを全て失ったボンサムは途方に暮れるが、連行されたソンジュンの後を追う。一方、討伐隊がソゲに成功を報告する様子を見て、すべてソゲの策略だと直感したソンジュンは、ボンサムを守るため、ソゲを道連れにして崖から飛び降りてしまう。それを見たボンサムはソンジュンを助けに向かうのだが。

折り返しを過ぎパングム、ソンジュンと松坡馬房縁の二人が姿を消す。ボンサムは兄と慕ったソゲと決裂、ケトンもボンサムを助けるのをやめソリン憎しに傾く。あんな高所から落ちてどうして生きてるんだソゲ。片方死んでるのにおかしいだろ。ソリンはボンサムを助けるために息子を渡すのか。

第37回 返済期限
返済期限が迫る中、干しダラを失ってしまったボンサムはソンドルに松坡馬房やタラ干し場を託す。返済できなかった時の約束としてボンサムはソゲに身分証を差し出す。その時、干し場から姿を消していたマンチが現れる。一方、パングムが自分の身代わりに殺されたことに気づいたソリンはケトンが黒幕だと確信するが、ケトンはしらを切り通す。そんな中、全羅(チョルラ)道で千家の干しダラとして粗悪品が出回る事件が発生する。

第7回から始まった松坡馬房権利書どこいった問題が37回でやっと解決長かった!その間にボンサムは結婚して子供もいるし。「パングムは自分の身代わりで殺された?」疑惑をソリンがボンサムに話していれば歴史のIF回。ボンサム没落の企てが悉く失敗し知恵袋のソゲも解雇したソクチュ凋落の兆し。

第38回 百日祝いの宴
ボンサムが干しダラの粗悪品の真相を確かめるため全羅道に発った後、松坡馬房に来ていたケトンはソリンが部屋を出た隙にユスを連れ去ってしまう。ユスを取り戻したソクチュは喜び勇み、ボヒョンやギョムホ、六矣廛の客主を招いてユスの百日祝いの宴を開くことにする。しかし、そこへソリンやマンチがユスを取り戻しに辛家に押しかけてくる。すべてはソクチュを陥れるためにソゲが仕組んだ罠だったのだ。

坊ちゃんが攫われた!と馬房の皆が棍棒片手に国師堂や大行首の屋敷に押し掛ける。あちこち動かされるのにおとなしい赤ちゃんが生まれながらの役者。権力と財力を持っていたのに後継者に拘ったばかりに商人の王の座から滑り落ちるソクチュ。ミンギョムホは後に非業の死を遂げる閔后の義兄だったか。

第39回 真冬の毒蛇
ボンサムの留守中に松坡馬房(ソンパマバン)を訪ねたケトン。ソクチュの地位が失墜したのはソリンのせいだとケトンが責め立てていると、そこへボンサムが帰ってくる。ソリンへの憎悪が増したケトンは、ソリンを殺せば大行首(テヘンス)に就かせるとソゲに約束する。松坡馬房に取り引きを望む元山(ウォンサン)客主たちがやって来て、願ってもない話に喜ぶボンサム。一方、ソリンは客主たちに振る舞う食事の準備をしていたのだが。ソリンが毒蛇に噛まれて意識が朦朧とする中、ボンサムに頼まれソリンを看病するケトン。そんな中、ソリンの容体が急変する。

皆の前で面目を潰されたソクチュが落日の日々を送り千家客主には客主が殺到。折り返しを過ぎて重要人物が次々と姿を消す。まずは4大主役のソリン。何度もケトンの決心を確かめようとするソゲが優しすぎる。人を殺す殺さないは分岐点。二度と戻れぬ道に踏み出すケトンの修羅の回。

第40回 別れの挨拶
一方、辛家(シンガ)大客主ではソゲに裏切られ怒り心頭のボヒョンはソクチュと手を組み、ソゲを処罰しようとしていた。そこへ最愛の妻を殺したのはソクチュだと考えたボンサムが斧を手にして辛家に押し入ってくる。ボンサムは自分がソリンを殺したと言うソクチュに斧を振りかざす。ソリンの夢を見ていたボンサムは眠りから覚め、ユスを連れてソリンの墓の前で再起を誓う。

眼が座り名を連呼しながら斧を持ちシン・ソクチュ邸を目指すボンサムがただの危ない人だ。はずみで壊した息子の衣装を見て我に返りこの人ではないと思ったのか。いろいろ見ていたウォルの宣戦布告。閔后の義兄が意地汚くソクチュに迫り後継者にボンサムを選んだ模様。次はソクチュの退場か。

第41回 開港の時代
元山客主が物を売らずに商売が滞っていると聞いたボンサムは急いで元山に向かうが、開港した元山に日本の商人が大挙して押し寄せている様を目の当たりにする。対策を立てられず頭を悩ますボンサムの前に、辛家大客主の書記ヤンボムが訪ねてくる。一方、ソクチュはソリンの侍女ウォルを辛家に呼び出す。ソクチュがウォルに全財産を預け、ボンサムに渡そうとしていることを知ったソゲやギョムホはウォルの捜索を始める。

ソリンを失い急に老け込むシン・ソクチュ。ボンサムからも追慕の念があったと見抜かれる。何かと言うとたとえ話を始めソゲに「またかよ」という顔をされていたソクチュの話は実は後から聞いておけばよかったことばかりなのだよソゲ。開港によりやってくる日本商人は悪人設定。

閔后の義兄ミン・ギョムホ(中の人は『宮廷女官チャングムの誓い』 の中宗)が商人にゆすり集りを働く悪徳官僚に。硯とかシン・ソクチュに投げつけ。打ち所が悪かったら死んでる。後半はウォリーならぬウォルを探せの回。訳がわからず捜索に乗り出すボンサム。後半のキーパーソンミン・ヨンイク登場。

第42回 手形の行方
元山にいるボンサムはウォルが追われていることを知り、急いでウォルを捜しに向かう。ギョムホはソクチュの財産を没収すべきだと王妃に進言し、自らの手中に収める外堀を固める。そんな中、ウォルは馬房の仲間たちの助けを借り、厳重に警備された京畿(キョンギ)道からの脱出を試みる。ウォルを捜す途中、元山客主たちが日本の商人と米の闇取引をしているところを目撃したボンサムは、役人に届け出る。一方、ウォルは山中でソゲに追いつかれ、手形を奪われそうになる。そんな時、山賊に襲われ、手形を燃やされてしまう。それを見たソゲは愕然とする。

ソクチュの手形を手に入れた者が次の六矣廛の大行首になるとあってソゲとグボム、そしてウォルを探すボンサムの三つ巴の争い始まる。燃やした手形をグボムとソゲに見せてすり替えた手形を入手するボンサム。一躍お金持ちになるユス。閉門になりトイレにもいけず食事は粥で弱るばかりのソクチュ。

第43回 燃えた全財産
翌日、ウォルが連れ去られたにもかかわらず、マンチと馬房の人々が酒盛りするのを見かけたソゲは、一杯食わされたことに気づく。ソクチュの手形がボンサムの手に渡ったことをソゲから聞かされたギョムホはソクチュに財産の受け渡しを要求するが、ソクチュは頑として拒否をする。部屋にボンサムを招き入れたソクチュは、地球儀を見せ、どれほど世界が大きいものなのかを説く。そこへ血相を変えて入ってきたケトンは、ソクチュに秘密をバラさないように涙ながらに頼み込む。そして、最期を悟ったソクチュは過去を思い起こしていた。

大商人ソクチュの財産強奪に意欲を燃やす美しく恐ろしい閔后とその親戚たち。生意気だと反発していた割には通りすがりにケトンにチューしていくヨンイク(恋の予感?)。折角もらったんだから手形を貰って商人のため使えばいいのにちょっとボンサムが堅苦しく感じられてきた。

やっぱりもっと言っていい?一千万両の手形を手堅くソクチュに返しにくるものだからほらー業突く張りの閔后一族が押し寄せたじゃないか。ウォルの決死の逃避行はどうなる。燃やした金を商人のために!ケトンの行為を知りながらもボンサムに言わず朝日を見ながら死んでいくソクチュオンステージ。

第44回 真実を知る時
父親を死に追い込んだ張本人がソゲだと知ったボンサムは、ソゲに殴りかかる。ボンサムはソリン殺しについて問い詰めようとした瞬間、後頭部に激痛が走り意識を失ってしまう。元山開港後、ギョムホは日本の商人との交易によって私腹を肥やそうとたくらむが、都承旨(トスンジ)のミン・ヨンイクは、自由交易は時期尚早だと反対する。それを見たソゲはギョムホに宣恵庁(ソネチョン)の倉庫にある年貢米を自分に回すよう頼む。

遺体放置の元大行首。墓で感無量にいろいろ話すものだからほらー昔の悪事がボンサムにばれてしまう。ソリン殺しまで疑うが真犯人はすぐそこに!ボンサムも疑いを?ミン一族の中でただ一人まともそうなヨンイク。日本人は韓国人の米を買いあさる悪者設定。ここからずっと日本人は悪役(とほほ)。

第45回 血染めの殺生簿
ソゲの企みを知ったボンサムは事前に手を打つことに。年貢米を奪われたソゲは、ケトンが裏で手を引いていることを直感し、問い詰めに行く。その頃、接長(チョプチャン)の座が空いたことで再びボンサムを推す声が行商人の中で高まっていた。行商人たちに影響力を持つボンサムを注視していたヨンイクは、行商人を引き連れ自らの傘下に入るようボンサムに求める。そんな時、漢陽(ハニャン)で兵が反乱を起こし、大騒動となる。反乱を起こした兵たちがソゲや高官たちを殺そうと宮殿に押し入り、ソゲたちは必死に逃げ惑う。

隠れていたことでケトンがソリンの死に関わっていたことを知るソンドル。これがなければ後半の愛憎に巻き込まれる事はなかったのに。ソゲと決別宣言するケトンだが自分の罪まで被ってなんてちょっと都合よすぎない?自分を思ってくれる相手と添っておいたほうがよかったと後悔する時が来るのに。

第46回 反乱の末に
なんとか国師堂(ククサダン)に逃げ込んだソゲだが、先に中にいたヨンイクに閉め出されてしまう。反乱に参加していた馬房の仲間たちを捜し回っていたボンサムは、兵たちに殴り殺されそうになっているソゲを見つける。そしてソゲの身柄を引き取りたいと申し出たボンサムは、ソゲを行商人の裁きにかけることを約束する。

宮中に兵士が入った紛れもないクーデターで王妃の兄ミンギョムホも横死。父の願いを叶えたと思ったら政変で商人の積年の恨みを買いあっという間に奈落に落ちるソゲ。第3回客主オスが兄貴分サンムンを裁いたように息子達が同じ立場に。ソゲが真実を言う事に期待するウォルと心配でならないケトン。

第47回 裁きのあとで
行商人の裁きにかけられることになっても抵抗を続けるソゲ。ボンサムはソゲの罪状を読み上げ、死刑を宣告する。国師堂に出向いたソンドルは、直接ボンサムにソリン殺しの真実を告白するようケトンを諭す。そこで身を潜めて2人のやり取りを聞いていたヨンイクは、ソンドルが両班(ヤンバン)出身だと確信する。そんな中、ミン氏と大院君(テウォングン)との争いが起こり、任房(イムバン)ではボンサムとソンドルの意見が対立する。

オスは悪縁を断ち切るためにソゲの悪事を飲み込んで処刑されたのに再び息子同士が裁く/裁かれる関係に。この男らしからぬソリンへの愛で罪を被り死んでいく。ソゲ死後って自覚的な悪者がいないからややドラマが小粒に感じられる。あとはせいぜい小悪党的な。

第48回 親友の裏切り
ヨンイクに宜寧(ウィリョン)ナム氏の系譜を見せられ、大義を守るよう言われたソンドル。ヨンイクの指示を受けたソンドルは、ボンサムに黙って行商人を動員してミン氏を守る行動に出る。翌朝、それを知ったボンサムは規律を破ったソンドルを責め、任房の役員証を返納させる。そして親友の離反行為に胸を痛めつつもソンドルに罰を与えることを決める。そんな中、ボンサムはソンドルが両班出身であることを知る。

両班に返り咲きたいというより一族皆殺しの家門再興への思いが勝ちヨンイクにつけこまれたのでは。棒叩き20回やって20回目が危険な頭にあたってそれで笑って許してなんて甘いよボンサム。金に汚かったボヒョンは執着心のせいで身を亡ぼしグボムの大行首も夢と消える。というか大行首不運続き。

第49回 受け入れの覚悟
騒乱が沈静化し、ケトンは身を隠していた王妃を迎えに行く。功を上げたケトンは王妃から“真霊君(チルリョングン)”に報じられる。一方、ヨンイクの屋敷で療養していたソンドルは、ナム・ソニュとして生きることを決意する。真霊君となったケトンは両親と再会するも巫女であることを疎まれ、見捨てられてしまう。そんなケトンを哀れに思ったボンサムは、どんなことがあろうとも自分のそばにいたいのかとケトンに問う。大行首となったソンドルと対立することになったボンサム。一方、ケトンはボンサムと結婚したいと王妃に申し出るが、一蹴されてしまう。それでも諦めきれず、許しを請おうと雨の降る中、宮殿の前に座り込む。

自分が殺した女性の息子を育てていけると思っているならおめでたいよケトン。雨の中ぶっ倒れるまで許しを請う真剣さに報いて幸せがきそうだがそうは問屋が卸さないソンドルとヨンイクとウォル。巫女は王家を守るための人柱みたいだな。原則論だけではだめな気もするんだよねボンサム。

第50回 妻の死の真相
松坡馬房を訪ねたソンドルは、ウォルを通して約束の時間にボンサムをソリンの墓の前に誘い出す。その夜、ボンサムがウォルに連れられていくと、そこでソンドルとケトンが何やら話をしていて。朝鮮流水(ユス)組合商会の店開きをするボンサム。一方、ソンドルはケトンとの結婚によって人参の売買独占権を認める黄帖(ファンチョプ)がボンサムの手に渡ることを防ごうと画策する。開店式が始まって間もなく日本の商人との間にいざこざが起こり、客主が殺されてしまう。

ボンサムとケトンからグーパンチもらうソンドル痛そう。ソリンの無念を晴らしたかったが悲しそうな客主は見たくなかったウォル。ソリンもソンドルも去り唯一信じられるケトンの所業を知り逆利用しようと考え乾いた笑いであしらうボンサム。開店式に怒鳴り込み鉄砲をぶっ放すザ・悪役日本商人。

第51回 任房の危機
乱闘騒ぎの中、日本の商人に死者が出たことで外交問題に発展し、追われる身となったボンサム。そんなボンサムはケトンの屋敷に身を潜めるのだが…。ソンドルは自分の企みでボンサムが死刑の危機に直面していることに動揺するが、なす術がない。巷では任房が閉鎖されそうだとの噂が流れ、行商人たちは団結してこれに対抗しようとする。一方、銃で撃たれ重傷を負ったドリが義禁部(ウィグムブ)の獄中にいることを知ったボンサムは、危機を脱するために自ら出頭することを決意する。そんなボンサムは決起した行商人たちを止めるようソンドルとヨンイクに頼まれる。

あんなにはっきりと「チョン・ボンサムを殺しに来た」と事実上の自白を行ってるのに捕まらない日本商人相変わらずの悪役。命綱の黄帖も燃やし退路を断って自ら出頭したのに商人の蜂起が止まらない。巫女にもボンサムの妻にもなれない行き場のないケトン。韓ドラお約束の悪人因果応報。

最終回 行商人の精神
ボンサムが絞首刑を言い渡されたことを知ったケトンは王妃に哀願するが、聞き入れてもらえない。自分の過ちでボンサムを死に追いやることになり苦しむソンドルは、獄中のドリを呼び出す。一方、ドリが釈放されることになり、ボンサムは喜んで送り出す。そんな時、ボンサムの元をケトンが訪ねてくる。15年後、近代化が進む朝鮮ではソンドルが鉄道事業を進めるために土地を買い進めようとするのだが…。

ドリの身代わりとソンドルとケトンの友情&愛情により命を救われたボンサムが鉄道が出来行商人が消えゆく運命にある中千年続いた商人魂を説く。確かに交通機関の発達で集団で商団を組む必要はなくなった。ケトンは病でやがて亡くなりソンドルは裏切者扱いされて銃で撃たれる勧善懲悪。


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最終更新日  January 4, 2022 12:00:19 AM
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