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はるさん@ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) 「こけた」そうですがその後膝はいかがで…
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まあちゃん9541 @ Re[1]:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) 志津ママさん > 私もよくこけるので他人…
志津ママ @ Re:ものの見事に、こけた、こけた!(03/22) 私もよくこけるので他人事ではない(汗)…

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2005.01.12
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巨額投じても残る危険 というタイトル目に入った。サブタイトルに 土建型 と題してとても興味深いことが書かれていましたので、そのまま引用させて頂きます。

 昨年の紀伊半島沖地震、相次いだ台風。芦屋浜シーサイドタウン(芦屋市)の超高層マンションは、メトロノームのように揺れた。そのたび、建物のきしむ音が響いた。

 「今にも倒れるかと思うほどだった」。29階建ての23階。仲俣利晴さんは不安な表情を見せた。

 超高層ビルが大きく反応する「長周期振動」は、東南海、南海地震のような海溝型地震で発生しやすい。震源地から遠くにまで伝わるため、芦屋浜の場合、九州の地震で揺れることもある。周囲の住宅がじっとしている中で、超高層だけがぐらぐらする。

 阪神・淡路大震災後に完成した神戸市灘区の超高層マンションでは、3年前、ぼや騒ぎがあった。18階に住む池田弘子さんはエレベータで逃げようとした。が、上階からの乗客でいっぱいだったため、素通りされた。「災害のたびに、歩いて逃げるしかないのかねえ」

 建築学の粋を集め、眺望や利便性が人気を集める超高層ビルだが、防災上の弱点はないのか。日本建築学界と土木学会は昨年、その耐震性や非難のあり方について共同研究を始めた。

 「超高層は長周期振動の洗礼をまだ浴びていない。実際には、分からないことが非常に多い」。東京都立大学の西川孝夫教授(耐震工学)は言う。

 東南海・南海地震の揺れを推定し、コンピューター上で超高層ビルを揺らす研究を始めた。「倒れることは考えにくいが、あくまで欠陥がなければの話。設計時の想定以上の負荷が建物にかかるのはあきらか」

 エレベーターの停止時、高齢者や障害者をどう避難させるか。長時間揺れ続けると、心理的にどんな影響があるのか。未解決の課題は多い。



 戦後、都市への人口集中が急速に進んだ日本。都心のビルは空へ向かって伸び続けた。流入する人間の受け皿として、広大な住宅地が造成された。巨額を投じる「土建型」のまちづくりが定着した。

 阪神・淡路後の「防災」も、その延長にあった。壊滅した街で「安全」を掲げた再開発が進められ、高層ビルが林立した。三木市の三木震災記念講演など、巨大な防災拠点が郊外で整備されている。神戸空港も、防災拠点としてアピールされる。

 ドイツの保険会社の試算では、世界で最も災害リスクが高い都市は東京。災害の起こりやすさに比べ、街はもろく、大きな経済的ダメージを受けやすい。京阪神地域も世界4位。ニューヨーク(5位)を上回る。

 「都市の過密を解消し、地方にリスクを分散すべき」との議論もある。だが、政府は「国際競争力の向上」を目指し、そのための「都市再生」を進める。地上50階を越えるビルがそびえ立つ東京の六本木、汐留…。防災の思想は薄い。



 阪神・淡路では、10兆円といわれる被害総額に対し、16兆円以上の復興事業費が投入された。道路や港湾などのインフラは急速な復旧を遂げた。神戸市内には、国債防災機関も次々に誘致された。

 一方、防災白書などで示される都道府県別の指標をみると、兵庫は決して「防災先進県」ではない。

 小中学校の耐震化率は、全国で26位にとどまる。地震保険の加入率も、同じ26位。防災無線整備率は42位だ。

 自主防災組織の結成率は4位だが、実際には殆ど活動していないケースも多い。コミュニティーは機能を弱め、被災体験を持たない「新住民」に教訓を伝える仕組みも十分ではない。

 巨額を投じ、「安全」を目指した被災地の10年。それでもなお残る危険がある。そして、復興の過程で新たに生まれた危険もある。。。




 ここに来て急速に広がりを見せる高齢者施設集団胃腸炎 ノロウイルス について、やはり、正平調というコラムにも紹介されていましたので、感染予防ということも含めて、そのまま引用させて頂きます。。。

 37年まえ、米国オハイオ州にあるノーウォークという町で、子どもたちの急性胃腸炎が流行した。後に電子顕微鏡がとらえた犯人は、休憩のウイルスだった。

 札幌で見つかった同様のウイルスが「サポウイルス」と呼ばれるように、ウイルスは流行した地名で呼ばれることが多い。米国のこのウイルスも2年前、国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名された。

 そのノロウイルスが原因とみられる感染症や食中毒症状が。全国各地の高齢者施設で続発している。広島県内の7人をはじめ、入所者が亡くなったとの報告が各地から相次ぐ、かつてない事態である。

 ノロういるすはカキはどの二枚貝に付着することが多いという。冬に集団感染が目立つのはそのためで、始末の悪いことに人から人へも感染する。ただし通常は短期間で治るから深刻なことにはならなかった。それがなぜ、これほどのひどい状況になったのか。抵抗力ない高齢者だからか、別の要因があるのか。

 山口県で高病原性鳥印ぐる円座が確認されたのは、1年前の今日である。日本で79年ぶりの発生だから驚いた。国境を越えてウイルス禍が広がっていくようで怖かった。さらに今回のノロウイルス。ナノ(10億分の1)の世界にすむ見えない敵が牙をむき始めたような不気味すら感じてしまう。

 まず加熱。さらに手洗いを励行し、感染しやすい便などの処理に注意する。手ごわい敵との戦いに、奇手はない。ここはみんなで感染予防の大原則を守りたい。。。

ノロウイルス 。。。冬季に食中毒を起こす代表的なウイルス。生ガキなど二枚貝による食あたり症状を起こすことで一般に知られるが、保菌者が調理した食事を食べたり、患者の便を処理した際にも感染する。ほとんどが経口感染。世界中に広く分布する。感染すると24~48時間の潜伏期間を経て嘔吐や下痢、軽い発熱などの症状が出るが、通常1~2日で治る。ウイルスの中でも小さく球形のため小型球形ウイルスと呼ばれていたが、2002年、国際学会でノロウイルスと命名された。。。

 徹底した手洗い消毒が感染を防ぐのであれば、素手で使用済みのおむつを処理したりすることはどう考えても信じられないこと。私たちも気をつけなければ。





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Last updated  2005.01.15 09:12:47
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