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瀬戸内海の潮風かおる緑の中で…。
『“ウェルネスパーク五色”は、五色町が生んだ偉大な先駆者高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)を顕彰して、永く後世の人々に語り継ぐために造られた記念公園です。この公園を市民はじめ、淡路島内外の人々が訪れることで、温かい出会いとふれあいを育み、潮風と緑に包まれるひとときは、必ずや洲本市を深く印象付けてくださることと思います。
高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)は、江戸時代後期に活躍した海運業者で、明和6年(1769年)五色町の貧しい農家の長男として生まれました。特に北方に着目し、函館に本店を開設して上方への商品流通に力を注ぎました。また幕府に協力し、択捉ー国後島間の航路を開拓し、北方の漁場開拓も行いました。彼が北方で活躍していた頃、ゴローニン事件が起こり、航海中の彼はロシアに捉えられました。この機に彼は日露両国の交渉に尽力し、ついにゴローニン釈放が実現しました。江戸時代にして、日露民間外交の先駆者としても偉大な功績を残しました。50歳で郷土都志に帰り、文政10年(1827年)59歳で波瀾の生涯を閉じました。』
公園内にはこの高田屋嘉兵衛の業績と足跡を後世に語り継ぐ資料館・菜の花ホール[高田屋顕彰館・歴史文化資料館](開館 午前10時~午後5時)があり、高田屋嘉兵衛の持ち船辰悦丸などの展示も。そして、この記念碑があるのは、芝生広場に設置された葉外ステージから通じる坂道を上がったところにある夢工房の建物を更に奥へ進んだ部分。それを左へ階段を下りたところにお墓が。
案内板を建てたのと同時に植樹されたであろう木が大きくなったため、覆いかぶさるように影を作り、画像では文字を読み取ることができませんが、お墓と、葬儀を行ったお寺などを含めて、ウォーキングコースを設置しているようで、その葬儀を行ったという、淡路島七福神霊場のひとつ、長林寺へも足を運んでみることに。実際、葬儀が行われた寺のことを知ったのはこのときが初めてだったし、長林寺は無線の移動運用なども含め何度か訪れているので、その辺のことも探ってみたいと思ったから。
緑の部分に書かれた文字。コースとして組み込まれているためか、やはり長林寺でも同じのを見つけることができた。庭掃除をしていた女性に案内されるように、寺の中へと足を進め、実際に高田屋嘉兵衛のご位牌も観せていただいた。
墓地へと続く葬列は、寺へと途切れることがないくらいに大勢の人に見守られたとのことで、どれだけこの高田屋嘉兵衛が人々に愛されたかがわかる気がする。
函館市には高田屋嘉兵衛の像があるので、函館を訪れた際には是非こちらへも出かけたい。
淡路島出身ということで、何年か前「菜の花の沖」というタイトルでドラマ化されたことと関係があるのかどうか、この公園では毎年菜の花祭りが行われ、今年はたまたま例の阿久 悠顕彰モニュメントの除幕式を同じ日に行うことに決めたようだ。
車で移動するとほんの数分でお寺には着いてしまう。でもこれが葬列となるとかなりの人だったと思う。私には想像さえもできない。
淡路島出身の偉人はまだまだ居るけれど、とりあえず今日は公園の紹介ということで。
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