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母がお世話になっている施設同様、完全ユニットになっていて、現在70名が利用されているとのこと。
言葉によるコミュニケートがとれないので、手話を使ってコミュニケートできる人限定というと変だけど、手話という手段でしか人とのコミュニケートが図れない人にとってはどんなに安心できる施設だろうと思う。決して除け者にされないという安心感が大きな安らぎにも繋がると思う。
高齢者にも配慮され、車椅子のままでも入浴できる設備が整えられている。
社会福祉法人 ひょうご聴覚障害者福祉事業協会
の施設として“ふくろうの郷”が淡路島に開所されて、今年で6年になる。こういった施設は、全国で7カ所しかないために、遠くは、豊岡市、他府県からの入所者もいらっしゃるとのこと。
みんなで支え合って、『地域と生きる暮らしをつくる』ことを目的としている。
施設長のお話の中に、「例えば言葉が通じない国で、1週間、一歩も外へ出ることなく過ごすことができますか」という質問があり、結局、聴覚に障害を持っているというのは、こういうことなんだ。と改めて気付く。生まれてからずうっと音の無い世界に放り込まれるなんてこと、私にはとても想像できない。
聴覚が使えないなら、当然視覚で補うことになる。気配を感じることができないのだから、目で観てわかるような工夫がここかしこに施されている。コーナーには大きな鏡が設置されていた。道路でいうところのカーブミラーといった役割を果たす。足音さえ聞こえないのだから、それはとても良い工夫だな。と。音声による情報伝達はできないから、危険を知らせるのも赤いランプ。点滅していたら避難するという約束ができているようだ。
皆さん手先が器用で、大きな屏風にちぎり絵のように見事な絵を完成させたのや、手作りの人形なども披露された。会話手段は手話限定ということになると、黙々と作業されると思う。
まだまだ皆さんと会話できるところまでの手話は覚えていないけど、巧みに操れるようになりたい。まだまだ道のりは遠いけど、通じたら、それもまた大きな励みになると思う。
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