海外旅行紀行・戯言日記

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2006.05.06
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テーマ: 徒然日記(25171)
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨晩は端午の節句と言うことで菖蒲湯を楽しみました。スーパーで買って来た菖蒲は、切ってから日数が経っているのか、独特の香りが弱くなっている様な気もしますが、薬湯では無く縁起物だと考えて良しとすることにしました。
35年前に義父母から頂いた「兜飾り」も、久しぶりに保管箱から出して虫干しとしましたが、義父母も既に逝き、子供達も既に家を出て行きましたので、祝い祝われた当人達がいなくなって何か寂しい気がして来ました。

端午の節句は中国での屈原(くつげん)供養が起源とされており、「絶望し身投げする直前の屈原の憤怒風貌」は横山大観の名画で日本人にも知られています(重要文化財か否かは確認していませんが・・)。

インターネットでは「端午の節句」を次の様に解説しています。

屈原(くつげん)(BC340~BC278頃)中国戦国時代の強国楚(そ)の高官でした。詩人でもあった彼はその正義感と国を思う情は強く、人々の信望を集めていました。しかし、大国秦(しん)の陰謀によって失脚し、国を追われてしまいます。故国の行く末に失望した屈原は、汨羅(べきら)という川に身を投げてしまったのです。
楚の人達は小舟で川に行き太鼓を打ってその音で魚を脅し、更にちまきを投げて「屈原」の死体を魚が食べないようにしました。
このようなエピソードから、毎年命日の5月5日の屈原の供養のために祭が行なわれるようになり、やがて中国全体に広がっていったのです。国と人民に尽くした屈原の政策は、死んだ後もいっそう人々に惜しまれ、多くの粽(ちまき)を川に投げ入れて国の安泰を祈願する風習に変わって行きます。
その風習は、病気や災厄(さいやく)を除ける大切な宮中行事、端午の節句となったと言われています。三国志の時代に端午の節句は、魏(ぎ)の国により旧暦5月5日に定められ、やがて日本にも伝わって行きました。

日本で奈良時代から宮廷で行われていた端午の行事も、時代が鎌倉時代の武家政治ヘと移り変わるにつれ段々と廃れて行きました。一方、台頭して来た武士のあいだでは尚武の気風が強く、「菖蒲」と「尚武」をかけて、端午の節句を尚武の節日として盛んに祝うようになったのです。
この様な時代の変遷の中で、薬草を摘んで邪気を祓うと言う端午の行事が、男子誕生の祝いへと結びついて行ったと考えられます。5月5日の端午の節句に「鯉の吹流し」を立て、「武者人形(五月人形)」を飾って男子の前途を祝うようになったのは江戸時代からです。
やがてこの風習は武士だけでなく、広く一般の人々にまで広まって行き、町人階級も紙で作った「鯉のぼり」を竿につけて高く掲げて楽しむ様になりました。


中国古来の風習をそのまま踏襲するのでは無く、日本の国情に合わせて変化させて来ている様です。





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Last updated  2006.05.06 09:27:48
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端午の節句の起源  
とても面白かったです。
子供達にも、話して聞かせました。

(2006.05.06 14:01:29)

Re:端午の節句-屈原(05/06)  
G-pan  さん
本当に詳しく 書かれていますね。
中国から来た風習は多いですがこれのその一つですね。
桃の節句もそうなのかしら。。。 (2006.05.07 08:45:26)

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