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2002年07月31日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 例年こんなに講義数は多くないのだが、突如として集中講義を依頼されたので四月当初は週に一度、一コマだったのが、やがて一日三コマ、七月になって週に三回出講し、一日に三コマ、四コマ講義をした。この他に講演もあったので例年になく忙しく疲れもしたが、喜んでくれる学生がいてよかった。

 辻邦生の表現を借りると、何かと(人のこともあれば、学問のこともあれば、風景のこともある)「in love with」な状態、「恋仲のような状態」(辻邦生『言葉の箱』)にあれば、与えられた現実を超えることができる。生命感が高まり、喜びの感情、勇気の充実した感じを持つことができる。

 数学を専攻している友人がこんなことをいっていたのを思い出した。数学の問題を考え始めると夢中になってはっと気がついたら三日三晩が過ぎている、と。

 電車に乗っている時に今まさに日が沈もうとしていて空が赤く染まっていても見ている人はいなくて皆うつむいている。身体は疲れ果てていても、このような美しさに気づけるのとそうでないのとでは大きな違いがある。

 ある時は目の前にいる人の顔に見とれる。どうしてこの人はこんなに美しいのか、と。

 このような「自分の好きな世界」が、「ぼくたちの日常の退屈であったり、不幸なものに満ちていたりしても、モノトーンだったり、無感動だったりという現実を超えて存在して、現実に対して絶えずそれが力を与えてくれる」(辻)。

「何かおもしろいことない?」と問われると驚いてしまう。おもしろいことは不断に見出すことができるから。





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最終更新日  2002年07月31日 10時30分25秒
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Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
nyankosama  さん
子供を通じて知り合った友人達(果たして友人と呼べるのかどうかも疑問ですが)は、会ったり、お茶したりすると、子供の話しかしないんです。自分の好きな世界が子供だけなんだろうか?と思ってしまいます。子供も大切ですけど、他の話を振っても、結局は子供の話に戻ります。
私にはたくさんの好きな世界があって、そういう話をするとバカにされるか、「すごいね」で終わってしまいます。(すごくないです。好きなだけです)自分の好きな世界は自己満の世界なのかもしれませんが、ちょっとしたことでも話したときに分かってくれる「仲間」がいるとホッとします。 (2002年08月01日 00時11分31秒)

Re:Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
Ichiro_Kishimi  さん
nyankosamaさん
 子どもはいつの日か自立していくのにね。子どもに自分の人生を賭けてはいけないと思うのです。

 日記に引いた辻邦生は、夕方、マンションの屋上で雲を見たり、西のほうの富士山を見たりしていると、辻さんはやっぱりちょっと変わっている人だね、と近所の人がいうようになる、と書いています。

 ある時、エレベータの中で会ったおじいさんにいきなり「これから富士山を見に行くんですか」といわれたそうです。

 わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないのかもしれません。 (2002年08月01日 00時35分04秒)

Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
nyankosama  さん
Ichiro_Kishimiさん
> 子どもはいつの日か自立していくのにね。子どもに自分の人生を賭けてはいけないと思うのです。

そうですね。子供は親の「物」でもないんですから・・・期待してもいけないと思います。

私も近所の人に変な人だと思われているかもしれません。夜、1人で外でぼ~っと、星を見たり、月を眺めたりしていますし・・・まぁ、私の場合、他の理由もあって外に出るのですけど。  (2002年08月01日 00時58分21秒)

Re:Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
Ichiro_Kishimi  さん
nyankosamaさん
 時に(よく?)親の子どもからの自立のほうが、子どもの親からの自立よりむずかしいことがあります。

 他の人は(子どもも含みます)私の期待を満たすために生きているのではない。

 同時に、

 私は他の人の期待を満たすために生きているのではない。

 だから、自由に生きていけばいい、そう思っています。 (2002年08月01日 01時14分12秒)

Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
からくりん  さん
結婚して、16年
田舎にやって来て、はじめて
    月の美しさ 星の輝き 
    山々 花 川 自然の美しさに気が付きました (2002年08月01日 07時17分49秒)

Re:Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
Ichiro_Kishimi  さん
からくりんさん
 僕は星が降ってくるような田舎に生まれ育ちました。高校生の頃は蒸気機関車が走っていて京都まで一時間かかりましたが今は二十分でいけるようになりましたが…

 そんなところに住んでいてもある日完全な闇を体験し驚いたことがあります。学生のクラブの合宿に行った時のことです。こんなにたくさんの星があったのかと息を呑みました。ゴッホの絵に描かれる星は誇張だと考えていたのですが、まさしくあのゴッホの描くのと同じ星が頭上にあったのです。 (2002年08月01日 09時18分16秒)

Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
nyankosama  さん
Ichiro_Kishimiさん
>だから、自由に生きていけばいい、そう思っています。

私もそう思います。しかし、私の人生、そうも言ってられないような気がします。何かを始めると必ずストップがかかるように、次から次にいろんな事が舞い込みます。私には「自由」は遠い遠い夢のような話です。真の自由とはどんなことなのでしょうか?
(2002年08月01日 13時13分29秒)

Re:Re:現実を超えさせる自分の好きな世界(7/31)  
Ichiro_Kishimi  さん
nyankosamaさん
 何も障害も抵抗もない状態が自由ではありません。
 ボーヴォワールがカントを引いて、鳩は決して真空の中では飛べぬ、空気という抵抗があって初めて飛べるのだ、といっています。
 また、神谷美恵子はいっています。
「悲しみをてこにして飛躍すること。悲しみや苦しみの中になずむな、それにきよめられ、きたえられ、優しくやれよ」
 いかなる時も自分の人生がたとえうまくいっていないように見えても決してそのことを自分以外のもの、人、状況、過去などに責任を転嫁しない時、その人は真の自由の中にあるということができる、と僕は考えています。 (2002年08月01日 20時23分57秒)

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