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みなさま、こんにちは。熊本や大分で大きな地震がありました。多くの住宅も壊れ、4万人の方が避難生活を送られています。いまだに1万8000世帯で断水が続いているようです。被害にあわれた方、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。私のコスメブランドの新しいハーブ園は熊本にあり、フーズブランドの自然栽培米の契約農家さんはすべて熊本県の農家さんです。他にもお醤油、油などの食品の生産者さんも九州が中心ですし、自社の田んぼも大分県にあります。幸いにも、契約農家さんも生産者のみなさまもご無事だと確認でき、ほっとしましたが、お米農家さんの1人は、家が全壊の被害にあわれていますし、避難生活を送っている方もいらっしゃいます。九州の農家さんや生産者さんを、これまで以上に大切に、精一杯応援していきたいと考えています。ちょうど安全な生理用品や自然栽培のレトルト粥なども取扱商品にあったので、NPOを通じてすぐに現地に届けて頂くことが出来ました。復興のために協力できることを、微力ですがこれからも継続的に続けていきたいです。来月は、田植えやハーブ園のこともありまして、大分と熊本と鹿児島に行きます。こちらの支援コミュニティーサイトに、かなり情報が集約されています。被災者の方も、支援を考えている方にも参考になるかと思います。http://20160414kumamoto.wix.com/communityさて、では前回の続きです。太陽光線は紫外線だけじゃないないわけです。色として目に見える可視光線、そして赤外線など長い波長の光があります。UVより波長の長い可視光線、中でも一番エネルギーが強い「ブルーライト」は、目に悪影響を及ぼすことで知られていますが、実はお肌でも、真皮の深部にまで到達してダメージを与えることが分かってきています。照射たった1時間のブルーライトで、肌色が変色し、照射終了の3週間後まで残る色素沈着を引き起こしていたのです!ブルーライトは、太陽光以外にもスマホやPCのモニターのライトに使われているので、現代人は逃げ場のない光です。もっと長い波長の「近赤外線」は、UV-Aの5倍も太陽光に含まれていますが、さらに深く肌の奥まで到達し、細胞内のミトコンドリアにダメージを与えるため、活性酸素が発生して、シワやたるみを引き起こすそうです。近赤外線を浴びると、コラーゲンを破壊する酵素コラゲナーゼが2倍ほど増加していることが分かったそうで(´Д`)UV-Aのダメージは照射後1日後を境に減少しますが、近赤外線は照射後、むしろだんだんとダメージが増加して、3日後に倍増するんだそうです。近赤外線は太陽光以外では、テレビ、PC、赤外線カメラ、コタツからも出ています。こういう光を従来のサンスクリーンで防ぐのは、かなり難しいらしいです。頼れるのはフィトケミカルのチカラ。活性酸素による皮膚のダメージは、植物の持つ抗酸化物質であるカロテノイドやポリフェノールを塗ることでかなり防げますし、受けた後も緩和出来ます。ただ、こういう光を反射という物理的な方法で、そもそも肌の内部に入れないことが出来たら、やっぱりもっといいだろうなと。そういうことをずっと考えていたら、出会ってしまったんですよね。というか、私がずっと酸化チタンや酸化亜鉛の光活性のことやナノ粒子問題のことを本やブログに問題提起していたことを、同じようなことを考えて研究していた方が見ていて下さり、ご紹介くださったんですよね。それが、レアアースの1種である、酸化セリウムという天然ミネラルです。モンゴルで採掘された天然鉱石から精錬して取り出した炭酸セリウムを焼成したものをパウダー状にしています。従来のセリウムは硬くて加工しにくい性質がありましたが、温度コントロールによりこの欠点を解決して、なめらかで丸みを帯びた柔らかな微粒子にし、不純物が少ない良質な原料のため、とてもきれいな透明感のある白い色をしています。従来の酸化セリウムとは一味違う、使い心地の良いものを開発されたのです。セリウムがすごいのが、紫外線にとどまらず、ブルーライトや近赤外線の一部など、かなり幅広い領域の光線まで遮蔽する性質があること。これは原料に使った私仕様の酸化セリウム(ノンナノで無農薬のココナッツオイル由来のステアリン酸コーティング)のパウダーを、スライドガラスに塗布して、さまざまな波長の光を当てて透過率を調べてもらった時の数値をグラフにしたものです。縦軸が透過%なのですが、紫外線だけじゃなくて、近赤外線まで通してないんです。これは、かなり頼りになるミネラルだと思いました。しかも、この時スライドガラスに500nmの窪みをつけてその中にパウダーを入れて、上からガラスを重ねたので、粉の厚みは500nmです。すごく薄くしかついていないのに、全然反射しちゃっているんですよ!このセリウムを使い、酸化チタンも酸化亜鉛も使わないUVパウダーを作りました。使用しているのはマイカとシリカとセリウムとオーガニックオイルと精油、そしてマイカをコーティングしているステアリン酸mgとセリウムをコーティングしているステアリン酸だけ。今年の春夏にどうしても使いたくて、商品化が間に合いました。5月には発売できる感じです。普通、酸化チタンや酸化亜鉛だと、ナノ粒子にしない場合は、パウダーだと頑張ってもSPF15くらいしか出せません。ところがセリウムだと、かなり大きい粒子のノンナノでも、今回出来上がったパウダーでの正式検査でSPF38 PA+++が出たのです。セリウムは屈折率が小さいので、ノンナノでも白浮きしにくいので、かなり透明感があるんです。私が1番感動したのは、普通こういう光反射の優秀なものって、その分活性酸素を発生させる「光活性」も高いのが常なのですが、酸化セリウムには光活性がほとんどないのです。おまけに緑内障の治療にも使われるほどの、還元力まであるのです。沖縄でのイベントが野外で、なおかつ衣装がノースリーブだったのですが、このパウダーだけで、腕が全然焼けませんでした。光老化は紫外線だけが原因じゃない!さまざな光と上手につきあって、光老化はゼロでいきたいですね!!私のオーガニックブランドでは、今一緒に働いてくれる仲間を募集しています。くわしくは下記をご覧ください!求人情報
2016年04月27日
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みなさま、こんにちは。とても久しぶりの更新です。お元気でおすごしでしょうか?久しぶりなので、最近の写真をのせまーす。髪型はあいかわらずボブが続いています。この髪型にしてから、髪が伸びるとボリュームが出てしまって見苦しくなるので1か月半で美容院に行くようになりました。しかし、髪は定期的に切ってあげたほうが喜んでいるようですごく元気です。ちょっとめんどくさいのですが、当分これでいこうと思います。実は今、シャンプーとコンディショナーを開発してまして。髪が元気なのはそのせいもあるのかと。コンディショナーは、育毛効果もあるすごいやつを作っていまして、それはすごく濃厚で髪がつやつやになります。シャンプーが、ものすごく難しくて。難しいのはもちろん分かっていたのです、今までも挫折続きで出来てないわけなので。なぜならば、完全に石鹸シャンプーなのに、使い心地がいいやつを作ろうとしているからです。1日目はいいのですが、2日目、3日目と使ううちに石鹸カスがごわごわしてきて耐えられないという、石鹸シャンプーの宿命と、どうたたかうか。これが課題でした。でも、ようやく解決策が見えてきたのです!石鹸シャンプーでありながら、油の種類と作り方を工夫すれば石鹸カスをほぼ発生させないで作ることが出来そうです。ああ、うれしいよう!発売は多分、来年春ごろですが、必ずすごいやつを仕上げますので、どうぞお楽しみに♪さて、うちの畑の様子です。前回のブログに載せた、でかい小松菜はあれからすくすくと上に伸びて、花が咲きました。その他も、のらぼう菜の1つが驚異的に伸びてきて広がり、がーって花が咲きました。私より背が高いです。大根もルッコラも、花盛りです。↑じゃじゃん。こんな感じです。野菜畑というよりお花畑ですな。。。この分だと、また夏の終わりに、種プレゼントが出来そうです。↑ほとんどが花畑ですが、キャベツが地味に結球しているような気もします。何度やっても結球したことがないので、様子をうかがっています。↑こちらは春菊。あきらめていたんですが、よく見たら出来ていた系です。苦くなくて、とてもおいしかったです。さて、アンチエイジングの鬼としては、やっぱり気になる光老化の季節がやってまいりました。ただ、昨年秋に、ノンナノでありながらも、SPF55のクリームファンデをリリースし、それを使ってるんでかなり気が楽ではあります。やっぱり昼の外出時には、ツバが12cmの帽子をかぶりますが、気分的にはもう全然違いますね。来週は沖縄で講演会を2つやるのですが、その1つがなんと外。でも、1時間くらいぜーんぜん平気だろうって気分です。さて、とは言うものの、光老化はお肌の老化の原因の8割を占めるということなので、油断は大敵です。肌を赤くさせて日焼けさせるUV-Bより、窓ガラスも通り抜けてじわじわと黒くさせるUV-Aのほうがエネルギーが弱いものの、波長が長く、真皮にまで到達してコラーゲンやエラスチンを分断し、DNAまで傷つけるということはよく知られるようになりました。しかし、最近では今までお肌の老化には関係ないと思われていた、UV-Aより波長が長い「可視光線」のブルーライトや「近赤外線」までが光老化の原因だということが分かってきたのです。ブルーライトが目に悪影響だということは、良く知られるようになりました。眼精疲労、スマホ老眼はもちろん、長時間浴びることで白目がタンパク変性を起こし加齢黄斑変性の原因にもなると言われています。目を酷使していると脳がそれをストレスに感じて、副腎皮質刺激ホルモンを生成して肌ぐすみの原因にもなります。青空はまさにブルーライトですが、スマホやPCのLEDバックライトに使われているので、太陽光を浴びなくても、日常的に浴びているから、現代人は逃げ場がない光です。そのブルーライトが、実は目だけでなく肌にも直接のダメージを与えることが分かりました。UV-Aが活性酸素の「一重項酸素」を発生させることは分かっていましたが、なんとブルーライトでも発生するそうです。しかもブルーライトの方が、紫外線より肌の奥深くに差し込むので、より深い光老化を引き起こし、UV-Bよりも消えにくい色素沈着を引き起こすという研究結果も発表されています。なんと、照射たった1時間のブルーライトで、肌色が変色し、照射終了の3週間後まで残る色素沈着を引き起こしていたのです!ちょっと、ちょっと。自宅では素顔でPCモニターにいることありますよね。スマホなんて、顔に近い近い!うちは、数年前から家にも会社にもPCにはブルーライトカットフイルムを貼っています。社内全員のPCに標準装備です。もちろんスマホにも。もう1つ、光老化の原因だということが分かったのが「近赤外線」。可視光線より波長が長い光で、エネルギーは小さいですが、太陽光に含まれている量としてはUV-Aの約5倍ですって。近赤外線は、なんとUV-Aの3倍ほど深く、真皮の奥深くどころか、筋肉にまでに到達するそうで近赤外線を浴びると、コラーゲンを破壊する酵素コラゲナーゼが2倍ほど増加していることが分かったそうです。UV-Aのダメージは照射後1日後を境に減少しますが、近赤外線は照射後だんだんとダメージが増加して、3日後に倍増するんだそうです。近赤外線は太陽光以外では、テレビ、PC、赤外線カメラ、コタツからも出ています。電化製品に囲まれている現代では、なかなか避けることが難しい光です。近赤外線吸収剤みたいな化粧品成分はまだないですし、ふつうに紫外線散乱剤を配合しても近赤外線やブルーライトを完全に反射する事は出来ないため、これを防ぐのは難しいと言われています。いやーまいりましたね。だって太陽光の中の10%が紫外線ですが、40%は可視光線、50%は近赤外線ですからね。こう聞くと紫外線より怖そうですが、可視光線も近赤外線も紫外線よりエネルギーは小さいので、紫外線のような「速攻光老化」とは違います。要は、長い年月のうちにジワジワジワジワくる光老化ですよ。こういう光を従来のサンスクリーンで防ぎきるのは、なかなか難しいらしいです。防ぐために有効だと言われていることは、まず肌のバリアがしっかりしていることです。丈夫な角質層、そして皮脂膜には近赤外線を反射したり吸収したりする力があるそうです。そのためには、合成界面活性剤の多い洗顔料で顔を洗わないことそして、良質なうるおい成分、植物オイル、セラミドなどできちんと保湿することです。もう1つは、抗酸化物質を塗ることです。ブルーライトも近赤外線も、光で悪さするというより、光によって発生した活性酸素で肌を破壊します。だから、活性酸素を無害化する植物のポリフェノールやカロテノイド、ビタミンEなどが役に立つのです。私が作るスキンケアコスメは、もともと日焼け止めですらこのメカニズムなので、その点あわてる必要はありませんでした。ただ、もう1つすごいものに出会ってしまったんですよ。天然ミネラルなのですが、UV-C、UV-B、UV-Aはもちろんのこと、可視光線、近赤外線まで反射してしまえるものに、昨年出会ってしまったのです。そのミネラルを透明プレートにのせて、あらゆる光を照射して、透過率を調べた実験データが下記です。縦軸が透過の%です。すごくないですか?この幅広い領域を、全部反射して、透過しないミネラルなんて見たことありません。もちろん、100nm以下のナノ粒子ではなく、もっと大きいサイズでこれなんです。さて、これはいったい何でしょうか?文字数が多くなってしまったので、これについてはまた次回書きますね。UV-B、UV-Aだけではなく、ブルーライト、近赤外線まで。さまざまな光たちと上手につきあって、光老化はナシでいきたいっ!!沖縄でのイベントご案内浮島ガーデン 沖縄4月16日(土)16:00~18:00 『オーガニックコスメで 錆びない人生を!!』<参加費>2000円(1ドリンク付き&アムリターラ製品のおみやげも)<お申込み>お電話にて098-943-2100アースデイやんばる4月17日(日) メインステージで14時からトーク私のオーガニックブランドでは、今仲間を募集しています。くわしくは下記をご覧ください。求人情報
2016年04月08日
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