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2021.07.01
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カテゴリ: 特別支援教育
​僕も少しだけ関わらせていただいた、次の書籍が発売になっています。

その名も、
『オンラインとオフラインで考える特別支援教育』



『オンラインとオフラインで考える特別支援教育』
(編著:郡司竜平・野口 晃菜、監修:青山新吾、明治図書、2021/7、2376円)


▼​ 出版社公式サイト
↑目次の詳細や、「はじめに」、中身の試し読みができます!

1冊の本ができるまでに関わらせていただいて、本になるまでの苦労の一端が分かりました。
コロナ禍でのたくさんの先生の取組をまとめた貴重な1冊になっています。
特別支援学校の先生、特別支援学級の先生には、特におすすめです!

本になってから初めて、最初から最後まで目を通しました。
「この先生の、この一言!
 コロナ禍での気づきが集約されているなあ」びっくり
と感じることが、たびたびありました。

コロナ禍での学びを書籍として整理し、共有化すること。
これはとても大事なことだし、この本の存在意義は、めちゃんこデカイ!と思っています。
(興奮してアラレちゃん語が飛び出てしまいました。ご容赦くださいぽっ

たとえば僕が感銘を受けたのは、次のような言葉です。

「『学校』という場では、子どもの笑顔を引き出すことが最も大切である」
(p88、東京都の公立小教諭 川崎和子先生の言葉)

「『学校以外でも』学べることと『学校だからこそ』学べることの双方について向き合う機会となりました。」
(p158、神奈川県の特別支援学校教諭 櫻井有希先生の言葉)

それぞれの先生がそういった思いを持つに至った具体的なところは、ぜひ本書を読んでいただければと思います。

僕も、それぞれの先生と同じことを思っていました。
たぶん、そんな先生方は、全国にたくさんいると思います。

コロナ禍での教育を共に考えてきた同志だからこそ、心から共感できることが、ここにあります。
ただ、人間はいずれ忘れてしまう生き物。
忘れてしまう前に、こうやって本を読んで、コロナ禍で抱いた思いとしっかり向き合い、確認しておくこと。
それは、めちゃんこ大切!と思います。
(また言ってしまいました。ご容赦ください。ぽっ

しかも、この本に寄稿されている先生方は、校種も立場も、様々です。
自分の学校とは違う校種、違う学校で、「こんなことも、あったんだな」と、改めて気づかされます。
それぞれの場での真摯な取組から、子どもたちの今後に生きる学びが、きっと共有できると思います。

「学校の先生」以外にも、学校を支える専門的な立場の方々(SSWや心理士さん等)も寄稿されているのも、本書の特徴です。
そのおかげで、本書がよりコロナ禍での特別支援教育の取組を立体的に捉えたものになっていると思います。
学校現場での取組を、その学校の先生以外の専門的な立場の方が分析され、文章にまとめてくださっている章があるのですが、こういうアプローチは、本当にありがたい!

本書の元になるSNS上のグループを立ち上げられた野口晃菜さんは、次のように語っておられます。

(コロナ禍は)「 一緒に考えていくっていう絶好のチャンスだった。 」(p187)

カリスマ先生の『特別な』話じゃなくて、身近な先生たちの話としてまとめたい 」(p197)

野口さんのそんな思いを受け継ぎ、かなり長い準備期間を経てようやく世に出た一冊です。

コロナ禍での学びをムダにしないために!
チャンスに変えるために!
ぜひ、読んでいただければと思います。​大笑い


『オンラインとオフラインで考える特別支援教育』
(編著:郡司竜平・野口 晃菜、監修:青山新吾、明治図書、2021/7、2376円)


▼​ 出版社公式サイト





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Last updated  2021.07.01 21:12:45
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