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またまた友人が教えてくれました。2月6日(日)関内ホールで「ヨコハマ映画祭」があるそうです。生憎私は前日からハマのホテル2部屋取って東京からのお姐さまたちと一泊二日でヨコハマツアーをする予定なのです。体力とチケットがあまっていたら是非見に行きたいなぁ。。。
2005.01.31
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「これは絶対オススメ!」と主催者が絶賛していたので、ほんまかいな?と思って軽い気持ちで観にいった。そしたら…。天野天街の名前は知ってたけど、こういう芝居をする人だったとは。私もまだチェックが甘い。今回の「くだんの件」は10年前の作品で、横浜初公演。横浜舞台芸術活動活性化実行委員会の人たちの熱意がようやく実を結び、今回の公演が実現したとか。昭和色濃いレトロで不気味な舞台装置。登場人物は男性2人だけ。この2人が最初から最後までシュールな台詞を吐きながら、夢と現をさまよってひたすらにねじれた時間軸をぐりぐり廻すので、観ている側もいつのまにかそのねじれに巻き込まれて不思議空間にはまってしまう。大入り満員のため、舞台から10センチくらいの最前列座布団席に座っていた私。ねじれの強度は最高位席だったかも。洗練された不条理劇とはまた違った趣で、強烈な泥臭さを撒き散らす感じのシュール劇。こんな風に書かれても、読んでる人はちっともわけがわらかないでしょう(笑) とにかく、実物を観てください、としか言いようがないかも。そういう芝居です。終演後、チラシを見て「うわぁぁぁぁぁ~!!」と叫んでしまいました。だって、この人、しりあがり寿の「弥次さん、喜多さん」を芝居化してたなんて!!!!しりあがり寿といえば、私の大好きな漫画家で、しかも「弥次さん 喜多さん」はその中でも大大大好きな漫画で(傑作!)、それが天野さんによって芝居化されてたのに知らなかったなんて、うかつすぎるぞ、自分(怒)!というわけで、「弥次さん 喜多さん」の次回公演には絶対行くことにしました。3月10日~13日まで、場所は大阪です。大阪くらいなら日帰りで行けます。伊藤若沖展のときだって京都まで日帰りしましたから軽いもんですね。明日予約しなきゃ⇒気合!「くだんの件」は2月1日まで相鉄本多劇場でやってます。この機会に是非お見逃しなく。ただし、万人向けする芝居ではないかもしれません。
2005.01.30
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在日韓国人として、子供の頃から理不尽な差別と戦い続けてきた辛さんならではの本。他人や社会とまじめに関わろうと思ったら、きちんと怒らなくてはならない。でも、生まれたときから普通の日本人としてずっとこの国に暮らしていると、不思議なことに「怒る」という感情が麻痺あるいは変質するような気がする。波風立てないように、世間様に迷惑をかけないように、というのが美徳とされる社会では「怒る」というのは、ある種、輪を乱すような罪悪感を感じさせる行為に映るのだろう。波風立てるのが女性の場合は尚更。だから辛さんに対する世間の風当たりは依然強くて、テレビ等で発言するたびに嫌がらせの電話やファックスが殺到するらしい。私が気になったのは、その嫌がらせの質が近年変わってきて、社会が右傾化するにつれ大衆が攻撃する側、差別する側に組み込まれていった、というくだりだ。イラクの人質事件のときに、一般の人たちが人質とその家族に対して投げかけた言葉や行為に対して私が抱いた恐怖心は、まさにこのことと根を一にするような気がする。これはおかしい、と思ったら、きちんと怒って抗議すること。それをしなければ、私たちは近い将来またいつか来た道を歩くことになるのかもしれない。
2005.01.28
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最近、テレビに出てくる若手芸人の顔があんまり覚えられない。芸人っていうより、軽いトークを垂れ流す人、みたいな薄い印象しかなくて。「野ブタ。をプロデュース」は、そんな番組と相似形の世界に生きる高校生を描いた小説なのだろうか。主人公の高校生修二は、クラスの人気者。同級生たちを飽きさせないトークと演技がうまいからだ。ディープな人間関係は面倒くさい。「暑過ぎず 寒すぎない 丁度良いぬくいところ」に常に身を置いていたい。まじで人を好きになるのもかったるい。そんな修二の日常に、デブで油っぽくて、おどおどしてる極めつけのいじめっこキャラ信太が転向してくるところから話が始まる。人気者の修二が「キモイ」信太を人気者「野ブタ」としてプロデュースすることになったのだ。プロデュースして野ブタを学校のタレント並みの人気者にすること。お笑い番組のプロデューサーきどりの修二の奮闘に答えて、野ブタは立派な人気者になる。でも、そこで事件が起こり…。というお話。作者は1983年生まれの男の子で、この作品で山崎ナオコーラ嬢と共に第41回文藝賞を受賞した。若い才能がどんどん市場に出てくるのはなんともさわやかでいいものだ、と思う。「暑過ぎず 寒すぎず 丁度良いぬくいところ」にいたい、という気持ち、なんとなくわかる。でも、人生良くできたもので、人間って年を取ると「暑過ぎて 寒すぎて ディープなところ」に嫌でも来ちゃんだよなぁ。今のうちにぬくいところにいてくださいね、と思わず微笑んでしまう楽しくてちょっと悲しい本でした。
2005.01.26
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「山崎ナオコーラ氏には天賦の文才が宿る。思わず嫉妬したくなる程の才能」⇒田中康夫長野県知事のコメント。「ある意味、ペンネーム以上に大胆不敵。この意欲は買いでしょう」⇒こちらは、斉藤美奈子氏のコメント。第41回文藝賞受賞作品の「人のセックスを笑うな」。作者は1978年生まれの女性。コーラ好きのナオコちゃんだからナオコーラなのか?よくわからないけど、ともかくパンチのあるペンネームである。お話は39歳の美術講師ユリさんとその生徒19歳男子の恋愛物語。冷静に考えれば別にどうということのない物語なのに、非常に後をひくものがある。かなり私好みかもしれない。最初から最後まで19歳の男の子の独白で話は進むので、ユリさんの心の機微がよく見えない。しかも、言葉が3で行間が7くらいの割合で突然幕が閉じられる感じ。でも、それが逆に私の想像力を膨らませて、私の中から行間に言葉が染み出していく感じがする。もしかして、それって共感?次作ではぜひともユリさんに会って、「彼女の物語」を聞きたい、と思う。それは「私の物語」とどのくらいシンクロするだろうか?
2005.01.24
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実はブルーノート東京には何度も行きそびれていて、遅まきならが今回が初体験。友人に誘われて予約までしてもらったのに、その後その友人と気まずくなって行かなかった、とか、その他もろもろの理由のちょっぴり因縁?の場所。でも、姉妹店のモーション・ブルーには何度か足を運んでいる。横浜市民の私としてはこちらの方がアクセスが良いし、料金も3割安なのでお気に入り。というわけで、私のブルーノート東京デビューはジュリア・フォーダム。ジュリアといえばHappy Ever Afterくらいしかよく知らないけど、私が20代の頃にはやったこの歌には麻薬のような魅力があって、当時は寝る前によく聴いたものだった。ジュリアファンの友人がお昼から並んで整理券を取ってくれたので、一番前のかぶりつきの席でその懐かしのジュリアとご対面。2年ぶりに来日したジュリアと私は同い年だが、なんと彼女はただいま妊娠6ヶ月!身重の身で極東の国まで来てくれたジュリアのふっくらしたお腹が私のまん前に、手を伸ばせば触れられる距離にあって、私はそのお腹をじーっと見つめながらシルキーボイスを聴く。お腹から視線を上げてジュリアの顔を見ると、そこにはお母さんの穏やかな顔があって、わけもなく感動してしまう。あっという間の1時間10分のステージだった。人に感動を与えられる才能のある人は本当に羨ましい。ブルーノートでワイン3本飲んで、その後池尻のお店でまた2本飲んだ私たちはちょっぴりほろ酔い加減で家路に着いた。月に一度はライブに来なきゃ!
2005.01.23
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「女性と音楽研究フォーラム主催のレクチャーコンサート。歴史に埋もれた女性音楽家の作品を紹介している小林緑さんによるレクチャー付きコンサートです。滅多に聴くことのできない貴重な音楽てんこ盛りですので、この機会に是非聴いてみませんか?もちろん私も行きます。●日時:3月12日(土) 午後2時開演(1時半開場)●場所:西荻地域区民センターホール(桃井4-3-2 電話 03-3301-0811●交通機関:JR総武線西荻窪駅北口より徒歩16分 JR西荻窪駅北口・JR荻窪駅北口・西武線井荻駅 よりバスで「桃井4丁目」下車●参加費:無料、全席自由●申込方法:ハガキかファックスで男女平等推進センターへ ファックス:03-3393-4714 小林緑(国立音楽大学教授) 歌:篠崎由美子 フルート:永井由比 ピアノ:山内のり子「フルートとピアノのための協奏的変奏曲」ルイーズ・ファランク 「フルート・ソナタより」メル・ボニス など
2005.01.22
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横浜市立大学市民講座で、「野毛の文化と街づくり」。という講座(全4回)が今月末から開かれるらしい、と友人がメールで教えてくれました。おもしろそうなので聴講しようと思います。今月末には野毛恒例の「飲ん兵衛ラリー」もまたまた催されるらしいのですが、こちらも詳細はまだ未定です。ぎりぎりにならないとはっきりしないのがこれまた野毛のおもしろいところでしょうか(笑)野毛と言えば、今年の私の目標の1つに、ゴーヤさんを見習って週に1度は「一人飲ん兵衛ラリー」をする!というものがあります。先週、初心者向けのお店はどこがいいでしょうか?とゴーヤさんのブログで質問したら、さっそく良い店に連れて行ってくれました。都橋商店街から大岡川沿いに日の出町に向かう怪しい道を2分ほど行ったところにある「お秀」というお店。おばあさんとお孫さん(姪っ子さん?とてもかわいらしい20代の女の子)とおばあさん猫と2人&一匹でやってるお店で、代々家族経営なのだとか。野毛の例にもれず昭和な香りのするとても居心地の良いお店なので、女性一人でも全然OKです。明日も店番の合間にふらっと行っちゃうかも(笑)。先週は挨拶方々焼酎一杯飲んでさくっと帰ったので、今度は何か食べたいな。因みに先週のお会計は400円でした。
2005.01.20
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夜、ベッドに入る前にかける音楽。ほとんど毎日こればっかり。CDをセットして、電気消して、そして布団に包まって聴いているうちに眠ってしまう。その瞬間がたまりません!さて、今日もそんな感じでもう寝よう。。★バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ(全曲)CD3枚組 by Joseph Szigeti ⇒しぶい!★バッハ マタイ受難曲 CD3枚組 by Karl Richter
2005.01.19
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今朝の日経新聞朝刊中、グレン・フクシマ氏の記事がふと目に留まった。彼が通っていた大学のことを書いた記事なのだが、なんとも素敵な大学があったものだ。その名もディープ・スプリングス・カレッジ。聞いたことのない大学だが、合格者の大学入学資格試験の成績は全米で2番目という難関で、生徒は20人、1クラス4人、教授は5人、なんだそうだ。氏はスタンフォード大、ハーバード大学院に行く前にこの大学に1年在学したらしい。読んでいて、ものすごく魅力的な学校だったので、思わずインターネットで検索までしてしまった。私もこういう学校で1年でも2年でもいいから過ごしてみたかったなぁ。(以下抜粋)カルフォルニア東部のディープ・スプリングス・カレッジは、1917年、リーダー養成を目的に砂漠の中に創立され、教授は5人、学生も20人と小さな大学です。(中略)大学を1つの地域社会ととらえ、学生は社会の一員として自治運営に、週に20時間ほど責任を持って仕事をこなさなくてはならない。食料を一部自給するため牧場の牛の世話をし、土木作業、図書整理なども課されました。テレビもラジオもなく、哲学書を読み、じっくり考えるのにうってつけの環境でしたが、行動することも劣らず重要なのだと教えられました。要は考える作業と実行のバランスが大事ということです。会社をクビになったら退職金持ってここで生活できたらいいなぁ(溜息)
2005.01.17
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久しぶりに横浜美術館に行った。年会費6000円払っているものの、最近はずっとご無沙汰状態で全然元は取れていないが、応援の意味も込めてずっと会員になっている。この美術館は建物自体が美しいし、クィーンズスクウェアから美術館に繋がる道、建物前の広場から眺める埋立地横浜の風景もすばらしいのでおすすめ。さて、今回は「マルセル・デュシャン展」だ。デュシャンと言えば「泉」の便器。今回も展示作品の一等先に置かれていたのがこの便器だったが、予備知識がある程度ないと、なんのことやら~、で終わってしまうのは必然。私もある程度のことは知っていたけど、やっぱりもう少しいろいろ仕入れてから出直したほうがよさそうだなぁ、という感じ。まだしばらくやってるみたいだし、会員の私は何回来てもタダだし。ということなので、次回は同美術館で上映されるデュシャンの映画を観てみることにしよう、と思います。「マルセル・デュシャンと映画」デュシャンがかかわった作品や同時代のアヴァンギャルド映画、デュシャンをモチーフにした映画など、デュシャンと前衛芸術をめぐる映画全16作品を上映2005年3月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝日)@横浜美術館レクチャーホール無料・先着順240名・全会入替制詳細は横浜美術館HPで⇒横浜美術館
2005.01.16
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代休の午後。聖路加国際病院前からバスに乗った。次は東京駅終点、というあたりにあるブリジストン美術館入り口に「ザオ・ウーキー展」 という名前を発見。好奇心に引かれて思わずそこでバスを降りる。ザオ・ウーキー(趙無極)はフランスで活躍する中国人画家だ。裕福な家に生まれたウーキーは、戦後まもなく渡仏、詩人アンリ・ミショーに認められ、戦後のパリ画壇で確固たる地位を確立、現在も精力的な活動を続けている。ダイナミックな抽象画が並ぶ展示室にのっけから圧倒される。赤、青、白、黒、茶色、さまざまな色の競演の影に海や空や森や山の姿が透けて見える。どの作品にも自然の力が漲っている。中国の芸術家はスケールの大きな人が多いとつくづく思う。ウーキーの黒の使い方が独特で、書道のようなタッチの黒い線がキャンパスをさりげなく横切っていたりする。西欧人はこのへんにオリエンタリズムを感じるらしい。個人的には最近のものよりも1950年代のものの方が私は好きかもしれない。この美術館の常設展には、セザンヌ、マネ、ピカソなどの作品も常時展覧されているが、その中にルオーのピエロがあるのが私は一番うれしい。これほど神性を感じさせる画家はいないからだ。美術館を出て東京駅に向かい、電車に乗る。車窓から夕焼けの空が見える。飛行機雲が2筋、東の空から西の空へまっすぐ伸びていく。私の頭の中で、ウーキーの絵と夕焼けの空が重なりあって混ざりあって、そしてすーっと消えていった。
2005.01.15
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古本屋を覗くのが好きだ。知らない街でもどこでも、古本屋があれば大抵覗いてみる。店頭の100円コーナーには掘り出し物がときどきあって、そういうわけで岡崎京子の「UNTITLED」をゲットした。街で見かける女の子たち。行儀の悪い女の子たち。言葉使いの悪い女の子たち。電車の中で厚化粧する女の子たち。夜の街を徘徊する女の子たち。男にだらしない女の子たち。援助交際する女の子たち。普通に眺めていると「薄っぺらな現実」の表層にしか見えない女の子たちの存在が、この人の手にかかるといつのまにか「自分の現実」として心の奥底まで迫ってくる。とても怖い人だ。見えない風を描く作家なのだな、と思う。自分の中に吹く風を。なぜかずっと昔から、自分の人生は何か大きな得体の知れないものを諦めることで成り立っているような気がして仕方ない私なのだが、その正体はこれでしょ?とつきつけられているような気がして、彼女の作品を読み続けてしまう。あの事故からもう10年近くの歳月が流れ、いまだ完全復帰できない作者の昔の作品を集めたのがこの本だ。作者の加筆・修正なしで出版するために「UNTITLED」とした、という。一日も早く、彼女の新作を読める日が来ることを、切に願う。
2005.01.13
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昨日は結局一日中うだうだしてしまった。反省の意味を込めて、今朝は8時半起床、11時過ぎには外に出る。乗り物には乗らないことを肝に命じてまず図書館まで30分歩く。途中お腹が空いたのでお昼を食べて、それから図書館で本を予約。昨日の朝刊で気になった本2冊「他者の受容」 byユルゲン・ハーバーマスと「女たちの単独飛行」 by C.M.アンダーソンを予約して、一路横浜へ。今日は横浜まで歩くのだ!と、とことこ歩き始めたところで神社に遭遇。せっかくなのでお参りしておみくじをひく。結果「大吉」と出た!やった~!願い事:己を信ずれば不思議な助ありて叶ふ 待人:不安あれど来る 縁結び:本人の心次第で良縁近し 老後:今の幸せ続く…等々読んでいて嬉しいことばかり♪ 財布にしっかりしまってまた歩き出す。ここからは寄り道せず一気に歩いて1時間で横浜に到着。たぶんどこにも寄らなければ1時間半くらいか。近所の男子高校生は1時間で着くそうだが、それは私にはちょっと無理かも。まぁ、途中でちょっと休めばたいした距離ではない。これからは天気のよい日にはちょくちょく歩くことにしよう。繁華街をちらっとウィンドウショッピングしてルミネ5階有隣堂へ。前から読みたいと思っていた本3冊を買う。「人口減少経済の新しい公式」「進化しすぎた脳」「若かった日々」の3冊を買ったところで洋書フェアをやっていることを発見。ちょこっと覗いて、またしてもおもしろそうな本を見つけてしまった。`FAT LAND` - How Americans became the fattest people in the world` という本。introductionの英語が平易で読みやすかったのと、デブ好きな私の嗜好とが重なってつい買ってしまう。安売りなので525円だった。獲物を仕留めて欲望を満足させた私は、同じフロアのファンケルカフェでアイスコーヒーを飲みながら読書開始。「人口減少経済の新しい公式」から読み始める。人口の高齢化は先進国における共通の現象だが、そのなかでも日本の高齢化の速度は郡を抜いている。その理由は、戦後平均寿命が劇的に向上したこと(わずか23年で20歳も上昇!)で、それは奇跡とも言われた経済成長が主な原因…等々、詳細はまた後日に。その後は地下の成城石井で食料品を買い帰宅。大相撲を見てから食事の用意をする。今日は鳥なべ。野菜を切って鳥肉と一緒に煮るだけなので超楽チン。というわけで、どうということもない一日でしたが、欲しかった本を買ったので、それだけで非常に幸せな気持ちでこの日記を書いています。やはり「欲しかった本を買う」っていうのが、私の人生では一番幸せな瞬間なのでした。これからもきっとね。。。
2005.01.10
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昨日に引き続き都橋商店街「はる美」で新年会。この日は女子10名、男子2名、総勢12名でまたしても大騒ぎ。シンガポールでIT企業に勤めるF嬢(一時帰国中)、旦那さんの仕事の都合で東京に引越してしまったK嬢、大学時代スペイン語のクラスで一緒だったマスコミ系I嬢、そしていつものお姐さまたちの放つオーラのせいか狭い店内は暖房しなくても熱気でとても暖い。10過ぎには「ホッピー仙人」流れの男子2名も結界を破ってご来店。「うわぁ~、ホントに女性ばっかりなんだねぇ!」と驚嘆のご様子。最後はお姐さまたちにいじられてぐちゃぐちゃに(爆)あの後、悪夢に悩まされたのでは、とちょっと心配ですが、もしこれを読んでいたらこれに懲りずまた来てくださいませね♪ 来週からは東京方面での新年会が続きます。もっとも私の場合、1年中新年会みたいなもんですけど。
2005.01.09
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今年第1回目の新年会は野毛都橋商店街2階「はる美」にて。女子6名、おぢ2名(うち1名は9時過ぎに横濱某所に移動)の新顔合わせメンバーによるレトロなカラオケ大会。ノリスケママが正月休みに名酒を仕入れてきたので、それをさんざん飲みながら知らない歌でも何でも勝手にメロディーつけて歌う私たち。すっかり歌声酒場状態で大盛り上がりでした。「今日は私が皆様のお代はすべてお支払いさせていただきますっ!」と言う私の元同僚で太っ腹のS氏、「はる美」開店以来の最高額をお支払い頂き、まことにありがとうございました!どうぞ毎週いらしてくださいねっ!(爆)今晩も同じ場所で新年会その2があります。年賀状にURL書いたら、大学時代の友人が早速来てくれるとのこと。じわじわと広がりつつある野毛の輪。今年も大いに広げなければ。持込可なので、お時間のある方はぜひお立ち寄りください♪いちおうお題は「女たちの新年会」となっていますが、男性も大歓迎でございます。決して怖い店ではありません(笑)
2005.01.08
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戸田恵子主演、三谷幸喜演出の「なにわバタフライ」を観た。ミヤコ蝶々の自伝を芸達者な戸田恵子さんが一人芝居で演じるというもの。相変わらず三谷芝居は小道具使いがうまい。朝日新聞の劇評では、戸田さんの軽やかな演技を褒めながらも、もう少し重厚な演技も観たかった、みたいなことが書かれていた。確かに最初の方はかなり軽めな感じがなきにしもあらずだったが、クライマックスに近づくにつれ、軽やかな戸田さんがどんどんミヤコ蝶々に近づいていって十分迫力のある芝居になったと思う。それにしても蝶々さんって、恋多き女だったんですねぇ。最後のシーンで恋愛遍歴を語っているうちに心の闇水域に近づいてしまい、自分の中の悪魔(?)が囁くところがこの芝居の見所。「あなたは強い女を演じているだけで、本当は傷つくのが人一倍怖い、弱い女なんだ」っていう台詞。これってよく聞くありがちな台詞で、本当に自分の好きな人から言われるとじ~んと来るかもしれないけど、そうじゃない人から言われると滅茶苦茶頭にくる微妙な言葉でもある。でも、本当に自分の好きな人って、要するに自分のことだったりするから、結局は自分からそう言われて嬉しい癒し系の言葉?それにしても、世の中の女性って、本当にこういうことを男性から言われたいと思っているのでしょうか。私は自分以外の人からこんなこと言われるのは嫌だ。男性の方は、この台詞は使い方を間違えると、ただただうざったく思われるだけなので気をつけたほうがいいかもしれませんねぇ、なんてことを芝居を観ながらつらつら思っていました。
2005.01.07
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今年の正月休みはカレンダーのめぐり合わせが悪くて31日から3日まで、たったの4日間だけだった。まだ働きたくないよぉ~、と思いっきり憂鬱になっていたら、母が先々月「これ、おもしろいから読んでみぃ~!!」と言って私の部屋に置いていった本2冊がふと目にとまった。「空中ブランコ」と「イン・ザ・プール」の2冊である。いづれも著者は奥田英朗で「空中ブランコ」は去年の直木賞受賞作品である。休日最後の夜、何気にページをめくってみて、はまった。。おもしろい!おもしろすぎる!なんなんだ、これはぁぁぁぁ!!主人公は中年の精神科医・伊良部一郎。彼に絡む有象無象の患者たちとのやりとりが絶妙なユーモアで語られる。この伊良部一郎がとんでもないキャラである。「お前がかかれよ、精神科に!」と誰もが叫ぶ超ド級の変人である。しかも、デブ!(注:私はデブ専♪)。そして、行動はどう見てもバカなのに、実は賢い。対する患者たちも役者そろいだ。「先端恐怖症のやくざ」「義父のカツラを公衆の面前ではぎたくてたまらない脅迫神経症の医師」「送球ができないプロ野球選手」などなど。彼らに対する伊良部先生の治療法は読んでお楽しみ、ということでネタばれはなしとしませう。あまりにもおもしろかったので、あっという間に読んでしまい、さっきから2冊目の「イン・ザ・プール」を読みはじめた。主人公は同じく伊良部一郎だ。これも明日の通勤電車で読了するだろう。読んでるうちに、ナンだかうじうじするのがバカらしくなってきて、私の憂鬱なんかどこかに吹っ飛んでしまった(笑)
2005.01.04
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森博嗣は天才だ。1日が24時間しかないという条件は万人共通の条件なのに、この人はその限られた時間を凡人の10倍くらいの速さで処理しているのではないかと思ってしまう。大学の先生が本業で、その傍ら小説を書いているらしいのだが、小説だけじゃなくて漫画も描いてるし、子育てもしてるし、その他もろもろ色んなことをしてるみたいだ。小説やらエッセイやら実に多作なため、全作品読みたくてもどうしても追いつけない。でも、彼の小説の登場人物で私が一番好きな真賀田四季博士の少女時代から大人までを描いた4部作「四季」だけは近々に絶対読もうと思っていたので、この正月休み3日間で4冊なんとか読了した。もう、大満足!!これだけでも休暇の価値ありだ。幸せ。。森博嗣の小説はジャンル的にはミステリーになるらしい。でも、前にも書いたが、私はミステリー小説自体にはあまり興味がない。それなのに彼の小説をなぜ読むかと言うと、彼の思考をトレースしたいから、その一言に尽きる。それくらい彼の思考は美しい。とにかく「考えること」。「矛盾」の美しさを知ること(存在の矛盾でも、思考の矛盾でも)。「内側」と「外側」はどこからが「内側」でどこからが「外側」なのか等々、散々考えても「正解はないこと」を考え続けることの「価値」を論理的で詩的な言葉で語り続ける主人公たちに完全にノックアウトされている私。永遠に追いつかないと思うけど、間違いなく生きてる限り永遠に読み続ける作家の一人だと思う。彼の姿を見る彼の思考を見るそれは綺麗だった「綺麗だから」だから自分のものにしたかったなんて切なくて綺麗な言葉なんでしょう~(うるうる)
2005.01.03
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今朝見た夢(一般的にはこれが初夢というらしい)は、まぬけな神奈川県警に説教するというものだった。最近よく夢の中で説教しまくっているような気がする。いかんなぁ。仕事のストレスのせいだ。。さて、読書三昧の正月休み。「キマイラ」は年末に読み終えた。この人の本をはじめて読んだときの衝撃は結構すごかった。衝撃の本というのはデビュー作「ハサミ男」で、文章のうまさもさることながら、物語の登場人物たちが時間も空間もジェンダーの境界までも軽業師のように易々と超えてしまっている感じがすごい。超えるっていうか、絶妙のタイミングで行きつ戻りつ攪乱してるっていうか、とにかく今までに遭遇したことのない感じにわくわくした。この感じは、それ以降のどの作品にも共通に流れているが、作品のパワー的には「ハサミ男」と「美濃牛」がダントツにすごくて(美濃牛は横溝好きにはたまらんでしょう)、その後に続く「黒い仏」はちょっとあれれ?という感じだったものの「鏡の中は日曜日」「樒/榁」そして今回の「キマイラの新しい城」は普通に楽しめる感じ…っていうか、それは私が既に殊能ワールドの住人になっているからか。今回のお話は、750年前の殺人事件の謎解き。でもその謎解き自体は問題じゃないっていう感じなので、彼の小説をはじめて読むならやはり「ハサミ男」で世界の一部になっておいてからのほうが楽しめるかも。私は特にミステリー系というわけではないので、専門的な読み方はできず、感覚的に好きか嫌いかになってしまうのですが、それにしても私が好きになる作家の特徴の1つとしては、登場人物が中性的かつ変人っていうのがかなりあるなぁ、といまさらながら思ったりして。個別の人間に対する好みでもそれは大いにあるし(笑)
2005.01.02
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去年感激したこと番外編、それは生まれて始めての新宿コマ劇場に行って生「マツケンサンバ」を観た事、これにつきるんじゃないでしょうか。あの衝撃はちょっとないです。やっぱ現場体験しないと(笑)高校時代の友人(=ダンサー)からカードが来て「紅白のマツケンサンバで踊ることになったので見てください」と書かれていたので、夕べは目を皿のようにして画面に見入ってしまった。あまりにもたくさんいてよくわからなかったけど、もしかしてちらっと映ったあの人かも。彼女にとっても一生の思い出になるのでは。なにはともあれ、マツケンサンバはすごいと思う。恋愛のときめきとはまったく別の摩訶不思議な正体不明なときめきに血が騒ぐ感じがるすのはなんなんでしょうねぇ。葉加瀬太郎アレンジの「朧月夜」もすごくよかったけど、私的にはドリカムの曲にじ~んときてしまいました。明日CD買おう。クレイジーケンバンドと和田アキ子の競演も見たかったですなぁ。プレゼンターは中田市長で。あけ方見た今年最初の夢は…⇒仕事をさぼって本屋に行き、占いの本を立ち読みすると「今年のおうし座は最大のラッキー星です!運命の出会いがあります!今年はとにかく超ラッキー!!」といいことずくめ。わくわくして小走りに会社に戻る…というもの。私って、どうしてこう自分に都合の良い夢ばっかり見るんでしょうか。根が図々しいんですね。きっと。。。
2005.01.01
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