[Stockholm syndrome]...be no-w-here

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2019.04.05
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カテゴリ: 宝塚
「暁千星が大人になっている…」

今回の【夢現無双】で、吉岡清十郎を演じるARIが舞台に現れた時、最初に感じたのがそれだった。
前回に観た【カンパニー】では等身大の青年を好演していたが、今回はそれ以上の存在感で、京最強と謳われる剣豪のオーラと男の色気を醸し出していた。
1年振りの再会だからこそ、余計にその変化がはっきりと感じられる。

出番は限られていたが、吉岡清十郎の立ち居振る舞いからは、彼がどんな人間なのか、これまでどんな半生を送って来たのかが、言葉にせずとも伝わって来た。
それは、ARIの演じたものが清十郎という「人物」ではなく、彼の「生き様」だったからだろう。

星組【霧深きエルベのほとり】の感想でも書いたが、男には生き様が必要だ。
何を信念とし、何を守り、何に命を懸けるか…。
迷いは不安を生み、不安は後悔を生む。
だから、男は自分の進む道に覚悟を決めなければならない。
その覚悟が男を精神的に強くし、自由にし、唯一無二の存在にする。

ARIの演技からは、そうした男の生き様が感じられた。
だから、清十郎はあれだけ魅力的に映ったのだろう。

ドスをきかせた声や、女性のあしらい方も随分と様になり、すっかり役者が板に付いて来た。
背伸びをせずに、こうした役を演じられるようになったのは、ファンとしては嬉しい限りだ。
最近、ARIを巡っては「オラみ」と「バブみ」という言葉をよく目にするが、正にこの振り幅の大きさが、今後更にARIの個性となり武器となるだろう。

そして、印象的だったのは、公演プログラムに書いてあった「最後は彼女(朱実)のことを思って突き放すところに彼の人柄が表れている」というコメントだ。
以前にも書いた事があるが、ARIの芝居にはいつも「 演じる役の良心を拾い上げようとする優しさ 」が滲み出る。
この姿勢は、【舞音-MANON-】の新人公演でクオン役を演じた頃から何も変わっていない。
どんどん成長し変わって行くARIの中に、変わらない部分を見付けたような気がして嬉しかった。



レビュー【クルンテープ 天使の都】でのARIも、様々な表情で魅せてくれた。
男役ではダンディに、女役ではセクシーにと、今公演ではとにかく大人の色気が増している。
これまで自分なりに試行錯誤し、もがきながら培って来たものが、はっきりと形になって表れて来ている証拠だ。

第17場『ライキンドクーン(傷)』での女役は、本当に素敵だった。
舞台が始まるまでは、セクシーなARIを目の当たりにしたら恥ずかしくて直視できないのではないかと心配していたが(笑)、実際は成長した彼女の姿に感動して、ずっと見入ってしまった。



3年前に僕が思い描いた未来の男役像に、この公演でARIは成った。
さあ、これから3年後のARIは、どんな男役になっているだろうか。
(研10から研11に上がる頃だ)
きっと、僕が想像もつかないくらい素敵な男役になっているに違いない。

これまでは、何か少しでもアドバイスができるようにと、僕はできるだけ彼女の前を歩いてきたつもりだが、これからはその逞しくなった背中を見守る事になりそうだ。
ARIは、もう立派に自分の道を歩んでいる。

その道の先に、どんな景色が待っているのか…。
楽しみにしながら、これからも応援したい。

どこまでも君について行くよ、ARI !! ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


 4月( A P RI L)は、ARIの季節?



今週は他事に気を取られて感想が遅くなったので、他のキャストに関しては、9日以降に改めて書こうと思う。

そう言えば、宙組の亜音有星(103期)が新人公演でテリー・ベネディクト役に抜擢されて驚いた。
入団当初から注目はしていた が、まさかこんなに早く大役に抜擢されるとは思ってもみなかった。
僕の記憶の中では、まだあどけなさの残る印象の彼女だが、果たしてどんなベネディクト像を見せるのか…。

本役がずんというのも、何か縁を感じる。
たくさん学んで、たくさん楽しんで欲しい。

頑張れ!! ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆





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Last updated  2019.04.07 20:47:14


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