それは、「懐かしい思い出」と「大切な人達への想い」を永遠の中に閉じ込めようと、シャーロットが書き上げた絵本『A Fairy Tale』そのものだ。 QUEENの名曲【The Show Must Go On】にも、次のような歌詞がある。 「Fairy tales of yesterday will grow but never die (お伽話はいつまでも語り継がれ、決して終わる事がない)」
どれだけ無常に時間が流れても、人の想いが繋がり続ける限り、物語は永遠に繰り返す。 この点において、【A Fairy Tale -青い薔薇の精-】は他の宝塚作品とは違い、植田景子から、そして明日海りおからファンに向けてのメッセージが織り込まれた、明日海でなければ成立しない特別な作品と言える。 明日海りおと言えば、個人的には【MESSIAH】が最も印象深い作品ではあるが、【A Fairy Tale】のメッセージに気付いてしまうと、やはり先ず「終わり」と「始まり」とを繋ぐこのDVD(=お伽話)から買わなければ、という気持ちが強くなる。 (というか、もう買う事に決めた…笑)