[Stockholm syndrome]...be no-w-here

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2019.09.27
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カテゴリ: 映画
10年以上も前からずっと観たいと思っていた映画【かもめ食堂】を遂に観た。
大阪に来てからはTSUTAYAを利用する機会も全く無かったし、Amazonの『プライムビデオ』でもなかなか無料対象にならなかったので(笑)、これまで先送りにしていたのだ。
今回、ようやく観る機会に恵まれたが、やはり良い映画だった。

その前に鑑賞した【壬生義士伝】の感想も一緒に。
今回は偶然、「背負う男」の生き様と「背負わない女」の生き方という対照的な作品になった。



【壬生義士伝】…満足度★★★☆


剣の腕は一流ながら、仲間達も呆れるほど金途に熱心な東北訛りの新選組隊士、中村貫一郎。
「守銭奴」と笑われた男の生き様が、約50年を経て巡り会った2人の男達によって語られて行く。

中井貴一の素晴らしい演技と相まって、主人公の「家族に対する想い」や「武士としての忠義」は痛いほど伝わって来る。
貫一郎の事が気に入らない仲間の隊士・斉藤一(佐藤浩市)や、竹馬の友・大野次郎右衛門(三宅裕司)との対比のさせ方も見事で、物語に深い余韻を残す。

しかし、蛇足に思えるシーンも少なくなく、作品全体としては散漫な印象を受けた。
もっと、家族との絆に的を絞って描いても良かったのではないか。



【かもめ食堂】…満足度★★★★☆


実際に喫茶店を経営している身としては、誰も客が入って来ない冒頭のシーンには背筋がヒヤッとしたが(笑)、ゆったりと流れる日常の風景や彼らの交流を見ている内に、自然とそうした不安も消えて行った。
何がどうという訳ではないのだが、この物語を包み込む不思議な空気感に癒されるのだ。
恐らく、それこそがこの作品最大の魅力であり、効能だろう。

小林聡美、片桐はいり、もたいまさこのキャスティングも絶妙で、まるで万能薬のように観る者の心を解きほぐしてくれるヒーリング映画。





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Last updated  2019.09.28 20:40:19


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