[Stockholm syndrome]...be no-w-here

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2022.02.03
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カテゴリ: 映画
僕のブログを読んでいる人は大半が宝塚ファンだと思うが、中には宝塚には全く興味が無い映画ファンもいるのだろうか…。
その人達からすれば「宝塚はどうでも良いから、もっと映画を観ろよ」となるのかも知れないが、そこは悪しからず。
まあ、深読みしたくなる作品がそうそう現れる訳ではないし、そうなると感想も在り来たりになり勝ちなので、あまり期待しないように(笑)。

また、この冬はアニメ『鬼滅の刃』『王様ランキング』『平家物語』『ジョジョの奇妙な冒険』、ドラマ『ミステリという勿れ』とテレビを観る時間が増えて、あまり映画まで気が回らない。
そんな中、今回は年明けから観た3本。


【草原に黄色い花を見つける】…満足度★★★☆


1980年代後半のベトナムの貧しい農村を舞台に、少年の淡い初恋の行方と苦い思い出とを、温かい眼差しでノスタルジックに描き出した快作。
子供時代に誰もが感じた経験があるだろう心の機微が、鮮やかにスクリーンに映し出されている。
子供達のやり取りの中に、さりげなく大人の事情を垣間見せる手腕も上手く、地味ながら見応えのある作品に仕上がっている。
日本の原風景に通じるベトナムの田園風景も好印象。



【コーヒー&シガレッツ】…満足度★★★★★


噛み合わない会話と、そこに流れる微妙な空気…。
そんな、間が持てない人達を繋ぐ最高のアイテム、コーヒー&シガレッツ。
ジム・ジャームッシュ監督が多彩なゲストを迎えて贈る、ささやかだが最高に贅沢な人生のカフェブレイク。
喫茶店のマスターとしては、満点を付けない訳にはいかない(笑)。



【コロンバス】満足度★★★


モダニズム建築の街として知られるインディアナ州コロンバスを舞台に、高名な建築学者を父に持つ男ジンと、精神的に不安定な母のために自分の夢を諦めようとしている少女ケイシーとの心の交流を描いた佳作。
建築美をメインに据えているだけあって、カメラの構図は流石の上手さだ。

とは言え、描かれるべきは飽くまでも人間。
序盤で、建築について説明するケイシーに対して、ジンが「知識ではなく君が何に感動したかを教えて欲しい」という場面は秀逸で期待が高まったが、それ以降は凡庸な描写が続くため、尻すぼみな印象は否めない。
良い作品だけに、建築物と同様に、2人の心情をもう少し緻密に構築して欲しかった。





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Last updated  2022.02.04 18:18:14


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