[Stockholm syndrome]...be no-w-here

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2026.01.04
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現地時間の3日未明、トランプ政権がベネズエラに軍事侵攻し、同国のマドゥロ大統領を拘束した。
しかし、どうにも腑に落ちない。

攻撃の規模が限定的で、ベネズエラ軍の反撃も皆無の中、米軍は僅か2時間半で呆気なくマドゥロを捕縛している。
これまでの両国の緊張関係を考えると、余りに手際が良さ過ぎる。
市民による暴動が起きたという報道も無い。
政府機関も閉鎖される事なく、業務を続けている。
本当に、ただマドゥロとその妻が拘束されただけで終わってしまった。

また、トランプ大統領は護送中のマドゥロの写真をSNSに投稿したが、一部で「生成AI画像ではないか?」という疑念の声が上がっている。
この指摘が正しければ、今回のマドゥロ拘束劇はいつもの茶番という可能性が高い。
トランプは以前も「ベネズエラ侵攻は石油が目的だ」と嘯(うそぶ)いており、フェイク画像によってこれがパフォーマンスだと暗喩しているのかも知れない。
(職務を代行するロドリゲス副大統領の動向も注目される)

真相は未だ謎ながら、今回のベネズエラ侵攻は、中国に台湾侵攻の正当性を与える結果となった。
或いは、最初からそうした取引が米中間でなされていたのかも知れない。
当然ながら、米国にとっては台湾よりベネズエラの方が重要であり、中国にとってはベネズエラより台湾の方が重要だからだ。

「中国とデカップリングする見返りに、米国は韓国と台湾の支配権を中国に譲渡する」という僕のこれまでの予測が正しければ、これは充分に考えられる取引だろう。
(そうなると、米軍による侵攻の数時間前に、中国の特使がマドゥロと面会した事にも何か別の意図があったように思える)
だから、先日の中国軍による台湾を包囲する形で実施された大規模軍事演習に対しても、トランプは問題視しない姿勢を示したのではないか。
高市政権からも、特に目立った声明は出ていないように見受けられる。



そして、今回のベネズエラ侵攻で再び注目される事になったのが「核武装」である。
ロシアのメドベージェフ元大統領は「国家の安全保障の唯一の確実な保証は、核兵器の保有だ」と発言。
多極化世界で国家が主権を維持するためには、核武装が前提条件となる事を示唆した。

現在、トランプ政権が構想する「Core5」の中で、核兵器を保有していないのは日本だけである。
裏を返せば、日本が主権国家としてC5の一角を担う覚悟があるのなら、核武装は避けて通れないという事である。
国連の常任理事国5ヶ国が全て核保有国である事に鑑みても、これは間違いない。

米国によるベネズエラ侵攻は、世界に厳しい真実を突き付ける結果となった。
来たる多極化世界では、実力で自らを守れる国だけが尊重される。
核兵器は単なる爆弾ではない。
それは脅迫や強制、そして屈辱に対する保険である。

それが無ければ、主権は条件付きとなる…。








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Last updated  2026.01.05 22:02:40


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