まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2018.11.30
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テーマ: 新垣結衣(29)
第8話を再視聴。

水田伸生の演出は安定しているものの、
わりにサクサク伏線を回収してるな、というのが、
初見のときの印象でしたが、

あらためて見直してみると、
とくに後半の、恒星の兄弟のエピソードと、晶との穏やかなシーンは、
見終わった後に美しい印象を残す。



恒星は、
若いときに故郷を捨てた人間だけれど、
それでもどこかに故郷への意識はあったのでしょうね。

それが完全に失われてしまった。

震災には、
人の死ということもあるけれど、
かたや故郷の喪失という側面もあって、
今回は、恒星が、その悲劇を背負った形になります。

人は死なないまでも、
同じような境遇を負った人は、沢山いるはずです。
とくに福島では、永久に失われた故郷さえ存在する。

震災の正しい描き方を云々いう人がいるけれど、

震災にはじつに多様な側面があって、
唯一の正しい描き方があるというわけじゃないし、
そのつど違う断面を切り取っていくことこそが必要で、
その試みを決して放棄すべきではないのですね。



ところで。

ラーメン屋の岡持三郎。

にやにやしながらラーメンを出してましたけど、
じつはこっそり晶に指示されたらしく、
ちゃんと恒星に連絡をとっていたようです。
意外にちゃんと仕事してるんだな(笑)。
朱里が飲み逃げしたときも、ちゃんと捕まえにいってたし。

鬱陶しいけど、たぶん悪い奴ではないんだろうね。








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最終更新日  2018.12.06 00:57:08


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