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Hiro Maryam

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2014年12月08日
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カテゴリ: 奇譚




とつぜん強い明るい光に、眠ろうとしていたところを、
わたしは起こされたのだった。

明るい光は一瞬だったが、
それでも1秒ではなく、2秒ぐらい煌めいていた。

これまでにも、閃光の類は、
1度や2度ではなく何度も、私が眠る前に瞬くことはあったが、
昨夜みた光は、いつものそれよりはかなり大きな光で、
真ん中はテニスボールよりも大きく、
そのまわりが炎のようで、
厳密に記すと閃光が煌くような感じではなく、
うまく表現ができないが、
人魂の大きく明るいもののような、初めて目にした光だった。

その光はとても明るかったが、
それまで私がみてきたフラッシュのような、
ショックの強いものでもなかった。
色もいつもは白く感じるだけで、
それ以上のことはわからないのだが、
昨夜のものは、黄を帯びていたように思う。

なんだ?こいつぁ~すごい!

目を開き、もそもそと上半身を起こした。
やっぱり暗い寝室のベッドの上にわたしはいた。

今、目?にした光をおもいだしてみた。

その光は、わたしが(異空間の)誰かと繋いだ手から放たれていたようで、
光の後ろには私の手とそして私の手を握っていた、
誰かの手があったのをわたしははっきりと記憶していた。


光は明るく、あまりにも心地よいものであったから、
私はその後でも、ストンっと眠りに落ちていったのだった。







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Last updated  2014年12月09日 05時23分51秒
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