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Wikipedia(ウィキペディア)によると、古賀メロディーの「影を慕いて」は、作曲者・古賀政男さんの人生の苦悩や絶望からの魂の叫びが込められている―という。
古賀メロディーといえば、亡き父が生前、大正琴で「酒は涙か溜息か」などを歌っていたのを思い出します。晩酌後に 孫と戯れながら、弾き語りを楽しんでいたものです。
たぶん父は、戦地(セレベス島)に行っていた時、また福井地震でも、家族と死に別れていることから、その頃の辛いことを振り返りながら、また一方では、孫に囲まれた幸せをかみしめながら大正琴を弾いていたような気がします。
ところで、昨日(2月5日の日記参照)入手した「影を慕いて」の楽譜でギターを弾いていると、若い頃に覚えたギター・ソロのメロディーが次第に甦ってきました。「悲しい酒」や「酒は涙か溜息か」も楽譜なしでほぼ最後まで指が動く。当時から30年ほど経つのに。大変な驚きです。