マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2008.11.04
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カテゴリ: ランニング障害
何だかとっても疲れた。昨日は準備体操をして15kmほど走り、補強運動を少ししただけなのだが、それだけでも疲れてしまった。怪我のため約2ヶ月走れないでいたら走るために必要な筋肉が衰えるだけでなく、自信があったスタミナまで失ってしまった感じなのだ。

電話金曜日の夜、思いがけず「秋田内陸ウルトラ」の特集番組を観た後で1本の電話がかかって来た。山形時代の部下S氏からだった。どうやら彼も同じ番組を観ていたようで、ひょっとしたら私がテレビに映るかと目を凝らしていたとの話。残念ながら怪我で参加出来なかったことを話す。私より3学年下の彼は現職中ピロリ菌で胃をやられて治療中だったのだが、今はすっかり良くなったようだ。懐かしがってわざわざ電話をかけてくれる人がまだいたことが嬉しい。

先週の金曜日、スポーツ整形外科医の治療を受けたことは前にも書いた。その翌日私は整骨院を訪れ、先生に詳細を話した。先生が結果を知りたがっていたからだ。私の話を聞いた彼はすっかり納得したようだ。「整形外科と整骨院の役割は違いますからね」。今後整形外科へ行った方が良いと思われる症状の患者が来たら、その病院を紹介したいとも話していた。

整骨院の先生にはありのままを話したが、患部に打った注射が効けばもう整骨院へ通う必要はなくなる。だが若いこの先生から聞いた話はためになることが多かったし、10回通院して支払った5千円の代金も丁寧なマッサージや電気治療を受けたことを考えればとても安く、決して無駄にはならなかったと思うのだ。

整形外科で患部に注射してもらってから、足の痛みは薄らいだ。だが全く痛みを感じないわけではない。微妙な痛みの存在はそれだけ今回の症状が重かった証だろう。3日経てば注射の痛みはなくなると説明されてはいたが、いざ走りに行くとなると躊躇したのはまだ不安が解けなかったからだ。

ある時期全く走れないことで、宮城UMCへ入る意味があるのか自問自答していたことがあった。ウルトラを走ることはもう無理だと諦めていたのだ。さらに走友会に所属する意義について考えていた。走れないのはランナーじゃない。ランナーじゃない人が走友会に入っていてもしょうがないんじゃないか。そんな考えに捉われていたのも事実だ。

それがスポーツ整形外科医の診察と治療と症状の説明を受けてから、遥か彼方に一筋の明かりが見え出した感がある。しかし・・。私はまだ疑問を持っていた。もし痛みの原因が不要な骨の出っ張りとこすれた腱の炎症にあるとすれば、なぜそれまで痛みが出なかったのだろう。不要な骨は怪我の前から私の左足底部に潜んでいた訳だから。

でも、その解答も私自身が既に書いていた。引き金になったのはやはり「立山登山マラニック」の八郎坂でよろけた時に足をひねったことなのだろう。偏平足である私の足のアーチは加齢と疲労によってさらに低くなり、怪我をし易い状態になっていたのだ。そして雨で濡れた岩で滑った時にあの事故が起きたと思うしかない。

不安のままに走り出した昨日の15km走。坂道を登る時に左脚の脛が異常に張った。きっと坂道での練習不足と痛みをカバーするために体が発したシグナルだと思う。帰路「名取川漁協・調査採捕中」と書いた旗を立て、ザル川の中で魚網を振るう3人の人がいた。「何がいるんです?」と私。答えは「雑魚ですよ。でも鮭やアユも間違って入って来るみたいで」。こんな小さな川にも迷い込む鮭がいたとは。ちょうど今の私に似てるかもねえ。






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Last updated  2008.11.04 16:54:26
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