マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2011.01.13
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 このところ猛烈に寒い。そして暗いニュースが多い。だから新聞を読んでもテレビを見ても、あまり楽しくない。政治は殺伐としてしかも貧困。ニュースでは凶悪な犯罪が増えているように思う。もちろんニュースを見ないわけには行かないが、新聞では小説を読むのが楽しみと言うのも淋しい話。それでも心温まるニュースは幾つかある。



 日本ハムに入団したばかりの斎藤祐樹投手が、千葉県鎌ヶ谷の2軍球場で自主トレを開始したのをテレビで知った。平日にも関わらず、彼を観に2500人もの人が押し掛けたというから凄い人気だ。お陰で駅から球場までお客さんを乗せるタクシーが大繁盛とのこと。花がある選手はどこか違う。だがプロの一軍はそうは甘くない。これからキャンプでどう変身して行くか楽しみだ。我が東北楽天にもあんな人気者が欲しいねえ。

 今や空前の人気者がタイガーマスクの伊達直人。孤児院の孤児達へランドセルをプレゼントしたのがあっと言う間に全国に波及、マスコミを大いに賑わした。わが宮城県ではとうとう伊達直人ならぬ、伊達政宗が名乗りを上げたようだ。慈善活動そのものは素晴らしい行為だが、自分が目立とうとするのはさもしい。中には何か勘違いしたのか、ボクシングのグローブやボストンバッグを贈った輩もいるようだ。

 さて職場の小母さんから聞いた話だが、猫ひろしがミャンマーのマラソンで3位になり、そのまま帰化してオリンピック出場を狙っているとか。どこまで真実かは不明だが、何となく笑える。だが彼の細君は、帰化には反対だそうだ。念のために彼のHPを見たら、アンコールワット国際ハーフマラソンに出場し1時間15分59秒で3位入賞。どうやらミャンマーではなくカンボジア代表を狙っているようだ。

 アースマラソン中の寛平ちゃんが福岡から広島へ着いた。だが日本国内を走るのは外国よりも疲れるようだ。原因は過剰な応援。大勢の人だかりで食事中でも寛げないとか。痛みをこらえながら必死に走っている彼を、もう少し静かに見守って欲しいものだ。フレーフレー寛平ちゃん。今頃はどの辺を走っているかな?

 宮城谷昌光著「香乱記」全4巻を昨日読了し、今日から「天空の舟」の上巻を読み始めた。しかし彼の描く貴人像にはほとほと感服する。これまで4つの作品を読み終えたが、共通するのは主人公の志の高さ。歴史の表舞台にはついに立てなかったが、彼らを慕う人々の心の中には永遠の英雄として残る。戦国の世で清らかに生きることの難しさを感じさせられた私だった。





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Last updated  2011.01.13 17:50:42
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