マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.01.11
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カテゴリ: ランニング障害
 実験と診断(1) 

前日の朝は、月光の下を愛犬と散歩した。そして今朝の散歩は雪の中だった。これでは帰宅ランは無理。折角走るのを休むのだから、今日は思い切って病院へ行ってみよう。そう決めてみたものの、まだ何とかして走ろうとする自分がいた。そして走らないまでも、病院に行くのは止めようと迷う自分もだ。先月初旬に傷めてから、一進一退状態が続いていた私の右足。

痛みの状況とこれまでの経験から、足底筋に炎症が生じていることは間違いないが、どうやったら治せるか。いや、私の足の形状からして治ることはないが、少しでも負担を軽減する方法はあるはずだ。整形外科医の指導には反するが、底の軟らかいシューズならどうか。これはシューズがかなり摩り減ったことで、長くは続かなかった。

ネットの通販で買った2足のシューズはいずれも底が堅い。本当はその方が、私の足のためには良いようだが、何せ走ると痛むのだ。スポーツ店に行っても、かつて私が愛用した底の柔らかなものは売ってない。医療用インソールと組み合わせるならそれが良いのだが、やむを得ず底が堅いシューズを使うとしたら軟らかい「中敷き」と組み合わせたらどうか。そこで思い出したのが、物置にしまった長靴だった。

少し厚いフェルト状の中敷きは、なかなかのクッション性。ただし、長い間長靴の中に放置していたため、青カビや赤カビに染まっている。それさえ気にしなければ、なるほど足には優しかった。これは良いと思い、新しいのを買いに行った。袋には羊毛製とあってビックリ。そうか、フェルトには羊毛も使われていたんだと納得。

この新しい中敷きと組み合わせたら、底の堅いシューズでも足が痛まないかも。この新たな実験に向かう朝、雪になったのだ。第1現場での勤務を終えた後、病院へ診察券だけ出して第2現場へ向かった。1時間30分後に再び来院する約束で「外出券」を受け取る。これだと仕事を休む必要がなくてとても助かる。

その病院へ向かう途中にお握りを買った。もし混んでいた場合は診察が長引くために腹が減る。ところが生憎の雪で、待合室には患者がいつもの半分くらいしかおらず、間もなく診察室へ入るよう名前を呼ばれた。だが、何時まで経ってもドクターが現れない。隣の処置室からドクターと患者のやりとりが聞こえる。どうやら患者は怪我をした体で、ヨーロッパへ旅行したいみたいだ。<続く>





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Last updated  2012.01.11 17:07:47
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