マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.08.07
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カテゴリ: ランニング障害
 昨日は朝から2つの病院をかけ持ちした。最初は歩いて整骨院へ。2ヶ月半全く走らなかった(走れなかった)ことと、強烈な指圧のお陰で右足底部の痛みがほとんど感じないようになっていた。指圧で炎症が治まることはないとは思うのだが、4日間の施術で体調が劇的に改善されたのは事実。保険が利いて1回500円は安いもの。

 次にバスで中心街の整形外科へ向かう。少し手前のバス停で降り、一番町を歩く。アーケード街は豪華な七夕飾りで溢れ、その下を大勢の観光客が驚いた様子で歩いている。江戸時代から続く仙台の伝統行事である七夕だが、中には電気で動く「仕掛け物」もある。わずか300mほどだが、観光客気分を味わった。途中のコンビニでお握りとサンドイッチを購入。

 待合室には既に既に50人ほどの先客がいた。いつもは3人いるドクターが、この日は院長1人だけで診療に当たるようだ。受付に診察券と保険証を出し、係の人に症状を話す。この日の最大の目標は新しくインソールを作り直すこと。以前に作ったものは走るためにかなり手を加え、本来の機能が半減したせいで痛みが出たのではと考えたのだ。

 ここに至るまでに、私はかなり悩んだ。このまま痛みに耐えて老後を過ごすのも覚悟したほど。2度の手術と投薬で、今のところ不整脈は治まっている。もし足の痛みさえなければ、ちょっとした運動が出来るのではないか。だが昨年3月の診察でランニングの禁止を勧告されたことが、通院を迷った原因だった。

 午前中は2時間半待ち。その間に外は激しい雷雨となった。傘の心配をしたが、全くの杞憂だった。午後も4時間ほど待つうちに、すっかり雨が上がったためだ。待合室でお握りとサンドイッチを食べ、本も140ページほど読むことが出来た。院長へはこれまでの症状を話し、インソールを新調したいと言うと、直ぐに了承された。

 話によれば横に出っ張った骨は種子骨ではなく、第5中足骨(舟状骨)がアーチの崩れで変形した結果。だから痛み止めの注射は一時的な効果しかなく、インソールによる補正が最適の由。次に処置室で専門業者によるインソールの型取り作業。ここでインソールを作るのは今回で3回目だが、担当者は若い人に変わっていた。

 今回は足の補正を第一に考え、一切加工しないことにした。私のレース経歴を聞いて驚く業者。足の変形もそれが原因と納得。骨の出っ張りはアーチが潰れてX脚になったためと言う。足首の細さは陸上選手と似てる由。出来上がりは2週間先。定価は6万円ちょっとだが、これまでの経緯があるため改めて電話する由。今回も保険は利き、かつ残りの7割分も国保から補助されるようで有難い。

 帰宅後、疲労と頭痛に苦しみながら、愛犬との散歩、夕食、そして遅いブログの公開。長時間のエアコンで、すっかり体調が狂ったのだろう。9時過ぎに就寝したものの、12時過ぎには目が覚めた。そのまま起きて、なでしことフランスの準決勝を観る。凄い戦いだった。さすがに2大会連続銀メダルのフランスは強かった。

 それでも日本は2回のチャンスをことごとく物にし、フランスは折角のチャンスを決め切れずに1点だけに留まった。タイムアウトまでハラハラドキドキの展開だったが、何とか最後まで頑張り続け、宿敵アメリカとの決勝戦に進出した。そんな訳で、今朝もエクササイズの「速歩」はこなしていないが、体調はさほど悪くもない。なでしこ同様、私もまだ一縷の望みを失ってはいない。





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Last updated  2012.08.07 09:41:38
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