マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2015.03.24
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テーマ: ニュース(99428)
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 去る3月21日、ソウルのホテルで日中韓3国の外相会談が持たれた。久しぶりの会談では、極力早期に3国の首脳会談を実施することが話し合われたようだ。それには特に反対する積りはない。だが、中韓両国が日本政府を追及する動きは止まない。中国は「南京虐殺事件」と尖閣問題で、そして韓国は「従軍慰安婦問題」と竹島の帰属を巡って。来年は「抗日戦争勝利70周年」と言うことで、両国は共同戦線を歩み、意気盛んなのであろう。


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 だが、先日観た映像には驚いた。南沙諸島の小島を埋め立て、そこに滑走路がほぼ出来上っていたからである。もちろんこれは中国の仕業。そこに中国軍の基地を置くことは明らかだ。現状を実力で変更する中国の横暴は今始まったことではない。一方で、中国は尖閣諸島の領有権をも米国首脳にアピールしているようだ。何の歴史的根拠もないのに、言い続けていたら、それがいつか「歴史の真実」になると信じているのだろう。

 日米主導のアジア開発銀行に対抗して、中国が資本金の半分を拠出する「アジアインフラ投資銀行」設立の構想が現実化している。対中国の経済活動を重視したのか、アジアだけでなくヨーロッパの諸国も参加する動きが出て来た。さて、日本はどうする対処するのか。


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 韓国の暴漢がリッパード駐韓米国大使を襲った事件には驚いた。この男は5年前にも日本の駐韓大使に対してコンクリート片をぶつける傷害事件を起こした。今回は顔を80針縫う重傷である。強力なパートナーである国の大使が、簡単に襲われる警備体制とは信じられない。そしてこんな大事件が起きたにも関わらず、「雨降って地固まる」式の認識しかない国民性には呆れ果てる。暴漢は米韓の合同軍事演習に反対していたようだ。


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 韓国では大型フェリー沈没事件や、「ナッツリターン事件」など、到底近代的な民主国家とは思えない事件が続いている。産経新聞社ソウル支局の記者の裁判問題などはその典型。司法が民意によって捻じ曲げられているのは明らかだ。経済界は中国依存、そして軍事はアメリカ依存。その「コウモリ外交」にもそろそろ限界が近づいているのではないか。それでも「従軍慰安婦」問題を執拗に主張し続ける韓国の真意を疑う。そして国民性を疑う。


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 鳩山元総理がクリミア半島を訪れ、「ロシア帰属を果たした住民投票が民主的な手続きに基づく正当なものであった」などと発言した。これは日本政府の見解とは真逆。先日プーチン大統領は、あの時2万人のロシア兵をクリミアに派遣していたことを後日明らかにした。同時に核兵器の使用も検討していたことが明らかになった。まさにロシアは実力でクリミア半島を奪ったのだ。鳩山氏の行動が国益に反したものであることは疑うべくもない。


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 ロシアはクリミアだけでなく、ウクライナ東部でも自国の軍隊を送り込んで内乱状態に陥れ、それがマレーシア機の撃墜に繋がった。ロシア国内では先日野党首脳が暴漢に襲われて死んだ。犯人はチェチェン人と言うが、それも仕立上げられた犠牲者だろう。プーチンは秘密警察の出身。邪魔者を消すのなどお手の物。ロシアも中国も国連安保理事会の常任理事国。それが実力で他国の領土を奪い、不都合な時は拒否権を使うのが現実の世界。一体それで良いのだろうか。


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 沖縄県知事が辺野古沖の米軍基地増設のための基礎工事に、待ったをかけそうだ。一旦作業を中止しないと、前知事が許可した工事を認めないとの主張。先日の与那国島での住民投票もそうだが、国の重要施策で外交とも密接な関係にある国防が、こんなことで揺らいで良いのだろうか。危険性の高い普天間基地をあのまま放置して良いのだろうか。そして何よりも、虎視眈々と沖縄奪還を狙う中国への備えを、疎かにして良い訳がない。


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 今日3月24日は私の誕生日。私は今日で71歳になった。誕生日の朝は、真っ白い雪が迎えてくれた。後何年生きられるか分からないが、これからも私なりの生き方を続けたいと思っている。





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Last updated  2015.03.24 06:52:07
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