マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2018.01.10
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~なぜ?が多い最近のニュース~



 強風の中を歩いて、山の上の整形外科へ行った。相変わらずの肩のリハビリでは、丹念に細かい筋肉の動きをチェックしている。週に1度の理学療法で痛みがかなり取れ、可動範囲もかなり広まったのだが、まだしこりのように固い部分があるのだとか。自分でもストレッチ運動をするように勧告された。帰路は軽くなった肩のせいか、まるで生き返ったような気分。自分ではかなり不調と感じていたのだ。



 不調の原因は脈の乱れと睡眠不足。ここ何日かは不安が募って深夜に目覚める日が続いた。昨夜(これは予約機能を使って書いているので一昨日の夜)もトイレに起きた拍子に眠れなくなった。そこでテレビを点けると、何と『夢千代日記』をやっていた。後日調べたら昭和56年の作品。懐かしい俳優の顔が幾つもあった。だが画面は色が褪せ、相当古い映像と感じた。



 主演は吉永小百合で、まだ若くて美しい姿。主人公は胎児被ばくした芸者置屋の女将で、場所は兵庫県の温泉地。複雑な人間関係と、暗い画面が印象的な作品だ。なぜ今頃こんな古いものを再放送したのか。実はこの原作者であり脚本を書いた早坂暁が昨年末に亡くなっている。これは追悼番組なのだろうと納得。『夢千代日記』に続き、『花へんろ』も昭和60年から放送されたのを思い出す。

 私が勤務で苦しんだ頃の作品だ。まだ若かったから何とか激務に耐えられたのだろうが、その代償が今頃離婚と言う形で現れたのかも知れない。これらの作品も自分もそして昭和も、ずっと遠い時代の古い思い出になってしまった。



 テレビと言えば、今年の大河ドラマ『西郷どん』の第1回が先日放送された。だが意外や意外、初回の視聴率は15.4%とここ数年では最低だった由。不人気の原因は、難解な薩摩弁の連続。厳密な方言を用いるのも良いのだが、あれでは一体何を話しているのか全く分からなかった。西郷の人柄、藩主島津斉彬の英明さなど見所が多く楽しみなのだが、今はじっと我慢するしかないのだろうか。



 さて、成人の日のこと。横浜などで晴れ着が着られなくなった事件が起きた。着付けなどを請け負った会社が倒産したのか、成人式の前約束の時間に訪れても閉鎖されていた由。中には2年前から予約し、着物を買った人もいた。ざっと520名ほどの被害者が出たようだが、この日を楽しみにしていた新成人やその親にとっては、忘れがたい最悪の日だったろう。



 衣装と言えば先日ハリウッドの映画祭に、女優たちが黒のドレスを着用して出席したニュースが話題をさらった。これは監督や実力のあるディレクターが、自分の権力をかさにしてセクハラを重ねて来たことへの抗議なのだとか。普段なら華やかな衣装を身にまとって参加する女優たちが、この日は勇気を奮って性差別に猛抗議したのだ。民主国家アメリカにしてこの体たらくとは驚く。 



 沖縄の米軍基地のヘリコプターが、またまた事故を起こした。最近こんな事故が続いている。私は米軍基地に対して理解がある方だが、最近の事故頻発にはさすがに驚きと疑問を禁じ得ない。一体事故の原因は何なのか。隊員のたるみ、整備不良、部品の劣化、経費削減や人員削減の影響、演習の増加に伴う疲労、機体の設計ミスetc。これではまともな軍隊とは言えない。困ったことだね米軍さん。怒ってる



 南北の高官による板門店での協議が昨日開かれた。詳細な内容は不明だが、平昌五輪に北朝鮮が参加することは確実のようだ。それが朝鮮半島ひいては東アジアや世界情勢の安定に繋がるなら大賛成だ。だがオリンピック開催期間中の米韓合同演習延期だけでなく、韓国の資金援助などにまで及べば、ミサイルや原水爆開発に手を貸すことにもなり兼ねない。狡猾な北朝鮮の誘いには絶対乗って欲しくない。





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Last updated  2018.01.10 06:10:19
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