マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2022.03.12
XML
~あれから11年そして世界は今~

  花屋の店頭にて

 昨日は3月11日。忘れもしない「東日本大震災」の当日。早くもあれから11年が経った。確かに国家予算を注ぎ込んで復興した部分もある。だが福島原発の事故などで、やむなく故郷を捨てた方々。亡くなられた方々。行方不明の方々。心の傷が癒えない方々。遺族の深い悲しみと嘆き。あれから我が家でも色んなことが起き、人生が変わった。出来たら何か有意義なことをしよう。そう思って朝起きた。

  作業

 先ずは燃えるごみを出しに行き、資源ごみをまとめ、ベランダで布団を干し、粗大ごみの古い布団を紐で括った。指定日に外に出して置くと取り扱い業者が引き取りに来る。これで400円。チケットはコンビニで取り扱っている。今回が初めて利用。2年前の断捨離では50リットルのゴミ袋60袋以上と、本を200冊以上廃棄処分した。あの作業で腰を傷め、今もまだ痛む。

  お徳用ネギと散髪後のマックス爺

 そうだ。歩いて床屋へ行こう。往復で3km弱。元気な頃だったら散歩にもならない距離。でもたちまち腰が悲鳴を上げた。デジカメ持参なので撮影しながら。結構客がいて私がもらった「札」は10。だがそこは15分ぐらいで仕上げる超安い店。帰り道生協の前で100円のネギを購入。待ち時間も含めて1時間30分かかった。腰も持ったが、トイレも良く我慢出来たもの。さっぱりした。

   わが手料理  

 前日に購入した魚を捌いて干物にしていた。イワシが5匹とダツが4匹。塩を振り1日干しただけで、とても美味しい干物になった。合わせて320円くらいだったはず。右側は100円で買った「茎ワカメ」の半分を一旦茹でて塩分を抜き、佃煮にしたもの。煮汁の残りなどを使った超安物料理だが、歯応えもあって美味しい。ご飯のおかずにも、お酒の「お供」にもピッタリ。

  腐った古株

 トルコが仲介して実現したロシアとウクライナの外相会談。だが全くの期待外れだった。きっとロシアの外相は何の権限もないのだろう。ウクライナは妥協の余地まで示したのに。世界各国による経済制裁や、甚大な自軍の被害に苛立ったプーチンは、原発や核関係施設、病院、学校、集合住宅など見境なしにロケットで攻撃し、キエフ包囲網が急速に狭まった。それでもゼレンスキー大統領は音を上げない。

                 樹影   

 またしてもロシアはデマを言い始めた。「ウクライナは汚い原爆を作っている」に続き、今度は「アメリカはウクライナ国内で生物化学兵器を作っている」と。核兵器や生物化学兵器を使用したいロシアが反対のことを言うのはいつものこと。「燃料気化爆弾」の使用を初めて認めたようだ。クラスター爆弾や費用が安い「無誘導爆弾」で、住民ごと建物を破壊している。プーチンの焦りと狂気そのものだ。

  ゴムの枯葉

 チェルノブイリ原発や核物理学研究施設から原発などを監視する国際機関あてに、ここ数日間メールが届かないと言うのが気になる。廃炉も小型の実験炉も管理職員が常時コントロールしないと、いざと言う時に困るのだが、ロシア軍はむやみやたらに砲撃して後は見ぬふり知らぬふり。責任を全部ウクライナに押し付ける卑怯で無謀な集団だ。常識が通用しない為政者は、他国民だけでなく自国民も地獄に落とす。

               孤独な水鳥   


 プーチンは孤独な水鳥だ。外国企業が次々とロシアから撤退するのも当然だ。全てはプーチンの妄想から始まったこと。盟友習近平もどうにも出来ないだろう。近付けばロシアの仲間と見なされ、西側諸国から同様の制裁を受ける。プーチンの「暴走」で、習近平の幻想と野望にも影が差したのではないか。バイデン爺さんが頑張れるのも、優れた閣僚たちが支えているからだろう。副大統領は何もしてないけど。

  ウクライナのパラ選手団

 北京冬季パラリンピックで、ウクライナの選手たちが自国に攻め入ったロシアに抗議している。本来なら政治的な問題には触れないのがオリンピック精神だが、今回はやむを得ない行動のように思え、逆に応援したい気持ちだ。彼らには帰る国が無くなる可能性すらあるのだ。スポ-ツすら政治の道具にしたプーチンとロシア政府を憎む。きっと良識あるロシア国民は心苦しく思っているはずだ。

 ウクライナに平和を  

 当分ウクライナ情勢から目が離せない。ゼレンスキー大統領はじめウクライナ国民の皆さんには、ただただ何とか生き延び、戦争終了後の祖国の復興と明るい未来を信じて頑張って欲しいと願っている。国外に脱出した人々も慣れない土地だろうが、親切に甘え健康で過ごして欲しい。ウクライナに平和と栄光を。そして一日も早く、世界に正常と秩序の日々を。わが3.11は長い祈りの一日だった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.03.12 00:00:09
コメント(4) | コメントを書く
[ニュース・社会の動き] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: