マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2022.03.29
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~わが暮らしとウクライナ戦争~  写真は庭の花と畑の野菜など

 バラの新芽

 月曜日の朝目覚める。どうやらまだ生きているようだ。洗濯機を回し、布団を上げ、洗濯物を干し、朝ドラを観ながら朝食を食べ、ブロ友にコメントを書き、コーヒーを飲みながら新聞を読んだ後、おもむろに翌日用のブログの原稿を書き始める。ロシアがウクライナに侵攻してから1か月以上が経ち、私もブログでその戦争を取り上げない日はなかった。

            春キャベツ   

 そんな生活だと出来ないこともある。大掃除は10日ほどしていないが、それで死ぬことはあるまい。雨が降り気温が上がり出すと、庭や畑の雑草の伸び方が凄い。でも腰痛があるため庭仕事は休止中。昨秋はタマネギの苗を植えず、今月はジャガイモを植えなかった。畑仕事はもう無理かも知れない。草取りも生協か便利屋さんに頼むしかないかも。

 白菜の花のつぼみ

 冬の間放置していた白菜の残りはほとんどが凍結を繰り返して腐った。結球しなかった苗から花の蕾が芽吹いている。森保ジャパンは最終戦のオーストラリアを下して8連続のW杯出場を決めた、試合終了際に交代した三苫のシュートが光った。大相撲春場所は関脇若隆景の初優勝。祖父、父そして3人の息子がいずれも力士と言う大相撲一家。プロ野球が開幕し第2戦でようやくわが楽天が初白星を挙げた。

       ホソバスイセン   

 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では凄まじい女の闘いを観た。知識としては知っていたが、なるほどそんな事情だったのかと納得。まあ史実を交えたドラマなので、演出過剰の気味があるが、それでも面白い。朝ドラ「カムカム」の最後は英語づくめと聞いたが、なるほどそう来たか。アメリカへ渡ったきり姿を消した安子とアニーとの関係が気になる。新聞の俳句欄はこのところまったく読まなくなった。

 フキノトウ

 裏庭に3、4個のフキノトウが出た。ウクライナ戦争の情報は、新聞やテレビのニュースだけでなく、ネットから様々な形で確認している。衛星放送の専門家による解説はほとんど聞いた。それらを合わせると、今回の戦争の実態がかなり正確に把握出来ると感じる。前回のアメリカの大統領選は酷かった。フェイクニュースのオンパレードで、一体何を信じたら良いか迷ったものだ。

        ボケのつぼみ   

 その点今回の戦争に関しては、ロシア政府機関の報道は大部分が捏造とプロパガンダだったが、欧米側およびウクライナ政府発表のニュースには信憑性を感じた。それに一般市民による情報提供や、ゼレンスキー大統領自らが発信したSNSがかなり有効だったのではないか。ただしそのことによる思わぬ被害も起きた。

  キエフのショッピングセンター

 一市民が投稿したキエフのショッピングセンターの画像には、入口の前に多連砲を積載したウクライナ軍の車両が停まっていた。それを観たのかロシア軍はミサイルでショッピングセンターを全壊した。ロシア軍のキエフ侵攻に備えて、ビルの屋上から多連砲で狙い撃ちする作戦だったのだろう。軍の機密を市民が漏らした失敗例だ。

             ハナニラ   

 意外なことを知った。ウクライナ軍がキエフ市民に35時間の外出禁止令を2度出したことがあった。それはロシア側のスパイをあぶり出すための措置だったのだ。市民は忠実に命令に従った。だからその時間帯にキエフ市内を移動する人物を検問すれば、敵側の人間を見つけることが出来る。あの長い外出禁止令の裏には、そのような背景があったのだ。

 チオノドクサ

 ロシア側に封じ込められた南部の都市マリウポリ市内から2週間ぶりに脱出したウクライナ人の実話をyoutubeで観た。途中14か所の関門でロシア兵に呼び止められたが、その都度「関門突破マニュアル」に従って冷静に対処し、無事ルーマニア国境付近に脱出出来た由。途中で彼らをチェックした若いロシア兵は、マリウポリ市を自軍が連日攻撃してることを知らなかったそうだ。これほどロシア軍内の情報が不徹底だったとは。

         マリウポリ市内のロシア軍戦車  

 ロシア軍の兵士が上官の命令に逆らい、その上官を戦車で轢いたとの情報をネットで知って「ホンマかいな」と疑問を持ったが、真実だったようだ。キエフを包囲していた地域では最高で60数kmロシアの戦車や車両が一時長い隊列を組んでいた。あれではウクライナ軍の餌食になると自衛隊の元幹部が解説していた。食料や燃料もなく、指揮命令系統がバラバラな中での「事件」。骨折した上官は「名誉の帰還」をした後で、死んだようだ。



 あの長い車列は結局、動けなくなったためと後に判明したが、車両と兵士の大半をウクライナの攻撃で失ったロシア軍は、大事なものを忘れて行った。左側は「クラスハ4A」と呼ばれるロシア軍の電子システムを搭載した車両で、右はそのコンテナを「擬装」して森の中に置いて逃げた状態。



 こちらはウクライナ軍によって捕縛された「ポリソグレブスク2Bシステム」と呼ばれるロシア軍の電子システム。やむを得ない場合はデータを消去するのが通常だが、果たしてウクライナ軍の猛攻で戦死したり負傷したロシア軍にその暇があったかどうか。今回の戦争でロシア軍の将官7名が戦死したことが判明している。これらの装置がNATO軍によって解析された場合、ロシアの軍事情報は「丸裸」となる。

  プーチンに対する主な反対者

 しばらく姿を見せなかったショイグ国防相が先日久しぶりにテレビに映ったが、西側の分析では以前の映像を使ったと判明。重い心臓病と言うのはどうやら本当のようだ。行き詰まったプーチンは当初の「キエフ包囲」によるゼレンスキー追放を諦め、南部のマリウポリと東部2州の完全制圧作戦に切り替えた。今回の戦争に反対する幹部も出だした。だが軍部のクーデターが起きるかは不確実。



 アメリカはこの度ロシアのIT企業「カスペルスキー」のウイルス対策ソフト使用禁止の検討を表明した。本社はモスクワにあるが世界各国に現地法人があり、事業の8割はロシア国外でのものだが、警戒するに越したことはない。両陣営のサイバー攻撃合戦は目下火花を上げている。またそれに乗じた「ネット犯罪」も多発していると聞く。



 ウクライナ東部および南部におけるロシア軍の無差別的な攻撃は、常軌を逸している。多くの市民がロシアに拉致され、16万人がまだ逃げられずにいると聞く。追い詰められたプーチンが生物化学兵器や核兵器を使わない保証はどこにもない。ロシアには40万人の「プーチン親衛隊」がいるようだ。こうした中今日からトルコで対面での停戦協議があるとの情報。だが、かなり困難な状況に変わりはないだろう。





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Last updated  2022.03.29 06:32:54
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