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兼ねてより短絡思考の排除と、多角的視点で物事を捉えることを心掛けている。そのため、日ごろ新聞、テレビニュース、ビジネス雑誌を賑わせている視点の多数派の視点だけではなく、少数派の視点からもということで、標記の本を図書館で借りてきた。本書に綴られている「福島原発周辺のミステリー」は、1976~1977年ころのルポタージュである。しかしながら、この内容を読み始めたとき、今年2011年3月11日の震災後の原発事故、まさに、今のこと?と、疑いたくなるほど、今、福島に起きているようなことに類似している過去があったようである。まさに「歴史は繰り返す」、「人間は同じ過ちを繰り返す」、とでも主張しているように感じた。。恐らく、30年前のルポ以外にも同様の資料は存在するであろうが、このような少数派の声を、我々はある意味で、過激派のように扱い退け、国益優先、経済優先、表面上の説得性のある「合理的」な選択をしてきたともいえる。この点について、とやかく言う資格は私には当然ないけれども、少数派の声をいかに、多数派に持っていくか、という命題は、至る所に存在する。上記のような社会問題だけでなく、たとえば、企業の中の経営における意思決定においても同じように考えられそうな気がしている・・・自分自身、何が言いたいのか、よくまとまっていないが、今までの深い思考不足もあるし、とにかく考えさせられることばかりであった。
2011.09.29
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明日から授業開始です。振り返ってみると、この夏は過去にはない 心身ともに充実した日々でした。後期の授業も気を引き締めて頑張りたいと思います。特に風やインフルエンザには気を付けないと。
2011.09.29
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台風が過ぎ去って、日本の暑さを全て持ち去ったように、 寒いくらいに涼しくなりました。油断すると身体を壊しそうです。 昨日、アルジェリアの友人から久しぶりにメールが届きました。 その友人は勉強熱心なエンジニアで、私を師のように慕ってくれていました。 (公式な関係は、私にとってのお客様にあたりますが・・・) 海外でも、日本における災害や、台風などのニュースがたくさん放送されているようで そのことを気にしてくれてのメールでした。 普段、日本にいると、海外から見られているということは特に意識しませんが、 海外からの連絡を受けると、我々が意識している以上に、日本は、今 注目されて いるようです。毎日何かしら日本のニュースが流れているようです。 少なくとも、私が出張中は、海外のニュース番組ではあまり注目されていなかった ような気がします。(2008年~2010年までは) 野田首相の外交デビューが報道されていますが、皆さんはどのように理解し、 解釈されたでしょうか。複眼的に評価してみましょう。短絡的ではだめです。 内政も外交も、今の時代は世界を意識しなければなりませんね。 当然、プライベートにおいても。
2011.09.24
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少し前になりますが、ETV特集で「日本原子力発電史1」を放送していました。さまざまな情報を総合すると、私の解釈は、日本が戦争へと突入していったときのような、何か得体の知れない大きな力が「原子力の平和利用と推進」にも働いていたような気がしました。ある意味では、暴走組織でもあったように見えます。9/18のETV特集で、私が原発事故以来、疑問に感じていたことが、クリアになりました。その疑問とは、「非常用電源設備関係の配置が何故、海側を向いていたか?」です。プラント設計に関わる者でなくても、一連の報道から、原発における非常用電源設備の重要性はだれでも分かるわけです。津波の被害が予想される地域においては、通常、海側には配置されません。また、福島第一原発の場合、発電所自体も周囲の崖より低い位置にあるなど疑問ばかりを感じていました。何かしらの理由があるのであろう、建設当時の最適設計だったのに違いないと考えていたのですが、ETV特集の報告を見てそうではないことが分かりました。報告では、東京電力が発注した企業(GE社)の設計の通りそのままを採用したということでした。東京電力はコストを抑えることも重要な課題であったため、GE社からの追加コストが発生しないように、極力、GE社の設計の通り建設を進めていたのです。発電所周囲の崖が、およそ35mの高さがあったのを、わざわざ10mの高さまで下げたことも、GE社のポンプの設計が、10mの揚程であったためということでした。発電機の配置もGE社の設計の通りということで同じ理由からでした。今となっては、まさか、そんな単純な理由だったのか?と思ってしまいます。 でも、このような事例は、私の業務経験や周囲の報告でも同じようなことを聞きます。例えば、新規プラントが既設プラントのコピープラントの建設や、日本にあるものをそのまま海外に建設したりする場合によく起きるミスです。既設ではうまくいった、日本ではうまくいった、という言い訳を良く聞きます。このような教訓は、いろいろなところで考えなければならないことです。国の法律、規制、文化、風土、人々を取り巻く環境などを踏まえたものを構築しなければならないということです。短絡的思考は時として失敗を招くだけと言うことになります。今回のETV特集を見て、上記のことを強く感じさせられました。9/25 もETV特集の続きが放送されますので興味のある方は、ぜひご覧ください。
2011.09.22
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先日、夏休み中に活動したMBA・MOT混成チームによるグループワークの発表会がありました。大きな共通テーマは、以前紹介したように、「震災後の日本はどう変わるか?」というもので、このテーマに基づき、3チームに分かれての活動でした。各班が最終的に選んだ個別テーマは、エネルギー政策、循環型社会、産業構造・サプライチェーンについて深堀りしていくものでした。私の全体解釈としては、今まで先送りしてきたさまざまな課題、もしくは、いずれは直接向き合わなければならない課題が、震災や原発事故によって、前倒しに検討することになったと言えると思いました。つまりは、先送りしてきた弊害が蓄積されて、それが顕在化してきたといえるでしょう。今回のグループワークの発表の成果はある程度あったものの、私は、そのこと自身にはあまり、重要度はおいておらず、それよりも、ディスカッションを通じた新たな知見・視点を得られたということは非常に大きな財産になったと思います。30歳も半ばになって、今までのまま仕事を続けていたよりも、間違いなく新しく大きな視野が広がりました。それから、なんといっても一番の成果は、MBAからMOTに移られた著名な教授に、直接お会いできたことでした。今までは、経営関係の本のなかでしか知りえなかった方に直接お会いし、講評をいただくなど、滅多に経験できるものではないので参加して良かったと思います。引き続き、同先生を私淑している一人として、大学院生活を邁進していきたいと思います。
2011.09.18
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震災の影響と原発事故について、さまざまな議論が繰り広げられている。おおむね、脱原発、電力会社の経営管理の不備などについてである。今回の事故を受けて、子を持つ親としては、原発の危険度を考えると、できるならば頼らない世の中であることが望ましいと思う。とは、言いながらも、本当に頼らない世の中にすぐさま移行できるわけでもないことは事実であるような気がする。最近の脱原発の論調、その一方で、読売新聞などでは現実的な主張もある。そこで、そもそも電力業とはどのような発展をとげてきたのか、歴史的文脈を掴むため、『日本電力業発展のダイナミズム』橘川武郎著 読み開いてみた。(複眼的思考でとらえるならば、本書の他の論点についても調査してみるべきと思うが、別の機会にゆずる。)【送料無料】日本電力業発展...価格:6,090円(税込、送料別)『日本電力業発展のダイナミズム』を読んでみた私の解釈では、現在の原発問題の根幹は、1973年の第一次オイルショックにあるようだ。(ちなみに、私は、このとき生まれていないのでどの程度の出来事であったのかは体験していないため、資料や伝聞に頼るほか無い。)このオイルショックによって、今まで化石燃料で使用する火力発電が立ち行かなくなり、国策として電源分散計画本格的に立ち上がった。このとき推進されたのが、原発ということである。この推進は、ほぼ国が主導する形となり、電源三法が整備され、原発などを推進しやすい形が作られた。これ以前まで、つまり電力業が創設されたときから、電力業は民間の手で運営されており、国の介入なしに自立性と自律性を保持しながら日本の経済をサポートする大きな役割を担ってきたのである。しかし、原発推進とともに、国の介入がはじまり、同じ電力会社内の原子力の聖域のようなものが作られた。このような歴史的文脈を踏まえれば、どこに悪さがあったのかはおのずと見えてくる。政府の論調は、電力会社の責任にしているように見受けられるが、本質的には、国の政策の問題はさることながら、国の政策について、間接的にある意味で合意してきた(電気エネルギーの恩恵を受けてきたと言う意味で。。。)我々国民全体にも責任はあるのではないかと私は感じてしまった。上記の問題は、今後もさまざまな議論が展開されていくと思われる。責任問題はある程度、必要だとしても、今必要なのは、被害拡大防止と、起きてしまったことを、二度と繰り返さない 失敗学の教えをフォローすることだと思う。経営を学ぶものにとっては、さまざまな視点で情報を整理し、さらに、歴史的文脈についても把握することが重要であるとともに、短絡的論調は、最終的には最適な解を導き出さないと感じた。**************そういえば、昨日、隣の韓国では、大停電があったようである。日本の計画停電は、それなりに重要で有効に働いていたということであろう。
2011.09.16
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本日、大学の図書館に用事がありました。大学に着くと、その入り口には“大学院試験会場”、という案内がありました。一瞬、一年前にタイムスリップしたかと思えるほど、懐かしい記憶を甦ってきました。一年前には、私も、この試験会場で受験したのです。前期の授業もあっという間でしたが、一年が経過するのは本当に早い。日々の時間を大切にしなければ、と思う日でした。
2011.09.12
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最近、組織関連の本をUpしていました。今日は、 『コーポレート・ファイナンス入門』をUp します。今日は、久しぶりに新宿に行きました。まともに、歩いたのは、5、6年振りかも知れません。。。新宿って、こんなに人がいたっけ?恐怖すらも少し感じました。しかも、友人との集合場所にも迷う始末です。自慢をするわけではないですが、パリとか、ロンドンでも、あまり、迷ったことはありません。人ごみの凄さから、今日は、日本の凄さを少々感じました。。。。
2011.09.07
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9月に入って、ブログ更新が滞っております。反省、反省。今日は、とある工科大学の産官連携の一環で行われている公開授業に出席してきました。社会貢献をマーケティングに活かすというものと、中国ビジネスの現状とリスクなど、投資や進出するうえでの留意する課題の2コマでした。公開対象が、企業担当者向けでしたので、講義というよりも、セミナー的なものを感じましたが、他大学の教授の話を聞くことも、一つの勉強になりました。特に、CRM(Cause-Related Marketing:コーズ・リレーティッド・マーケティング)については、短い時間にも関わらず、ポイントを理解することができました。マーケティングでCRMといえば、Customer Relationship Managementをイメージしますが、今回の講義で学んだのは、CRM(Cause-Related Marketing:コーズ・リレーティッド・マーケティング)です。用語は、こちらから、→ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20110104/355795/ 企業活動で実施する社会貢献は、積極的にコミュニケーションすることの重要性と、利益を生むことによる本来の納税者としての役割や、CRM的な社会貢献を事業活動(本業)に結びつけることの重要性を確認しました。継続的な事業活動と社会貢献は、利益というものが源泉でなければ、長期的、持続的な貢献は生まれないということです。これからは、身の回りにある企業の社会貢献を目にしたときに、CRM的なものになっているか、目を向けたいと思います。
2011.09.06
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