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ポツダムでの最終目的地、ツェツーィリエンホーフに向かいました。
「地球の歩き方」によると
中央駅から市役所まで路面電車で行き
市役所でツェツィーリエンホーフ方向のバスに乗り換えと
出ています。
オランダ人街から市役所まで歩ける距離なので
歩きました。
ナウエナー・トア(門)
この門の向こうに見えているのが市役所です。
市役所前まで行ったら、ちょっとしたハプニングが。
市役所前の道が工事中で
バス停にカバーがされていました。
そういうときはバス停はどちらに移動したかという
地図や案内が出ているはずですが、何もなし。
バス停のベンチで休憩中のおじさんが
「門の向こうから乗れるよ。」と教えてくれたので
門の方に戻りましたが、どこにあるのかわからず。
ツェツィーリエンホーフの方向に歩いて行けば
必ず、バス停があるはず…と信じてかなり歩きました。
きちんとした地図を持っていないので
少し自信なかったのですが
途中の道路に「ツェツィーリエンホーフ→」と標識が出ていたので
間違いないかな…と。
バス停で3,4つ分は歩いたと思います。
朝からずっと歩いてますから、バス停3,4つ分でもきつかったです。
それだけ歩いてバス停がなかったら諦めて帰ろうと思いました。
やっとバス停が見つかり、20分ぐらい待ちましたが、バスは来ました。
城の一部はホテルになっています。
城というより、英国風の城館のような感じです。
この城は1917年の建設で
ホーエンツォレルン家の最後の皇太子ヴィルヘルム2世が
住んでいた城です。
第2次世界大戦末期、1945年7月にここで
英米ソの3国によって、ドイツの戦後処理などめぐる会議が開かれました。
ポツダムに行って、ここを見ないと
「で、ポツダム会談はどこで開かれたの?」という感じになりますから
見ておこうと頑張りました。
先ほどのホットチョコのラテアートが☆だったわけが
ここでわかりました。
この花壇はソ連が占領中に作ったもので
それゆえ赤い☆が…。
城の内部の撮影禁止です。
会議が行われた部屋や、控えの部屋、サロンから見えた湖が
きれいで、それを写真に撮りたかったのですが
裏に回れず…。
この城の滞在時間が一番短かかったです。
朝からベルリナー1個とコーヒー、ホットチョコ一杯、
昼ご飯を食べ損ねた感じでお腹が空いてましたし
何か食べようと中庭(ホーフ)にあるセルフサービスのレストランを見ましたが
あまり食べたいものがなくて。
自動販売機でコカコーラ・ライト350mlを1本買いましたが
これが3.5€と高かったです。
往路は空いている各駅停車で来ましたが
帰路はSバーンのRE(快速)で帰りました。
Alexanderplatzまで32分でした。
このように自転車ごと乗れる車両でした。
私はドイツに住んでいた6年ほどの間に
Sバーンという都市と都市を結ぶ近距離線には
あまり乗ったことがありませんでした。
だいたい街中の移動は路面電車、バス、地下鉄。
遠くに行くときは長距離の列車、主人と一緒の時は99%車でした。
ポツダムの雰囲気は相当気に入ってしまいましたので
名残惜しく…。
ポツダムと、私の出身地と、昔ヘッセン州で住んでいた街と、
そして現在私が住んでいる市には共通項があります。
どこも大都市から小一時間のところであり
人口15~17万人くらい。
現在、お城が残っているいないにかかわらず、
どこもかつては城下町(あるいは公国の首都)として栄え
今は片田舎で雰囲気も似ている気がします。
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