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32位 9202 全日本空輸 (東1、3・9月優待)
×(バリュー株投資家としての評価)~
△(優待族としての評価)
PF時価総額32位の上位銘柄は、国内線をJALと二分するANAです。
前期は過去最高益を達成するなどそれなりに頑張っていましたが、
つい先日、
10億株もの大型増資を発表し株価は暴落しました。私は以前からその脆弱な財務状態から考えていずれ増資はあるだろうとは思っていたのですが、その規模は自分が事前に想定していたよりも大きな物でした。私はちょうど会社でお昼御飯を食べながらテレビでNHKをつけていて、いきなり「ANAが増資で最大2000億円を調達へ。」というスクープニュースが流れたので思わず、「おぇー、2000億円って、もしかして10億株かよ。ちょっと多いなあ。」とびっくりして一気に御飯が美味しくなくなりました。(笑)
しかも増資理由が「新型のボーイング787型機の導入」というのは、何だか数年前の増資の時にも全く同じ話を聞いたようなデジャヴがあり気になりました。
子供の頃母親に、「参考書買うからお金頂戴」というと、割と高い確率で小銭をゲット出来て、実際には安いペラペラのドリルをアリバイで買って残ったお金でビックリマンチョコを密かに買っていたという極悪な経験が自分にはあるのですが、どうもANAも「新しい飛行機を買うって言うと、小遣い貰いやすいんだよな。」と思っているフシがあります。
まあJALの再上場を控え、ANAとしてもお金もないし嫌な株主総会クリア後のタイミングしかチャンスが無かったというのは本当に良く分かるのですが、ちゃんとしたお金の使い方をして欲しい、お菓子を買う(無駄遣いをする)のではなく、本当に参考書(新型機)を買って欲しい、とホルダーとして母親のような気持ちで切に願っています。(笑)
さて、そんな素敵に株価墜落後のANAの現在の株価は177円、PBR0.81、株主持分比率は27.4%、予想PER15.66、配当利回り2.3%(4円)、総合利回り9.0%(4+12=16円、優待券はヤフオク平均落札価格の6000円で換算)で、 優待は1000株保有で年に2回普通運賃50%割引の株主優待券+グループ優待券です。
優待券を使って気軽にフットワーク軽く飛行機に乗って、投資本を読んだり、
美味しい御飯を食べながら株式投資について考えを巡らすのは、
投資家として極めて大切な時間であると考えています。
全日空は総合的に考えればPF上位でホールドしていけるような銘柄では全くありませんが、優待内容だけは格別に魅力的です。私は「ファンダメンタルズ劣悪で病弱なANAを無理なくホールドしていけるような強靭なPFを作り上げることこそが優待族としての私に与えられた使命である。」と考えており、これからもPF上位で最も地力の乏しい銘柄であるANAをしっかりとサポートできるような、実力派の優待バリュー株を発掘し続けて行きたいと考えています。
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