みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Aug 26, 2012
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カテゴリ: 優待株について
 本日、「みきまるの優待バリュー株日誌」は累計500万アクセスを達成することが出来ました。まさか、これほどのアクセスを戴ける日が実際に来るとは、、、皆様、本当に御訪問有難う御座います。

 さて今日は500万アクセス達成を記念して初心に戻り、私が専門として戦っている「優待バリュー株」とは何か、そして何故「優待バリュー株投資は負けにくいのか?」を改めてまとめておきたいと思います。


 まず、優待バリュー株は私の考えでは大きく分けて3種類あります。1つ目は、




指標的に極めて割安なバリュー株に、たまたま優待が付いている場合

 です。これをA株とします。表現を変えると、「歴戦の凄腕バリュー株投資家のPFで良く見かけるような、優待を全く考慮しなくても買える株」です。具体的に私の持ち株で言うと、7605フジ・コーポレーション、9441ベルパーク、9866マルキョウあたりが該当します。


 このA株の魅力は「 バリュー株を優待を楽しみにストレスなく保有できる 」ということです。


 ただ単に指標的に割安なバリュー株というのは市場にはたくさんあるわけですが、その手の株というのは大体において値動きの緩慢な不人気株でもあります。それを株価が上がらない状態でじっと我慢してホールドするというのは強い精神力・忍耐力・肝力を要求されます。我慢ができずについに投げた頃、うたた寝から覚めてするすると上昇し始めるというのもよくあるパターンです。


 その点優待が付いていると、この上がらない期間を優待を楽しみにご機嫌でホールドできます。元々指標的に割安な株なのでいつかはスポットライトが当たって上昇することが多く、結果として負けにくい投資になります。

 さて2つ目は、

 指標的に 突出した割安感はないが、配当+優待の総合利回りが高くバランスが良い

 B株です。私の持ち株では2128ノバレーゼ、4298プロトコーポレーション、4926シーボン、9056トランコムあたりをパッと思いつきますが、他にも多くの優待バリュー株はこのB株に当てはまります。

 このB株を少量ずつ多品種持つことは、ポートフォリオの総合利回りを上げ、何が起こるかわからない株式市場で長生きし、更には多くの優待品に囲まれて投資の果実をダイレクトに実感しながら幸せに暮らせるという複数の強固なメリットがあります。

 多くの優待族の方は無意識に1単位ずつたくさんの優待株を買い求めて楽しんでいると思いますが、この魑魅魍魎とした株式市場で相対的に長生きしています。それこそが「優待バリュー株投資」の持つ素晴らしさを端的に示していると思います。




 3つ目に、

指標的にはかなり割高だが、優待バリューが極めて高い

 C株があります。私の持ち株では2228シベール、2702日本マクドナルドHD、9202全日本空輸あたりが当てはまります。

 このC株は保有するのに若干神経を使いますが、優待そのものの魅力が高いので戴いた時の満足感は格別です。また、その優待バリューの高さから権利前に株価が上昇することが多く、我々優待族の伝家の宝刀「取らないの法則」の発動でいざと言う時には利益を確保しやすいという利点もあります。

 以上のABCの3つが私が考える「優待バリュー株」ですが、実は優待株の中にはもう一つ、

指標的に極めて割高で危険だが、優待だけは魅惑的な

 

 また、現役で頑張っている銘柄としては、2798ワイズテーブルコーポレーション、3053ペッパーフードサービス、7616コロワイド及びその関連会社が筆頭です。もちろんこれらの銘柄群はもしも復活した場合には大きなリターンが得られる可能性もありますし、株式投資が根源的に持つ「ギャンブル性」などの観点から見ると惹かれる面もあります。

 リスク・恐怖を実感することは投資家としての個々の能力を覚醒させる効果がありますし、「危険な銘柄も含まれていてこそ本当の健全なPFである。そういう銘柄を体験してこそ真の優待バリュー株を理解できる。」というのが、私の持論でもあります。不良生徒のいない教室にはどこか去勢された不自然さが漂いますからね。なので、D株のリスクを十分に分かった上で保有するのは構わないと思いますし、現に私もペッパーフードを保有中でもあります。




 以上をまとめると、優待株を買うときにはざっくりとその株が上記のA~Dのどこに当てはまるか考えて、慎重に資金配分することが大切であると思っています。そして、これからも健康(A~C)、不健康(D)含めてたくさんの優待株に出会い、楽しい投資家生活を送りたいなあと思っています。

 最後に、「何故優待バリュー株が負けにくいか」ですが、優待+配当の総合利回りが意識されて株価に下方硬直性があること(総合利回りの法則)、優待権利前には株価が好調になることが多いので売却のタイミングを得やすいこと(優待取らないの法則)、大きな悪材料が出た場合でも優待権利前には優待パワーが勝って株価が戻る場合が多いこと(優待エアバッグの法則)などの、様々な我々優待族を優しく守ってくれる魔法があるからです。

 ただし、これらの魔法は優待を廃止し非優待株になった途端、 「24時を過ぎた真夜中のシンデレラ」 の如くあっという間に霧散します。

我々優待族は、魔法の解けた世界ではなかなか長生きできません。

 このことだけは、十分に注意する必要があります。

 これからも専門とする優待バリュー株に限りなく特化し、「優待道」を極めるべく、シンプルに謙虚に柔軟に、そして自分の持っている情熱と能力の全てを賭けて戦って行きたいと思っています。皆様、今後とも「みきまるの優待バリュー株日誌」を末永くよろしくお願いいたします。






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Last updated  Aug 27, 2012 12:45:02 AM
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