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17位 9201 日本航空 (東1、3・9月優待)
○(バリュー株投資家としての評価)~
◎(優待族としての評価)
PF17位の主力は、国際線1位、国内線2位の日本航空です。
現在の株価は5200円、PBR1.67、株主持分比率は46.4%、今期予想PER6.59、配当利回り3.5%(180円)、総合利回り4.7%(180+65=245円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚6500円で換算)で、優待は普通運賃の50%引き券を100株保有で3月のみ1枚です。200株だと9月にも1枚、300株だと3月2枚、9月1枚という具合に増えて行き、1000株だと3月5枚、9月5枚となります。まとめると「1000株までは、100株で年に1枚」ということですね。
私は今回は8枚の優待券をゲットしました。
ちなみに、JAL、ANA、SFJなどの空運系の優待券の金券ショップでの買い取り価格を一気に比較するのには、PANDAさんが作っていらっしゃる 空飛ぶ株優.com が最高に便利で、素晴らしい内容です。(このブログで紹介することに関しては了解を得ています。) これを見ると、「あぁ、今現在では金券屋さん買取はJALは6300円、ANAは3900円、SFJは1500円が最高価格なんだな。」ということが手に取るように分かりますし、同時に「なるほど、金券屋さんによって買い取り価格には大きな差があるんだな。」ということも理解できるので、大○屋さんなどの大手の金券ショップで知らずに低い価格で手放してしまうこともなくなります。
JALは皆様ご存知の通りですが、前回の破綻で5000円億円以上の銀行からの借金が棒引き、企業再生支援機構からは3500億円以上の出資、しかもこれから9年間は法人税を払わなくて良いので利益は超高水準、と事業環境は極めて良好です。
そして現在の新生JALはこの基礎体力の高さを使って北九州-羽田(スターフライヤーの基幹路線)などの、他社との競合がある路線では徹底的な価格勝負に出てきます。私はその勝負の厳しさをSFJを主力にしていた時に思い知りました。そのため今は謙虚に柔軟に軌道修正して勝ち馬のJALを多く保有するようにしています。(笑)
JAL、ペッパーフードなど、投資家に悲惨な体験の痛みが鮮烈に残る銘柄には大きな投資のチャンスがあります。実際、歴戦のバリュー株投資家の方の中にも「JALはちょっといいかもしれないけど、前回のこともあるし流石にとても投資する気になれない。」と言う方が何人もいらっしゃいます。
ただそんなJALの株価は好調な業績、高い総合利回りに支えられ、じゃれながらじりじりと上昇してきています。私は長時間多角的に検討した後で最終的に迷いながらJALに参戦した時に、「過去の破綻のことを忘れてまっさらな目で見たら全然安いんだよな。なんとなく時間の経過と共に、投資家の心の痛みの風化と共に、じわじわと上がっていくような気がするな。」と思っていたのですが、今のところまさしくそのような状況となっています。自分の直感とその後の株価の値動きがシンクロすると言うのは投資家としてはとても大切なことですし、これからも「自分の直感のその後」をしっかりと分析しながら頑張りたいと思っています。
なお、時価総額500万円以上の銘柄を紹介してきた主力株概況シリーズですが、今回のJALで最終回となります。皆様、お付き合いいただき有難う御座いました。。。。。。
更に今日はもう一つのお知らせがあります。
現在私は家のオーディオシステムの抜本的な刷新作業を行っています。今回は今はちょっと崩れてしまったアベノミクスバブル時にこっそり確定した利益を元に総額で数百万円単位の大規模なシステム入れ替えを検討しており、私は今その「オーディオ沼」の真ん中にどっぷりと浸かって幸せな日々を過ごしています。スピーカー、アンプ、CDプレーヤー、ケーブル、空間設計などのどこにどれだけのお金をかけてトータルでの最高のコストパフォーマンスを目指すか、ということには、株式投資での戦闘力の高いPF作りに共通するものがあり、非常に奥深く面白いのです。 そのためシステム完成までの間、この日記の更新頻度がもしかすると「少し」落ちるかもしれません。御了承下さい。
2021~24PF概況466位、PEGASUS。 Sep 20, 2024
2021~24PF概況465位、デンヨー。 Sep 19, 2024
2024~25主力株概況21位、松本油脂製薬。 Sep 17, 2024