みきまるの優待バリュー株日誌

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Aug 15, 2013
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カテゴリ: 優待株について
 さて今日は好評を戴いてきました(?)、OM2ネットワーク3部作の完結編です。

 私は日本がTPPに参加を表明した後で、「TPPで恩恵を受ける銘柄って何があるだろう?」と考え続けていました。そしてある日、「そうだ、確か牛肉は関税が38.5%かかっているはずだから、それが0%になれば関連産業には大きな恩恵があるだろう。」と思いつきました。政府は現在「コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、サトウキビ」の農業5品目に関しては関税撤廃除外要求を掲げてTPP交渉に臨んでいるわけですが、アメリカやオーストラリアからすれば「そんなの冗談じゃない。」というところでしょうし、最終的には日本はそれなりの譲歩・妥協を強いられる結果になるだろうと思います。

 そこで自分のPFの「優待株いけす」をじっと眺めていると、「牛肉・内臓肉輸入のパイオニア」の2292SFOODSが目に留まりました。ここはずいぶん以前に準主力として勝負したこともあったのですが、その時は結果を出せずに一旦撤退していました。食肉加工業や小売業と言うのは万年不人気株なんですね。

 それでも改めてSFOODSを見ると、株価は相対的には出遅れていますし依然としてまずまず割安でもあります。そこで私はIRに電話をして、「もしもTPPで牛肉の関税が0%になったら御社の業績に+の影響はありますか?」と質問してみました。

 するとその答えは、「当社は売上の内、輸入肉と国産肉の割合が50:50なので、直接の恩恵はあまりない。また更に言うと看板商品のこてっちゃんは内臓肉なので元々関税0%で税金がかかっていない。TPPで牛肉関税が0%になれば食肉取扱量が増えると言う意味では業界全体には望ましいことだが、当社への直接のメリットはあまりないだろうと思う。まあ、強いて言うと当社子会社の7614OM2ネットワークの方が小売という意味でメリットがあるかも?」ということでした。

 そこで私は「ちょっといいこと聞いたな。」と思いながらすぐに、7614OM2ネットワークのIRにも電話をして同じ質問をしました。するとその答えは、、、、

 「当社も取扱肉の内、60%が国産、40%が輸入なので多分あまり直接のメリットは無いだろうと思う。また更に言うと我々の業界はとにかく競争が厳しいので、価格低下のメリットを自分達が取り込めるかも分からない。それにそもそもTPPですぐに牛肉関税が下がると言うことになるかと言うと、ちょっと難しいのではないかと思ってる。」との返答でした。

 「あれー? それじゃあ結局TPP関連としては両社とも全然ダメなんじゃん。」と思ったのですが、この時に同時にIRの方が、「ただ、当社は焼肉の牛太やアウトバックステーキハウスなどの外食部門が好調で、(昨年度及び今年1Qの開示している範囲内で)業績が良いのは事実。」とも仰ったのが耳に残りました。

 そしてその後他の準主力株候補と徹底的に比較吟味した結果、

1. OM2は元々指標的に割安な上に、7月の優待権利落ちで更に暴落して実に買いやすいこと。

2. 前回見たように優待内容が良く、優待株としての総合戦闘力が高いこと。

3. TPP関連株として花開く日が来るのかどうかは全く未知数だが、少なくとも現状の株価にはそのテーマ性は全く織り込まれていないし、優待を貰いながら粘り強く「待ち伏せ投資」をするのに適した銘柄であること。

 から、準主力に足る銘柄であるとの結論に達して買い増しをしました。優待を楽しみにしながら気長にホールドして応援していく予定です。






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Last updated  Aug 15, 2013 10:22:53 AM
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