みきまるの優待バリュー株日誌

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Aug 21, 2014
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カテゴリ: 優待株について

もう何年も前のことなのですが、年末の寒い日の朝早くに会社に行こうと思って歩いていると、普段は閑散としている地元のローカルスーパーの前に謎の行列が出来ていました。おじいさん、おばあさんを中心に20人くらいが並んでいます。

 「おや、一体なんだろう?」と思って入り口に近づいてみると、そこには「先着100名様にオリジナルカレンダーをプレゼント。」と書いてありました。

 スーパーの開店までにはまだ楽に1時間以上あります。私は、「この人たちは、寒空の下、カレンダーを貰うためだけに1時間以上も並んでいるのか!」と、軽い衝撃を覚えました。

 優待族の私にとっては、もうずっと昔から、「カレンダーは欲しいというよりは、むしろ誰かに配るもの。」でした。各社から数え切れないくらいにとにかく大量に届きますし、その中の最愛の7875竹田印刷の絢爛豪華な徳川美術館カレンダーですら、姫に却下されて家に貼れないような有様だからです。

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 「私はカレンダーを貰うためだけに1時間も寒い中で並んだりすることはこれからも一生ないし、そんな時間があれば当然株式投資の勉強に全てを費やすだろう。でも、もしも、14年前に吉野家の優待券欲しさに株式投資に出会っていなかったら一体どうだったかな。その頃の自分は一攫千金を夢見てスクラッチカードの宝くじをひたすら削るだけの毎日だったし、パラレルワールドの私は、もしかするとこの行列の一員になっていたかもしれないな。」と戦慄しながら、その無言のカレンダー行列の前を静かに通り過ぎました。

 資本主義社会である日本の「1つの断面。」を鮮やかに切り取っている実例として、非常に印象に残る出来事でした。






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Last updated  Aug 21, 2014 12:09:18 AM
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