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20位 9866 マルキョウ (福証、9月優待) ◎◎
PF時価総額20位は、福岡地盤の食品スーパーチェーンのマルキョウです。前回の20位と同じ位置での登場となりました。 このところ私がIRから特別に聞き出した
の効果もあり、業績が非常に良くなっています。
現在の株価は690円、PBR0.25、株主持分比率は82.3%、今期予想PER6.23、配当利回り2.3%(16円)、総合利回り2.7%(16+2.5=18.5円、優待品は2500円で換算)で、優待は1000株保有で新米(原則として新潟産)5キロ、5000株保有で10キロです。
↑ さすがは「日本有数の低PBR優待株」。 印字も枯れ枯れで激シブ ですね。
マルキョウの優待米は、「最高級コシヒカリ 新潟魚沼産」の名に相応しく、抜群に美味しいです。
日本には1000を超える優待株が存在するわけですが、その中でマルキョウは最もPBRの低い銘柄の一つです。ただし一般的に言って超低PBR銘柄は万年赤字だったり、業績が不安定だったり、資産の質が信頼しにくかったりと何らかの瑕疵(かし)のあるところが多いです。
ところが、ここマルキョウは 業績安定、無借金で財務は鉄壁、優待米最高の3拍子揃った素晴らしい銘柄 です。その意味では 「実質的には日本一の低PBR優待株」 と言っても過言ではないでしょう。
その一方でマルキョウは新店は何年も0 店 (今期は舗出退店ともゼロ) で、
万年ムーンウォーク状態
です。そのためマルキョウは「成長力」こそが何よりも高く評価される株式市場では最も忌み嫌われる存在であり、更にプラスして流動性ゼロゼロワンダフルの日本一の不人気市場「福証」銘柄であることが致命的な欠点となり、このように極限の低PBRで放置され続けているわけですが、「それにしても実に安い。」というのが私の優待族としての率直な感想です。
以前から述べていますが、私は現在このマルキョウを、
「主力株昇格への番人」となる「絶対基準優待バリュー株」
に設定しています。
全ての保有する主力株はその総合戦闘力において、指標的には超激安なマルキョウを上回らなくてはならない
ということです。言い方を変えると、主力足る銘柄はその成長力・優待力・もしくは株価上昇のきっかけとなるカタリストなどの点で、少なくとも最低何か一つは大きく突出していなくてはならない、ということになります。
これからも「日本有数の低PBR優待株」である超不人気銘柄マルキョウがその称号を返上する日が来るまで、「絶対基準優待バリュー株」として粘り強くホールドして応援していく予定です。
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