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今日登場する銘柄は6294オカダアイヨンなのですが、実は昨年2016年の初頭には最高でPF10位前後の主力株の一角にまで上り詰めていたのでした。ところがその後「景気循環株で先がない」と市場に判断されて株価が急落した時期があり、私はその時にポートフォリオのリスク管理の点から100株を残してほぼ全株の「地獄の損切り」を余儀なくされ、今回PF下位銘柄として静かにここで登場することになりました。
そ・し・て、オカダアイヨンが「幻の主力株」だった時期に、ご機嫌で1年前に書き上げていた「秘密の下書き」がそのまま残っていたのです。
これが改めて読んでみたら実に面白かったので、今日はそれをまず御覧頂きましょう。。。。。
当時の秘密の下書きの引用開始。。。。。。
12位 6294 オカダアイヨン (東2、3月優待) ◎◎
PF時価総額12位の準主力は、破砕・解体用建機メーカーのオカダアイヨンです。 前回の32位から順位を上げてここで登場しました。
現在の株価は1034円、PBR1.05、株主持分比率は46.8%、今期予想PER11.50、配当利回り1.9%(20円)、総合利回り3.9%(20+20=40円)で、優待は100株保有で2000円相当のクオカードです。
オカダアイヨンは2015年3月10日に優待新設を発表しました。
2014年9月期の株主数が1811人で、それ以外は東証1部昇格基準を全て満たしていたことから、この優待新設が株主数2200人を確実にクリアするためのものであったことはまず間違いないと思います。というか、多分1000円のクオカードでも大丈夫だったと思うのですが、それを敢えて2000円にしてきたところに会社側の 「無言ながらも明白な意思」 を感じます。そしてクオカード優待のパワーは凄まじく、2015年9月期の株主数はめでたく6103人となっています。
オカダアイヨンはもろに景気循環株ですが、ま、ここから数年は無理なく業績の伸長が続きそうなこと(2015年11月13日発表の 2Q も想定線。国内はイマイチだが海外の伸びでそれを補っている。)近い将来の東証1部昇格が高い確率で期待されること、また2014年3月に100万株の公募増資をしているので昇格と同時に増資のお代わりをしてくる可能性は低いと踏んだことから、 「超ベタだし、我ながら置きに行っているなあ。」 と思いながらも大きく買ったのでした。
この「優待新設&東証1部昇格銘柄作戦」が通用する限り、 御飯を食べられるだけ極限まで食べて、 「ぷくぷくまるで栄養満点」 の少しでも資金力のある投資家になりたいというのが私の目標なのですが、オカダアイヨンは果たしてそれに貢献してくれるのでしょうか?
最近はこの 「優待新設&東証1部昇格 栄養ぷくぷくまる作戦」 は投資法としては完全にネタばれしている状況であり、以前に較べるとアノマリーとしての効力を急速に失いつつあるのが現状ですが、それでもまだ全く効果がないというわけでもありません。 しっかりと 今後のオカダアイヨンの業績推移 を見ながら引き続き集中して戦っていく所存です。。。
引用終わり。。。。。。
ぐふー、残念ながらこのオカダアイヨンでは、
「優待新設&東証1部昇格 栄養ぷくぷくまる作戦」は大失敗に終わり、私は逆に栄養不足でがりがりになってしまいました。(汗)
常に変化と進化を遂げている株式市場では、「永遠に通用する必勝法」などはありません。
そして以前は無敵の、100%に近い強さを誇った「東証1部昇格ぷくぷくまる投資法」の効力もこのオカダアイヨンの例で分かるようにかなり落ちてしまいました。(ただし今現在でも相対的に有力な投資手法の1つであることには変わりはありません。)そしてこれは誰が悪いとか、どの投資法が悪いとかいう話では全くありません。ただ、
私たちが毎日を戦っている株式市場と言うのは、そういう変幻自在で厳しいところ
であるということですね。
私は、これからも常に柔軟で多彩なアイデアを使って投資をし、楽しく株式投資の世界で生き抜いていこうと思っています。
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