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20位 7932 ニッピ (東JQS、3月優待) ◎◎~◎◎◎
PF20位は、旧大倉財閥グループでゼラチン、コラーゲン、化粧品等に展開し、最近はiPS細胞開発も手掛けているニッピです。
ここは前回は2014年に84位で登場していますが、「ニッピは指標的に極めて安いし、
その保有する土地の膨大な含み益を考えると実質的なPBRは更に驚異的に低い
し、たまにバイオ関連銘柄として人気化して急騰することがあるし、兄弟会社の7938リーガルコーポと一緒にMBOの可能性も、低いながら常にあるし、株価上昇のカタリストがキラキラキラキラとたくさんあって面白いな。」と考えて大きく買い増ししたので、今回初の主力昇進を果たしてきました。
現在の株価は796円、時価総額115億円、PBR0.43、自己資本比率は40.9%、今期予想PER11.50、配当利回り1.3%(10円)、総合利回り1.8%(10+4=14円、優待品はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は1000株保有で自社商品である「ニッピコラーゲン100」110グラム×3袋です。
さてこのニッピですが、最初に言ったように2014年には84位で日記に登場していました。そして 「その後のニッピ」
がどうだったかと言うと、実はタイミングが合わなくて日記に出て来なかっただけで、大体PFの30~50位辺りの「幕内・十両銘柄」と私が呼んでいる、いわゆる「関取」としての地位を維持し続けていました。非常に魅力的な銘柄であることに間違いはないので、「常に主力株候補」として大切にPF上位で処遇しケアし続けていたのです。
何が言いたいのかと言うと、今回ニッピがPF最上位の一角にポッと現れたのは決して偶然やまぐれではなく、「優待株いけす」内の魚同士の激しい血みどろの抗争を制して、その際立つ実力の高さでようやくここまで這い上がってきたということなのです。
ニッピの良さというのは、バリュー系の投資家なら誰でも茫漠と感じると思うのですが、一言でいうと、「指標的に滅茶苦茶安いのに、人気化しそうなカタリストが豊富にあって宝石の原石みたいにキラキラキラキラ光っている。」という事です。
指標的に超割安なのに、同時に鋭いカウンター攻撃能力を兼ね備えた、潜在ポテンシャル抜群の「地味株ニッピ」を、これからPF最上位の一角として愛でながら、楽しく戦っていく所存です。
2017主力株概況シリーズ 免責事項