みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Oct 9, 2019
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カテゴリ: 優待株について
​​​​ さて今日は  ​2019主力株概況シリーズ​  です。​









6位 8699 澤田ホールディングス (東JQS、3月優待) ◎◎◎








​ PF時価総額6位の超主力株は、モンゴルの大手であるハーン銀行を保有し、証券、債権回収、システム開発も併営している 澤田ホールディングス ​です。2018年の6位に続き、TOP10の地位を維持して2年連続で最上位の一角での登場となりました。














 現在の株価は906円、時価総額371億円、PBR0.66、自己資本比率は12.5%、今期予想PER4.79、配当利回り1.3%(12円)、総合利回り2.4%(12+10=22円)で、優待は100株保有で株主優待ポイント1000P(1P=1円相当)などです。​​




















「澤田グループ」関連会社であるハウステンボスのカステラ。



 美味しかったです。♬

















さて 澤田HDは過去の業績推移が非常に不安定なのが大きなマイナスポイントです。「失われた30年」のせいで自信を失い、常に極度の不安におびえている投資家が多い日本では、この手の「業績変動が激しい銘柄」というのは「触らぬ神に祟りなし」とばかりに問答無用で嫌われており、株価は「万年ディスカウント状態」になりがちです。






 ただここは経済成長著しいモンゴルで大手銀行を保有している点に強いロマンと好奇心を感じてそれにどうしても抗しきれず、優待MAXとなる1000株までは元々買い増していました。






 そしてPF内順位を上げて集中力を高めたうえで更に多角度から分析と観察を続けていたのですが、「うん、澤田HDは十分に主力の一角で戦えるだけの、ずば抜けて高い総合戦闘力がある。」という結論となり、2018年から主力株としてPF最上位の一角に登場することとなりました。










 私が澤田HDへ主力参戦している理由は、以下の通りです。










​​1. PBR0.66×PER4.79=3.16と  グレアムのミックス係数 ​ が十分に低いこと、また過去5年間の値動きを見ても「ほぼヨコヨコ」でかつ出来高も少なく、 市場から見放された「全く人の気配のない」誰からも期待されていないバリュー株であり、それが逆に買い安心感が強い  こと。




(上記データはSBI証券より引用)









2. 業績推移に波はあるものの、  過去20年間で売上は17倍、過去10年間でも3倍となっており、「意味のある成長」を遂げている  こと。




(上記データはかぶたんプレミアムより引用)














​​​​​​3. 成長の原動力&ドル箱は、モンゴル最大のリテールバンク(個人や中小企業顧客に対して小口の決済、融資、預金サービスなどを提供する金融機関のこと)に成長した連結子会社(議決権比率54.41%)の  ハーン銀行  であるが、その  業績が好調でかつ成長力がある  こと。この  ハーン銀行の高い成長力が現在の低評価の株価に織り込まれているとは、個人的にはとても思えない  こと。




(上記データは20190605会社説明会資料より引用)







 また下の円グラフを見ると、澤田HDの利益のほとんどが銀行関連事業(実質的にはハーン銀行)から上がっていることが一目で分かります。










つまり、澤田ホールディングスは日本で上場してはいるものの、実際には「ほぼモンゴル企業」






 ということです。いわゆる






​​ ベロシ的な銘柄 ​​






 ですね。






 要は、澤田HDの経営実態は日本から遠く離れたモンゴルにあり、そのせいで日本のアナリストによるカバーがほとんどなく、日本の機関投資家からは全く興味を持たれず無視され、長年独りぼっちで安値に捨て置かれているということです。そしてだからこそ、私はそこに大きな投資チャンスを見いだしているんですね。♬







 ちなみにハーン銀行の業績好調の原動力ですが、IRによると「モンゴル経済の回復もあるが、それよりも銀行自体の自助努力の方が大きい。個人や中小企業などの得意分野に注力し、安全に経営していることの効果が出ている。」とのことでした。またモンゴル経済は  2016年に経済危機  を迎え、 ​ 2017年にはIMF(国際通貨基金)の融資  を受けるなどかなりの苦境に陥っていたのですが、この時期にもハーン銀行は着実にちゃっかりと利益を上げていました。そしてこれについては、「頭取が米国人なのだが、この方がとにかく経験が豊富で見識も深い方で、それが大きい。」ということでした。




​​​​​​
(上記写真は澤田ホールディングスのホームページより引用)



(上記データは20190605会社説明会資料より引用)















​​4. 新興国であるモンゴルは前述の如くこの数年経済が停滞していたのだが、2017年+5.30%、2018年+6.95%、2019年+6.25%(IMFによる2019年4月の推計)と再び成長軌道に乗ろうとしていること。そしてモンゴルの経済成長が今後も続くのであれば、モンゴル最大のリテールバンク(IRによると  「ハーン銀行は日本で言うと三菱UFJ銀行かみずほ銀行の様な存在」  とのことです。)を保有している澤田HDは、  「お昼寝して持ってるだけで、大きな上げ潮にゆったりと乗っていつの日にか10バガー」も期待できる実に夢のある銘柄である  こと。(笑)​​




(上記データは世界経済のネタ帳より引用)













​5. 筆頭株主(保有比率25.9%)で会長さんでもある澤田秀雄氏は、海外旅行大手の9603エイチ・アイ・エスを一代で築き上げた「日本を代表する稀代の起業家」の1人である。ただエイチ・アイ・エスは、2018年10月期で売上高7285億円、時価総額1866億円と、既に「ほぼ仕上がった」状態となっている。その点、彼の新たなチャレンジである  澤田HDは現在まだ「成長期で伸び盛り」の状況であり、澤田氏の「将来を展望する力と目利き力」を存分に楽しめる  環境下にあること。​




 また前述の如くモンゴルのハーン銀行は既に澤田HDの稼ぎ頭に成長しているが、それ以外にもキルギスのコメルツ銀行(連結子会社 議決権比率52.90%)、ロシアのソリッド銀行(持分法適用会社 議決権比率40.00%)をグループ会社としており、現在はまだ収益化していないもののその将来にも大きな期待が持てること。要は、「ハーン銀行の次の種もしっかりと蒔(ま)いている」こと。





 (上記データは20190605会社説明会資料より引用)











 以上、澤田HDには「大きな5つの魅力」があると考えています。













 多分、自分の投資家としての最大の欠点はこういう「大きな夢を見ることが出来る銘柄」にとても弱いことだと思います。ただ、これは「一獲千金」が座右の銘で、一生そのギャンブル好きが治らなかった父から「直接そのまま100%引き継いだDNA」なので仕方ないですね。(汗) これからも出来る限り自分の原始的な本能を制御しながら、命続く限り楽しく株式投資を続けていく所存です。(笑) ​​​​​​​​​​​​










2019主力株概況シリーズ 免責事項




2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の「無重力のステージ」に連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちてはいないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。 ​​​​





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Last updated  Oct 9, 2019 10:33:01 PM
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