みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

メモ2 New! 4畳半2間さん

稲畑産業(8098)---住… New! 征野三朗さん

プーチン露大統領が… New! Condor3333さん

山菜シーズン終了 New! slowlysheepさん

【お知らせ】ブログ… 楽天ブログスタッフさん

東京サラブレッドク… lodestar2006さん

【新規】優待新時代… わくわく303さん

週間パフォーマンス… らすかる0555さん

ここ最近ブログの更… MEANINGさん

もし今全財産が500万… fuzzo728さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Dec 1, 2019
XML
カテゴリ: 優待株について

 さて今日は、当ブログ一番人気の 2019主力株概況シリーズ です。​


14位 8928 穴吹興産 (東1、6月優待) ◎◎◎

 PF時価総額14位の主力株は、四国首位級のマンションデベロッパーの穴吹興産(通称:さぬきうどん)です。ここは遥か昔2007年頃に主力株として戦ったことがあったのですが、その後は長く「優待株いけす」内での「隅っこ暮らし」が続いていました。






 数か月前にちょっとキャッシュポジションが積みあがってきていたこともあって「よし、もう一度ポートフォリオ内の時価総額トップ200銘柄を徹底的に精査して、主力に引き上げられる子がいないかを探してみよう。」と思い立って即実行しました。






 その時に総合評価1位となり、かつ一番「ピン!」と来たのがここ穴吹興産でした。そしてその後で色々と多角度から調べ直し、「うん、主力下位クラスで戦える総合戦闘力がある。」という結論になったため大きく買い増しをし、今回12年ぶりにPF最上位の一角に登場することとなりました。













 この数年、業績は絶好調です。♪









 不動産がメインですが、介護や人材派遣など「不動産で飯が喰えなくなったときを考えて」か、結構多角化しています。♪














 現在の株価は3270円、時価総額188億円、PBR0.71、自己資本比率29.1%、今期予想PER4.84、配当利回り3.4%(110円)、総合利回り4.3%(110+30=140円)で、優待は100株保有で3000円相当の選択型ギフト券1枚(讃岐うどんセット等より1つを選択)です。













 うどんの本場の讃岐(香川県)の会社なので、当然優待品の中ではうどんがダントツに美味いですが、実はそれ以外にも色々と選択肢があります。













 今日は過去の私の選択品を2つ見ておきましょう。





 五島・対馬 昭徳の天日干し詰合せ























 津田の松原サービスエリア限定 骨付き鶏うどんセット











このうどんは子会社の穴吹エンタープライズが運営する施設のもので、本場讃岐ならではのコシの強さで大変美味しいです。














 ほんとに滅茶苦茶美味しい !!!  なんというか、「人間の原始的な本能にガツンと訴えかけてくる」うまさがあります。







   ​​どうです? 穴吹興産の優待品、滅茶苦茶いい内容でしょう。♬​​















 それでは今日は、私が「穴吹興産にピンときた理由」を箇条書きで説明しましょう。








1. 株式市場で最も不人気な業種の1つであるマンションディベロッパーは指標的に割安なところが多いが、ここ穴吹興産はその中でも「頭一つ抜け出て安く、かつ総合利回りが高い。」のが気に入ったこと。









2. 
マンションディベロッパーが市場で不人気である理由は、リーマンショック時に潰れたり、潰れないまでも大赤字を出して会社存亡の危機に追い込まれる銘柄が続出した「恐怖の記憶」が未だ多くの投資家の脳裏にまざまざと焼き付いているせいだが、ここ穴吹興産は過去20年間一度も赤字がなく、当然リーマンショックも余裕で黒字で切り抜けるなど業績が極めて安定的に推移しており、また緩やかではあるものの持続的な成長が続いているのが気に入ったこと。




 ちなみに過去20年間赤字のない理由についてはIRによると、「当社は地方都市中心に事業をしていて、他社の少ないところで堅実に丁寧にやってきたから。」ということでした。





(上記データはかぶたんプレミアムより引用)






 また穴吹興産は財務状態が非常に悪いのが大きな欠点でしたが、最近はかなり改善しているのもプラスポイントと思います。




(上記データはかぶたんプレミアムより引用)










3. 穴吹興産は四国・九州・中国・北関東(栃木や群馬)などの強敵の少ないエリアに狙いを絞ってマンションを建てているのだが、この「ニッチ戦略」が、ウェディング業界で好業績を続けており、かつて  2012年にはPF1位の超主力として戦った2198アイ・ケイ・ケイ  みたいで気に入ったこと。



 ちなみにIRによると、「ウチは四国の会社なので、地方都市での様々なノウハウがある。なので、競合の多い大都市圏は避けている。また地方都市だけで見ると、マンション供給では第1位である。」ということでした。











​​  4. 「9期連続で未契約完成在庫0戸」と極めて手堅くて保守的なビジネスをしている点が気に入ったこと。ちなみにIRによると、「市場調査を重視し、各エリアでのマーケティング情報を集積して将来予測を慎重にやっている。」とのことでした。





(上記データは第56期有価証券報告書P14より引用)












5. 前述の通り、 うどんの国讃岐らしい極めて魅力的な御当地優待が付いていること。そして優待内容に「強力なガチンコパワー」があるために、優待権利月である6月には高確率で株価上昇が期待できること。 ​​

​ 











6. これは私が穴吹興産を主力化した後のラッキーパンチ的な出来事だが、 ​ 11月25日に、「12月31日をもって1株を2株に分割する」という発表があった  こと。そして分割後も100株で優待が頂けるのは一緒なので、実質的な優待改善(総合利回りの上昇)となること。具体的に言うと、分割後には総合利回りは5.2%(配当55円+優待30円=85円)となる。




















 以上をまとめると、穴吹興産はうどんの国讃岐らしい極めて魅力的な御当地優待、指標的な強烈な割安さと高い総合利回り、マンデベなので投資家にほとんど信用されていないが実際の過去の業績は非常に安定感があること などから、優待族的には極めて良い最上級の銘柄であると考えています。未保有でお金の余っている優待族の方は、お1ついかがですか?









2019主力株概況シリーズ 免責事項





2019主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Dec 1, 2019 10:56:10 PM
[優待株について] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: