みきまるの優待バリュー株日誌

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Jul 4, 2021
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カテゴリ: 優待株について

 さて今日は 2020~21主力株概況シリーズ です。









66位 8386 百十四銀行 (東1、3月優待) ◎◎








 PF時価総額66位の上位銘柄は、香川県を地盤に岡山県や大阪府など瀬戸内地域に展開し、資金量は四国で2位の百十四銀行です。




















 現在の株価は1488円、時価総額446億円、PBR0.15、自己資本比率は5.4%、今期予想PER7.97、配当利回り4.0%(60円)、総合利回り5.7%(60+25=85円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で2500円相当、500株保有で5000円相当の香川県特産品(カタログより選択)です。





















 優待カタログには地元香川県産の素敵な品物が多く、独自性があってとても素晴らしいと思います。






















 私は昨年2020年はシャインマスカットを選択しました。
























​  ​地方銀行には低PBR、低PER、それぞれの地域に密着した地銀ならではの魅力的な優待品の「3種の神器」が揃ったところが多い​





 ですが、ここ百十四銀行はその王道ど真ん中を行く、小粋で素敵な銘柄です。そのため、私が現在優待族としての出自を賭けて激アツで取り組んでいる






​優待地銀株バルクプロジェクト








 の上位構成銘柄となっています。











 ただPBR0.15!と「定価の85%引き」の「スーパーの賞味期限切れ間近の特価品」扱いの低評価となっている百十四銀行には様々な重大な懸念があるのも事実です。









 具体的に言うと、百十四銀行は経済情報誌で過去に、​ 「不祥事のデパート」 ​ と称されるほどに何度も取り上げられていることもあるのですが、最近のホットな話題の筆頭は、「実質はすでに債務超過なのではないか?」とも懸念されているユニゾホールディングスに大きな無担保融資を突っ込んでいることです。もしもユニゾが経営危機に瀕すれば、百十四銀行は業績悪化どころか赤字転落の可能性すらあります。そしてだからこそ、ここはPBR0.15という「極限の低評価」に喘いでいるわけです。














 下記の通り、「地銀のユニゾ危険度影響度ランキング」で、堂々の第4位にランクインしてしまっています。(玉汗)






(上記データは週刊ダイヤモンド2021年4月17日号より引用)










 私としては、「ユニゾ問題で百十四銀行が今期赤字転落となるリスクは一定程度あるだろう。ただ、仮にその悪夢のシナリオが実現したとしても、地元の香川県で圧倒的ナンバーワンの盤石の地位が揺るぐことは決してないだろうし、そもそも様々な問題があるからこその超低PBR(0.15)でもある。何かしらの懸念事項がなければ普通の銘柄が定価の85%引きの特価品になる訳はないんだし、そもそもユニゾがこのまましぶとく生き延びられる可能性だってまだある。総合的に考えれば、百十四には戦う価値がある。リスク・リワードレシオは優待族的には十分に出ている。」と判断しました。










自分はずっと以前の学生時代から、スーパーの食品コーナーに半額シールが貼られる時間を曜日ごとに分析して、その時間に小銭を握りしめて突撃するような人間であり、つまりは、「ちょっと傷んだ、訳アリの特価品」が大好物の、「根っからのバリュー投資家気質」を備えた人間ということなんですね。(滝汗)












 それにしても、天国のベンジャミン・グレアム先生が、「ミックス係数が1倍台どころか、既に0倍台まで登場している。!」今の日本の地銀株界の「限界集落」のような惨状を見たら、果たしてどうリアクションするのでしょうか?









 何しろ百十四銀行の1.20(PBR0.15×PER7.97)なんてまだ可愛いもので、8337千葉興業銀行は0.35!(PBR0.13×PER2.66)、7173東京きらぼしFGは0.83!(PBR0.18×PER4.63)と、「偉大なミックス係数がもうすぐ消滅してしまう!」ほどの極限状態なのです。







(上記データはヤフーファイナンスより引用)











 いやあ、地銀株の世界は本当に「お化け屋敷」みたいに激アツですね。! とにかく今後の業績推移を厳重に厳重に監視しながら、引き続き楽しくホールドしていく予定です。





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2021主力株概況シリーズ 免責事項



2021主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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Last updated  Jul 4, 2021 10:16:12 AM
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