みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Sep 5, 2021
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カテゴリ: 優待株について
 さて今日は当ブログダントツ一番人気の2021~22主力株概況シリーズです。








2位 9057 遠州トラック(東JQS、3月優待) ◎◎◎








​​ PF時価総額2位の超主力株は、住友倉庫の子会社で、東海、南関東地盤の総合物流を手掛ける遠州トラックです。


















 ここは2019年は5位と超主力の一角でしたが、その後の株価上昇局面で持ち株の大部分を手放し、一旦は優待MAXとなる5000株を残した上で、伝家の宝刀の  「恩株投資法」  を楽しんでいました。






 ただ、恩株化した後の実際の業績推移が極めて堅調であり高い成長力を維持しているのが確認できた事、その割に「投資家の目が離れており」株価推移が非常に軟調であることを評価して再び大きく買い増ししました。




(上記データはSBI証券より引用)












 現在の株価は2646円、時価総額200億円、PBR1.15、自己資本比率は58.0%、今期予想PER9.00、配当利回り3.0%(80円)、総合利回り3.4%(80+10=90円、
優待メロンは 実は超高級品で楽天市場で調べると1つ5000円!)で、優待は500株保有で2000円相当のクオカード、1000株保有で4000円相当のクオカードもしくはクラウンマスクメロン2個などです。​​















​遠州トラックの優待メロンは滅茶苦茶甘くて美味しいです。♬  正直に言って、これまでの人生で食べた中で一番です。以前初めてもらった時に「これは異常にウマい。まるで口の中で超新星爆発が起こっているようだ。何かおかしいぞ。」と感じ、後で調べて「1つ5000円」もする超高級品だと分かったのですが、「ガツガツ食わずに、もっと味わって一口一口噛み締めて食べればよかった。」と激しく後悔しました。​


































そのためそれからはゆっくりと舐める様に味わって戴いていますが、毎回非常に美味しいです。































さて私が遠州トラックをポートフォリオ最上位の一角として戦っている理由は以下の通りです。









1. 数年前に業界最大手の9064ヤマトホールディングスがアマゾンの当日配送サービス業務から撤退したことを受けて、アマゾンがその穴を埋めるために日本各地の中小業者と地域限定の契約を進めるという「ビックチェンジ」があったこと。









2. ここ遠州トラックも2018年7月に
​アマゾンの  デリバリープロバイダ ​​  (Amazonの日本法人「アマゾンジャパン」が提携する地域限定の配送業者のこと。)に指定された。そしてその効果で  業績が「爆裂確変モード」に入って躍進している  こと。





 実際に過去3年間の有価証券報告書を見てみましょう。





 まず2019年3月期を見ると、アマゾン向けの売上が1年で18.7億円→40.9億円と増加しています。





(上記データは第54期有価証券報告書P12より引用)









 次に 2020年3月期を見ると、アマゾン向けの売上が40.9億→と86.0億円と順調に伸びています。




(上記データは第55期有価証券報告書P12より引用)








更に 2021年3月期を見ると、アマゾン向けの売上が86.0億→と136.0億円とまたもや急増しています。  目ん玉が飛び出るほどの凄い伸び  ですね。​














​3. 更に、Eコマース(電子商取引)の拡大及び長引くコロナ禍によって、アマゾンとの取引量はますます増大する可能性が高く、少なくとも今後数年間は業績の伸長が素直に期待できること。





 実際に自分自身の消費行動を見ても、「あまりにも便利すぎる」アマゾンでの買い物は数年前と較べるとどんどんと増えているので、「消費者としての体感・実感ともリアルにリンク」している。そして  極めて高い成長性の割には指標的に非常に安い  こと。​






(上記データはかぶたんプレミアムより引用)










​4. 陸運セクターからは、遠州トラックと同じアマゾンのデリバリープロバイダでもある  9090丸輪運輸機関 が「10年で株価10倍」のテンバガーを達成  している。



(上記データはSBI証券より引用)





 「アマゾンデリバリープロバイダの中に隠れていた2匹目のどじょう」として、  現在爆裂急成長を遂げている遠州トラックが「第2の丸和運輸機関」になっても全く不思議ではない  こと。​





「歴史は韻を踏む」ものだし、日本の「ど真ん中&物流の要衝」の静岡県を拠点としている遠州トラックには、明白な「地の利」があるのもとても良い  と自分は考えている。​















​5. 成長著しくかつ指標的に非常に割安な遠州トラックは、親会社で60.0%の株を持つ住友倉庫から見ても極めて魅力的な存在であると推測され、株価低迷が続けばいずれMBOの可能性もあると考えられること。






(上記データはかぶたんプレミアムより引用)









 次に遠州トラックのネガティブポイントを1つだけ提示しておくと、  ​​​​ アマゾンのデリバリープロバイダとしてのネット上での評判が最悪  であるということが挙げられます。ググって貰えばすぐに分かることなので詳細はここでは言及しませんが、IRによると、「当社は全体のレベルがヤマトや佐川さんに較べて低いとは思っている。ただ急な改善は難しく、(良くするのには)時間がかかると考えている。」との謙虚な返答でした。





 ただ個人的には、  「どんなに努力をしても急に改善するのが不可能なくらいの猛烈な仕事量があるということなので、これは逆にポジティブ。」  と考えています。また遠州トラックの名誉のために補足しておくと、アマゾンのデリバリープロバイダ各社の評判はどこも大体同じようなものであって全体に非常に悪いです。つまり遠州トラックだけが特に評判が悪いわけでは全くありません。単に「ヤマトが神過ぎた。ただそれだけ。」という面があるんですね。





 更にこれを別の角度から見てみると、  アマゾンのデリバリープロバイダ各社はヤマトに較べて「非常に安い料金」で1つ1つの荷物を請け負っており、ある意味ではよく頑張っている  とも言えます。「単価が下がっているのだから、サービスが落ちるのは当然」ということです。





 「失われた30年」で激しい劣化・先進国からの脱落が続く「フリーフォール状態」の残念な今の日本の現状で、「金をとことんケチっているのに、サービスだけは昔の良かった頃と同じ」は残念ながらあり得ません。  国民全体の「貧困化」が加速している我が国において、遠州トラックは「時流に乗ったサービスを提供している」  んですね。










 以上、その成長力の割に抜群に安い遠州トラックをポートフォリオ最上位銘柄として愛でながら、楽しく戦って行く予定です。





​​​​
2021~22主力株概況シリーズ 免責事項




2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。 ​​​​​​​​​​​









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Last updated  Sep 5, 2021 12:45:34 PM
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