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さて今日は、久々に当ブログの「看板記事」である2022~23主力株概況シリーズです。
18位 9990 サックスバーホールディングス
(東P、3月優待) ◎~◎◎
PF時価総額18位の準主力株は、日本最大のバックリテールカンパニーのサックスバーホールディングス(旧東京デリカ)です。昨2021シーズンの17位に続いて3年連続の上位入賞となりました。
現在の株価は715円、時価総額214億円、PBR0.83、自己資本比率は65.3%と良好、今期予想PER16.60
、配当利回り2.1%(15円)、総合利回り2.8%(15+5=20円、1000株優待品のメルカリ平均価格は額面の40~100%、ここでは50%で換算)で、優待は100株保有で10000円以上の買い物で利用できる2000円相当の優待券1枚(メルカリ平均価格は300円)、1000株保有で10000円相当の自社オリジナル商品です。
今日は過去の1000株優待品を3つ見ておきましょう。いずれも品質がしっかりとしていますね。
さてここ サックスバーHDは、旧社名である「東京デリカ」時代の2010年前後には主力の一角として激アツで戦った思い出深い銘柄
です。その理由は、
「巨大ショッピングモール内での足が棒になる程の執念深い徘徊」の中でその魅力に気付いて主力化し、結果として極めて大きな利益を上げることの出来た、まさに「足で稼いだ」銘柄
だったからです。そして同時に私にとっては、
「まさに ピーター・リンチ
ど真ん中ストライク」な銘柄であり、「確信を持って勝負に出て、そしてきちんと勝ち切った」という意味において、自分が作り上げてきた優待バリュー投資手法がしっかりとワークしている、唯一かつ無二の必殺技である「優待バリュー竹槍投資法」でこれからも勝負していける、そういう自信を改めて持つことが出来た記念碑的な銘柄
でもあります。
、、、、、、サックスバーHDでの勝負を終えた私のポートフォリオには、その後激戦の形見の恩株が静かに150株眠るのみだったのですが、数年前にMAX優待を貰うために1050株までは再び買い増しをしていました。
を求めて、ずっと
週末ごとの執念深い巨大ショッピングセンター巡りに精を出し続けてきました。「日本社会のマジョリティーを占めるマイルドヤンキー層が集結した、この魔法の玉手箱の中には必ず次のお宝が眠っている。いつかきっと、第2のサックスバーをこの手で掴み取って見せる。」と決意してきました。
、、、2020年に突如世界を襲った「新型コロナ」の登場で、各銘柄の業績には激しい差が生じました。
日本最大のバックリテールカンパニーとして、強力なライバルがいないままに安定的な利益を貪り上げ続けていたサックスバーHDには、突然の「土砂降りの暴風雨」が襲い掛かる結果となりました。
その結果、2021年3月期は19年ぶりの赤字転落となり、次の2022年3月期も無念の2年連続赤字に沈みました。
ただイオンを筆頭とする巨大ショッピングセンターの現状を見ても、サックスバーの強力なライバルは未だに登場していません。「バック屋さんがいくつかあるなあ。」と思っても、よく見ると実はどれもサックスバーがマルチブランド展開しているだけのことがほとんどです。また最近はサックスバーよりも価格レンジの低い「中華系(?)」のバック屋さんがポツポツと入り始めていますが、今の段階ではまだ大きな脅威にはなっていないと個人的には見ています。
そのため私は、「サックスバーは今期業績もイマイチだけど、それでも何とか黒字転換を果たせそうである。そしてコロナが完全に鎮静化すれば1株益100円を出せるポテンシャルもある。また財務状態が良くて余力があるし、無理矢理に第2のサックスバーを探さなくても、馴染みの、目の前のサックスバーをおかずにしてもう一杯はご飯を食べられる。」という判断の元に、数年先の利益水準回復に期待して準主力級での戦いを継続しています。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
以上、
翼の傷ついた、お替りエンジェル
サックスバーホールディングスでの「第2戦」を十分に集中しながら引き続き戦っていく所存です。
2022~23主力株概況シリーズ 免責事項
2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
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