みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 21, 2022
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カテゴリ: 投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト134位「株で200万ドル儲けたボックス理論」の原理原則(原題:You Can Still Make It In The Market)










 の最終回第7弾です。




















  ​
​  私のような個人投資家と機関投資家ではタイプがまったく異なる。私たちと彼らでは、目的がそもそも大きく違うのだ。


 私たちは別の世界に住んでいるようなものだ。


 個人投資家の私は多かれ少なかれ自由に動けるが、彼らはとても厳しい制約のなかで動かざるを得ない。その意味では、彼らはむしろかわいそうとも言える存在だ。


 さらに、個人投資家には有利な点がいくつかある。












 ​
 第一に、機敏かつ柔軟に動くことができる。つまり、ある銘柄から別の銘柄に素早く乗り換えられるし、売買はいつでもたいして苦労しないでできる。機関投資家は保有株数が多いため、小口投資家とは異なり、売買や乗り換えを簡単に行うことはできない。


 第二に、市場が下降トレンドで、株は何も持たないでいるのが最善というとき、個人投資家であれば長期にわたって現金にしておける。


 第三に、小口投資家は成長する可能性が高い中小企業に投資できるし、それほど分散する必要もない。


 だから、驚くかもしれないが、機関投資家よりも個人投資家のほうが株で儲けられる可能性は高いのだ。
​​











 いやあ、いいですねえ。我々個人投資家が機関投資家よりも市場で有利な立場にいる理由をこれ以上ないくらいに簡潔に説明してくれています。







 ちなみにこの視点に関しては2017年に、





機関投資家よりも個人投資家の方が有利





 という人気記事を書いていますので、是非この機会にご覧下さい。








 さてこれでこの本の紹介は終わりです。伝説のボックス理論を生み出したニコラス・ダーバスの遺作にして傑作であり、あらゆる投資家にとって得るところのある魅力的な1冊に仕上がっています。未読の方は是非。(終わり)​





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Last updated  Nov 21, 2022 05:24:48 PM


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