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さて今日は、 2022~23主力株概況シリーズ です。
28位 5283 高見澤 (東S、6月優待)◎◎
PF時価総額28位の上位銘柄は、長野県地盤で電設、建設資材中心に石油製品や自動車販売なども手掛ける高見澤です。2021シーズン27位、2020シーズン29位、2019シーズン34位、2018年シーズン35位、2017シーズンは36位で登場していたので、6年連続のPF上位入賞となりました。
現在の株価は1993円、時価総額35億円、PBR0.28、自己資本比率は35.2%、今期予想PER5.00、配当利回り1.3%(25円)、総合利回り2.0%(25+15=40円、優待品は私がネットで調べたところでは約3000円の商品だったのでそれで換算。)で、優待は200株保有で信州特産品もしくは自社加工品(なめたけの瓶詰め)です。
「日本一の産地として有名な長野県中野市の採りたての新鮮なえのき茸を、信州産丸大豆を使った杉涌天然醸造醤油でじっくりと煮込んだ贅沢ななめ茸」です。これは率直に言って味わい抜群です。それがどのくらいかと言うと、100円ショップで売っているなめ茸の大体3倍くらいは美味しいです。
この高見澤の優待なめたけは途轍もなく美味しいので毎年楽しみにしています。今日は実際の料理例をいくつか御覧戴きましょう。
高見澤優待なめたけのお粥
とにかくなめ茸が美味い。
お粥が一番高見澤優待の素晴らしさが分かる気がします。
高見澤優待なめたけの和風パスタ
高見澤優待なめたけのオムレツ
高見澤優待なめたけの冷奴
シンプルだけど、実にうまい。
高見澤優待のなめ茸焼きなす
これもいい。こういうのがいい。
なめたけが瑞々しくて食感も良く、どれも抜群に美味しかったです。
さて、高見澤は指標的に極めて割安ですし、財務状態も着実に良くなってきていますし、マイルドではありますが一定の成長力もありますし、過去の業績も安定していて2003年6月期以降は一度も赤字もないですし、地味ですが非常に良い銘柄と思います。
また高見澤は自己資本比率が低いのが大きな欠点でしたが、だいぶ改善されてきています。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
尚、ここで個人的なメモ書きを兼ねて、高見澤に関するちょっとしたポイントを列記しておきます。
1. 過去10年間で売上高が大きく伸長している(2009年6月期380億円→2022年6月期634億円)が、この理由はIRによると、「この数年でM&Aを行ったため。」とのこと。
2. 業績予想に関して、「固めに出していますか?」という質問に対しては、「当社にはその傾向はあります。」とのこと。
ま、いずれにせよ、超低PBR(0.28)&超低PER(5.00)で、
グレアムのミックス係数
が余裕の1倍台
の今の株価位置であれば、高見澤はPF上位銘柄として戦闘力不足という事は無いと考えており、今後の業績推移をしっかりと見ながらこれからも抜群のなめたけ優待を楽しみに引き続き大好きホールド継続の予定です。
2022~23主力株概況シリーズ 免責事項
2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。将来を透視できる「魔法の水晶玉」は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
2021~24PF概況411位、松風。 May 23, 2024
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