みきまるの優待バリュー株日誌

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Feb 15, 2023
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カテゴリ: 投資本書評
 ​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト135位





反脆弱性(ナシーム・ニコラス・タレブ著、2017年、ダイヤモンド社)










 の第11弾です。


















 ​
セネカの「バーベル」



 そこで登場するのが、バーベル型の解決策だ。不確実性に対する解決策は、たいていバーベルの形をしている。



 バーベルとはどういう意味か? バーベルは、ウェイト・リフターが使う両脇に重りのついた棒だ。極端なものが両端にあり、中央にはなにもないという組み合わせを表している。本書でいうバーベルは、必ずしも対称ではない。



 バーベル戦略は、その構造のおかげで、ダウンサイド・リスクを抑えるのにも役立つ。つまり、破滅のリスクをゼロにできるのだ。



 低俗な金融の例で考えてみよう。金融の分野は、説明するのがいちばん簡単だが、一番誤解されてもいるからだ。たとえば、資産の90パーセントを平凡な現金や価値尺度財と呼ばれるもので持ち(インフレの影響はないものとする)、残りの10パーセントをこれ以上ないくらいハイ・リスクな証券で持っているとしよう。すると、資産の10パーセント以上を失うことはないが、膨大なプラスの可能性を秘めている。












 この「バーベル戦略」こそが、本書でタレブが提唱する「不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」そのものとなります。タレブの天才性が如実に表れた革新的なアイデアですね。続きを見ていきましょう。








 反脆さとは、冒険心とノイローゼを組み合わせたものだ。ダウンサイドを切り捨て、極端な損害から身を守ると同時に、アップサイド(正のブラック・スワン)が自然とやって来るのを待つ。



 閑職に就きながら執筆するというのは、とても安心なモデルだ。経済的な自立の次に、いやそれ以上に望ましい状態だ。たとえば、フランスの偉大な詩人、ポール・クローデルとサン=ジョン・ペルスや、小説家のスタンダールは、外交官だった。イギリスの作家の多くは公務員だった。カフカは保険会社に勤めていた。とりわけ、スピノザはレンズ磨きで生計を立てていたので、彼の哲学は学会の腐敗に影響されることがなかった。











 そういえば、ツイッターランドでも会社で窓際族(?)をしながら、一日中ツイートしまくっている株クラの方が良くいます。彼らは正にタレブの言うバーベル戦略を地で行っているんだな、とふと思いました。ある意味では、時代の最先端を走っているという事ですね。(笑)





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Last updated  Feb 15, 2023 05:41:01 PM


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