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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。本日紹介する銘柄は本当はもっと上の順位だったのですが、ブログの下書きの中に埋もれているのがたった今発見されたためここでレスキューしてアップするものです。私のポートフォリオには数多くの銘柄が住んでいるのでたまにこういうことがあります。ご了承ください。
350位 3205 ダイドーリミテッド (東S、3・9月優待) ○
PF350位は、アパレル中堅でブルックスブラザーズやニューヨーカーが主力ブランドのダイドーリミテッドです。
ちなみに私はここの傘下のブルックスブラザーズのシャツが大好きで良く買っています。
やべー、気を抜くとやっぱりチェックシャツたくさん買っちゃってる。。。↓
なんだろう、バリュー投資家としてはなんだか落ち着くんだよ。何色か入っているのでボトムスと合わせやすいのと、「色の分散投資」になっているのが本能的に好ましいんだよなあ。
きっと、何らかの魔力があるんだよ。
現在の株価は543円、時価総額194億円、PBR1.14、自己資本比率は34.3%、今期最終赤字予想、配当利回り0.4%(2円)、総合利回り0.7%(2+2=4円、優待品は額面の20%で換算)で、優待は年2回100株保有で買物割引券(20%割引)2枚+3月株主に500株保有で4000円相当、1000株保有で10000円相当の自社取扱商品です。
ところでダイドーリミテッドの優待品は毎年趣向が変わりまた高品質なので、非常に楽しいんですね。今日は私が過去に戴いたものをいくつか見ておきしょう。
さてダイドーリミテッドは過去数年まともに本業で利益を出すことができておらず「継続前提に重要事象」の灯る非常に厳しい状態ですが、優待内容には非常に力があります。
また手練れの資産バリュー系の投資家の間では既に常識ですし、マニアック系のジャンキー投資家の方々にとっては「釈迦に説法」で余計な説明かもしれないのですが、実はここは保有している不動産に莫大な含み益があって実質的なPBRが低いという魅力があります。
具体的には、神奈川県の旧小田原工場跡地に ダイナシティ
という商業施設などを保有していて、これらにたんまりと含み益があります。
下は2023年3月期の有価証券報告書の130ページのスクリーンコピーですが、賃貸等不動産の期末時価が258億円あるのに対して、連結貸借対照表の計上額は34億円、つまり含み益が約224億円あります。
つまり、ダイドーリミテッドはパッと見の業績はズタボロで危なそうなのですが、実は「虎の子の不動産を保有していてまだ余裕がある」状態なのです。そのため私としては、これからも現行の優待制度が続く限りは楽しくホールドして応援していく予定です。
2021~24PF概況495位、ノジマ。 Nov 26, 2024
2021~24PF概況494位、平和堂。 Nov 25, 2024
2021~24PF概況493位、白洋舎。 Nov 23, 2024