昨日コンサートに感動した事を、丁寧に長く書いたのに、どう間違ったか、すっかり消えてしまった。
気持が高まってる瞬間を逃すと、記憶は曖昧になるし、情熱も薄れる。
早いうちが勝負と思い知らされた。とにかくちょっと記録に残そう。
ピアノとバイオリンの二重奏でピアニストのアリーナ、ウーさんと親しくしている友人に誘われて行った。行って良かった。
ロシア領事の祖父を持つアリーナさんは、現在吾妻郡高山村の別荘地に住み大学講義のかたわら各地でのコンサートや音楽活動をしている素晴らしく美しい方です。
数年前ドイツオペラで専属歌手で活躍していたご主人のウイリアム、ウーさんを亡くされ未亡人となってしまいました。
バイオリニストは平澤仁さんという5才から始めジュリアードを出た新進気鋭のイケメンです。
会場が190人収容の小さいながら音響効果抜群のホールで参列目の真中の席で顔がまじかに見えて良かった、本人の語りが度々入り、客席との一体感もあり、次第に乗ってくると、演奏にも、拍車が掛かり、汗だく、足、腰、上半身すべてリズムに乗ってくる。
曲目はクラシック初心者の私でも聞き慣れているものが多くて楽しめた。
クライスラー作曲愛の喜び、ロンドンデリーの歌、ベートーベンバイオリンソナタ、フランクのバイオリンソナタとか、でも圧巻だったのはサラサーテのジプシーの旋律だった。
時に切なく時に荒々しく、目の前でジプシーの女が踊っているようだった。
奏者の表情も曲を物語って凄かった。
バイオリンでこんなに感動したことはかって無かった!
イタリアパガニーニの奇想曲では、弦と弓とが闘っているほどのテクニックを見せつけられた。
とにかくブラボー!でアンコールを三曲もしてくれて、心の底まで気持ち良かった二時間半でした。
で、次の日は沼田市えびす講祭りで本町通りが歩行者天国となり、例年のごとく、私は仮装行列の先頭で着ぐるみで歩きました。
昔はみさも車椅子で練り歩いた事もあったなあ!。
みさの焼いたベーグルを売った事もあった。私はゴジラになったり、モンキーやかえるやいろいろして、今年は不思議の国のアリスのチシャ猫でした。
でもみさがいないとつまんない。 BY
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