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2012.07.23

呆れた私の実家の親せき

テーマ：親戚付き合い(22)

カテゴリ：カテゴリ未分類

嫁ぎ先が初盆だったので、３日間は絶対に家を空けられず
大忙しの様子を前の日記に書きました。

義家が初盆じゃない年は、自分の実家のお盆のお手伝いに行く、
ということも書きました。

実家は３日間の煮炊きが必要な宗派なので、不自由な母のために
お手伝いは不可欠。

その上、実家は本家筋なので、毎年お盆の最終日の１５日に
父の兄弟姉妹が一堂に集まる、という恒例行事もあります。

私が子供の頃は、自分が一人っ子でもあり、その日は叔父叔母と一緒に
いとこ達も集まるので、私にとっても楽しみな日でありましたが
成長するにつれ、母の手伝いを強要されるようになってからは
正直、めんどくさいな・・・と思うように。

母が交通事故で不自由になってからは、『やめればいいのに』と思いましたが
その頃はまだ祖母が居て、矛先は私に向けられ、
『簡略化してもいいから、今までずっとしてきたのにやめられない』
みたいに言われ、ていうか、ばーちゃんが娘たちをもてなしたいだけじゃん
しかも自分は何もせず、嫁や孫をあてにして！なんて思っていました。

母も交通事故の後遺症はあるものの、その頃はまだ、
ちょっと不自由かな？くらいで、一人で外出もできていたし、
家事炊事はやれていたので、お盆の行事も絶やさずやっておりました。

その約１０年後、母が脳出血で倒れてからは、更に不自由になり
このときはもう、祖母も他界していたので
やめようといっても、叔母たちの誰も反対はしないんだろうけど
妙な責任感みたいなものから、母自身がやめたがりません。
叔母たちだって、祖母がいなくなってからは、
別に、集まらなくて済むなら集まらなくてもいいよ、みたいな感じ、
みんなそれぞれの家庭をもって、忙しいから
それが省かれたって、たいしたことない、むしろ助かると思うんだけど。

母がずっと続けてきたことを、やめるのに抵抗があるみたい。
自分が更に不自由になって、けっきょく私や父を指図して動かして
その役目を果たしているだけのことなんだけど。

私ももはや、毎年のこの行事、めんどくさいとしか思いません。

そして今年は、私が嫁ぎ先の初盆。
父は１か月前まで入院していた。
父の一番上の姉は、認知症で施設に入所した。

こんな状況が重なったので、ほんとに今年は『やらない』といえば
誰も文句は言わないだろうに。

ばかじゃん。けっきょくやるんです。

父も家で何も用意せずに、鉢盛を頼んである分だけで・・・としたら
自分の体調もそんなに悪いわけじゃないから、
私が手伝いに来なくても、何とかできるから、といって、
『今年もやるから』みたいに、叔母たちに連絡を入れたという。

鉢盛の注文だけしてあげて、飲み物やつまみの買い物だけはしてきてあげて
まあ、叔母たちは父の実の妹たちだから、こんな状況だもの
自分たちが思うままにやってくれるだろうと、期待していたんです。

１３日の夕方、叔母の一人が私の嫁ぎ先の初盆に、お参りに来てくれました。
そのとき、私はお茶出しで忙しくて、叔母といろいろ話せなかったのですが
主人に『１５日はまた、あっち（私の実家）でも忙しいね。』と言ったそうで、
主人はビックリ。

こんなに忙しいのに、初盆の家なのに、俺たちが行けるわけないじゃん、と
呆れていました。

叔母は帰りに
『ももぶちゃんも初盆で兄さん（父）も退院したばかりだから
今年はもう、何もしなくていいじゃない、って思ってたら
料理とか頼んでるから集まってくれ、って電話があってね、
もう今年はよかったのに』と。

今年もやる＝私もいつものように実家に行く

叔母たちの頭の中は、この公式が成り立つ？

『いや、私が初盆で行けないから、何もしなくていいように、
鉢盛を大目に頼んで、家では何も作らないよ、
っていう意味だったんですよ～』と言うと、え？そうなの？みたいな感じでした。

私は１５日には、実家に叔母たちを『もてなし』のために、
義家が初盆なのに、いつも通り行くものだと思っていたのでしょうかね？

そんなに重要な恒例行事なのか？馬鹿じゃね？

実家っていっても、叔母たちにとっても実家だろ？
なんで全て私なんだよ？！

でもまあ、叔母はまだ『ああ、そういうことだったのね』
くらいの対応で帰って行きましたが、その翌日、
その叔母の娘（私にとっては従姉）がお参りに来てくれました。

そしてその従姉も同じように『１５日は実家だね』と言ったそう。
それも私はお茶だしで忙しかったから、またまた主人に。

『いや、うちは初盆なんだから、今年だけは嫁に、
実家の手伝いに行って来いっては言えないよ。』と
主人が従姉に言ったそうです。

すると従姉は『えー？！おじちゃんも退院したばかりなのに、
一人で大丈夫なのかな』と。
主人は私を実家にやらせないことを責められているように聞こえ、
同時に、しなくてもいい実家の恒例行事に、ただえさえ大忙しの初盆の
唯一の女手をよこせってか？！という怒りが。
主人の兄弟の嫁や親戚たちの女手は皆無なのに。

そこまでしないといけない行事かよ？
あなたのお母様たちは、父の実の妹たちなんだよ？
叔母たちにとっても、実家じゃん？好き勝手にやってよ！
何がなんでも私が働いてみんなをもてなさなきゃなんないの？？？？？？

これは主人からあとから聞いた話だったので、
その場で従姉に反論できませんでしたが
従姉が私に『今年はこういう状況だから、やらなくてよかったのに
おじちゃんから、料理とかもう頼んだから今年も集まってね、って
連絡もらったから・・・』と言われたときに
『そうなんよ、（両親が）やるって言うから、料理だけは頼んであげて
あとはみんなにお願いするっていう形ね。』と言ってはおきました。

『私がいないなら、やらない。みんな集まらなくてもいい。』
っていう考えですかね？
なんで自分たちが協力してやるから、心配しなくていいよ、
みたいに思わないんだろうか・・・。

もうめんどくさいから、やめちゃえばいいのに。
そしたら私も、毎年お手伝いに行かなくていいのにさ。

けっきょく、嫁ぎ先の初盆の忙しさは１５日にも衰えず
実家には行きませんでした。ていうか行けるわけがない！

後日、父に『お盆はどうだった？』と聞いたら、
適当にサラッと済んだみたいで良かったです。

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