甘辛は日本だけではないですよ。こちらカナダでもワインもお酒も、皆、甘辛にこだわります。

ワインの場合は、ドライ(辛口)、ミディアムドライ(中辛)などと言いますけれど、実際に甘辛は関係ないような気がします。お料理との相性にもよりますし、ブドウの種類や産地にもよりますから。

お酒も、冷で飲むのか、お燗の温度とかで甘辛も変わってくると思いますし。

甘辛にこだわる人は味音痴なのかもしれませんよ。 (2008年04月14日 18時59分16秒)

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2008年04月14日
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カテゴリ: お酒の話
私がお客さんに酒の説明をするとき、かなり高い確率でこう訊かれる。

「これ、辛口? 甘口?」

日本酒や白ワインなどなら、我々もそういった言葉を使うこともあるので、まだ納得は出来るのだが、
赤ワインだとか本格焼酎、果てはビールや洋酒などについても「甘辛」を問われるようになると、正直疲れてしまう。

とにかく日本人というのは、「甘辛」にこだわる。
というよりも、「甘辛」にしか判断基準を見出せないでいるかのようにも思える。

ただ誤解の無いように言っておくと、それはもちろん、消費者が悪いというわけではない。
今までその判断基準で、ずっと世の中が動いてきたから仕方ないと思う。

味覚というのは、もちろん「甘辛」だけで判断できるものではなく、
実に様々な要素が複雑に絡み合って構成されている。
昔から「五味」という言葉があるように、少なくとも味覚は5つの要素、
すなわち「酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(カンミ、塩辛さ)」から構成されているといえる。

ただ我々が普段酒を味見したり、それを言葉で表現したりするときには、これだけでは足りない。
我々がよく使う表現として、
「すっきりしている」、「コクがある」、「ボディが厚い」、「旨味がある」、「キレが良い」、
などという表現がある。

こうなると、「甘辛」の概念が「直線」であるならば、
味覚の要素はもはや「平面」をも通り越した「三次元」の世界だ。
それを「甘辛」という対立軸だけで表現するというのは、どだい無理な話だ。

しかし多くのお客さんは、「甘口」なのか「辛口」なのか、どちらか白黒つけてくれ、
とでも言いたげに、私の言葉を待っている。
私が、「これはどっしりとしたコクの豊かなタイプで.......」などと説明していても、
「で、辛いの?甘いの? 俺、辛口が好きなんやけど、辛口じゃないんなら止めとくわ」てな調子で、
私の話の意図が通じないうちに、一方的に会話が片付けられてしまう。
みんながみんなこんな調子では無いにせよ、ある意味象徴的な受け答えではある。

話す側と聞く側の、感性の尺度が基本的にずれているというのは、結構深刻な問題だ。
それが原因で、お客さんは自分の好みとまったく違う物を買わされたりすることも有り得る。
ただ、だからと言って、これといった打開策がある訳ではない。
私自身が、お客さんの感性を何とか推し量っていくしか無さそうだ。

しかし心の中では、いつもお客さんにこう問いかけている。
「そろそろ“甘辛”から脱却しませんか?」





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最終更新日  2008年04月14日 18時28分33秒
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Re:甘辛一辺倒からの脱却(04/14)  
特許屋 さん
 私は 日本酒については キャリアが浅いので いまだに「端麗辛口」みたいなノリで買ってます。

 赤ワインは 甘辛では どうしようもないですね。
渋みとかコク(ボディ)とか 甘辛以外の要素が多いですよね。ラベルにも情報が少なすぎて、「はずれ」だと思ったことが何回もあります。

 それと、結局は単純に「辛口」を求めてくる人は、ゴクゴクと たくさん飲みたいだけかも。甘いと あまりたくさん飲めないですし・・。
(2008年04月14日 18時40分43秒)

Re:甘辛一辺倒からの脱却(04/14)   
ふょん  さん

こんばんは  
味覚の要素は三次元という表現になるほどと思いました。
僕の周りでは甘辛なる尺度はあまり登場しないのですが、個々が自由に言葉を使うものですから、よく分からなくなることがありますね。
例を挙げれば「パンチの効いた~」。
アルコールの強さだけを表現する人もいれば、染み込んでいく旨さを言う人もいますし…難しいものです。 (2008年04月14日 20時29分52秒)

Re[1]:甘辛一辺倒からの脱却(04/14)  
特許屋さん、こんばんは。

> 赤ワインは 甘辛では どうしようもないですね。
>渋みとかコク(ボディ)とか 甘辛以外の要素が多いですよね。ラベルにも情報が少なすぎて、「はずれ」だと思ったことが何回もあります。
> それと、結局は単純に「辛口」を求めてくる人は、ゴクゴクと たくさん飲みたいだけかも。甘いと あまりたくさん飲めないですし・・。

「辛口の赤ワインを下さい」と言って来られるお客さんは意外と多いですが、やはり悩みますね。
しかし最近では、やっぱり特許屋さんと同じ発想で、ガブ飲み用の少々軽めで、且つ若干の渋みのあるものなんかをお勧めしています。

(2008年04月15日 00時47分01秒)

Re[1]:甘辛一辺倒からの脱却(04/14)  
ふょんさん、こんばんは。

>甘辛は日本だけではないですよ。こちらカナダでもワインもお酒も、皆、甘辛にこだわります。
>ワインの場合は、ドライ(辛口)、ミディアムドライ(中辛)などと言いますけれど、実際に甘辛は関係ないような気がします。お料理との相性にもよりますし、ブドウの種類や産地にもよりますから。

そうですね、ワインそのものの味というのも、一緒に食べる料理によってずいぶん印象が変わってしまうので、あまり当てにならないかもしれません。

しかし外国でも、「甘辛」って結構こだわるものなんですね~。

(2008年04月15日 00時51分10秒)

Re:こんばんは(04/14)  
スーズトニックさん、こんばんは。

>僕の周りでは甘辛なる尺度はあまり登場しないのですが、個々が自由に言葉を使うものですから、よく分からなくなることがありますね。
>例を挙げれば「パンチの効いた~」。
>アルコールの強さだけを表現する人もいれば、染み込んでいく旨さを言う人もいますし…難しいものです。

言葉というのは結構厄介なもので、ひとつの言葉に対して複数の人間が、同じようなイメージを描いているようで、実は全然違ったりします。
しかもお互いのイメージが違っていることに気が付かないから、始末に悪いんですよね。

ちなみに私、今「パンチの効いた~」という表現をされても、その言わんとする感覚は何となく理解できますが、別の言葉に置き換えるのは困難です(笑)。

(2008年04月15日 00時58分44秒)

( ̄~ ̄;) ウーン  
皆さんお悩みなんですね。

「で、辛いの?甘いの? 俺、辛口が好きなんやけど、辛口じゃないんなら止めとくわ」

私は↑↑↑この部分が一番気になりました。
私のお店でも多いパターンです。

同じような会話で
『この店で一番美味しいのちょうだい』というのがあります。

心の中では『お前にとって何が辛口やねん!!』
『お前が一番美味いと思ったモノの名前を言ってみろ!!』と思うのですが

『普段よく飲まれる銘柄はなんですか??』と聞いたとたんに
『あぁ~ もぉビールでエエわ~』と片付けられます。

会話の成り立たない方って結構多いですよね。(^_^;)
(2008年04月15日 02時17分14秒)

Re:甘辛一辺倒からの脱却  
穣美 さん
こんにちは♪
リカーマンさんのお仕事も大変ですね…φ(.. )
私の立場だと、お客様のDirectな味の感想に常に遭遇してますので、味の好みも大体解ります☆
甘い辛いや苦い渋い等、人によって感じ方が違うわけですから、お客様の求めるお酒をお勧めするのは本当に難しいですよね(>_<)
(2008年04月15日 11時40分34秒)

Re:( ̄~ ̄;) ウーン(04/14)  
バーテンダーKさん、こんにちは。

>同じような会話で
>『この店で一番美味しいのちょうだい』というのがあります。

ウチも同じようなことを言われることがありますよ。ただ単に「美味しいお酒、どれ?」と。
こういう場合は、あえて万人受けしそうな物を選ぶか、もしくは、「個人的にはこれが好きです」と前置きした上で、自分のお気に入りをお勧めするか、どちらかにしています。
それで気に入ってもらえなければ仕方ない、と割り切っています。

>『普段よく飲まれる銘柄はなんですか??』と聞いたとたんに
>『あぁ~ もぉビールでエエわ~』と片付けられます。
>会話の成り立たない方って結構多いですよね。(^_^;)

きっといろいろ教わりたいけど、まどろっこしいのはイヤ、っていう方、結構多いのかもしれません。
おそらくそういう方だと、こちらの独断で「コレ、飲んでみっ!」って強引に勧める方が、案外納得し易いのかもしれませんね。
それでハマればシメタものですが。

(2008年04月15日 11時57分12秒)

Re[1]:甘辛一辺倒からの脱却(04/14)  
穣美さん、こんにちは。

>私の立場だと、お客様のDirectな味の感想に常に遭遇してますので、味の好みも大体解ります☆
>甘い辛いや苦い渋い等、人によって感じ方が違うわけですから、お客様の求めるお酒をお勧めするのは本当に難しいですよね(>_<)

そういう意味では、飲食業の方はお客さんの反応が即座に判るからいいですね。
ウチなんかだと、そのお客さんが次回来店したときでないと、感想は聞けませんし、ましてやそのときに私が店に居るとも限りませんし、ひょっとするともう来ないのかもしれないし.......。

ただ飲食業の方としては、お客さんの好みにピタッとハマるモノをお出しできなかったとき、気まずい雰囲気が残ってしまいそうで、そういう点がご苦労ありそうですね。

(2008年04月15日 12時02分58秒)

Re:甘辛一辺倒からの脱却(04/14)  
noahnoahnoah  さん
私の場合、日本酒でもワインでも甘辛は気にしていません。

でも、香りは重視していますから、温度の変化や開栓後の時間経過によって、香りが変わってくるのを楽しんでいます。

ズルズルとすすりながら飲んでますよ。
(2008年04月16日 21時48分53秒)

Re[1]:甘辛一辺倒からの脱却(04/14)  
noahnoahnoahさん、こんばんは。

>私の場合、日本酒でもワインでも甘辛は気にしていません。
>でも、香りは重視していますから、温度の変化や開栓後の時間経過によって、香りが変わってくるのを楽しんでいます。
>ズルズルとすすりながら飲んでますよ。

そういう「自分スタイル」での飲み方を皆さんがされてると、私も嬉しくなります。

確かに「正しい飲み方」などということに関して、造り手なり売り手が講釈をたれることも、時には必要かもしれませんが、本来ならそういう細かいことまで定義づけなければいけないというのも、何だかヘンな気がしてなりません。

(2008年04月17日 00時44分30秒)

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