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2008年04月14日
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カテゴリ: お酒の話
私がお客さんに酒の説明をするとき、かなり高い確率でこう訊かれる。

「これ、辛口? 甘口?」

日本酒や白ワインなどなら、我々もそういった言葉を使うこともあるので、まだ納得は出来るのだが、
赤ワインだとか本格焼酎、果てはビールや洋酒などについても「甘辛」を問われるようになると、正直疲れてしまう。

とにかく日本人というのは、「甘辛」にこだわる。
というよりも、「甘辛」にしか判断基準を見出せないでいるかのようにも思える。

ただ誤解の無いように言っておくと、それはもちろん、消費者が悪いというわけではない。
今までその判断基準で、ずっと世の中が動いてきたから仕方ないと思う。

味覚というのは、もちろん「甘辛」だけで判断できるものではなく、
実に様々な要素が複雑に絡み合って構成されている。
昔から「五味」という言葉があるように、少なくとも味覚は5つの要素、
すなわち「酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(カンミ、塩辛さ)」から構成されているといえる。

ただ我々が普段酒を味見したり、それを言葉で表現したりするときには、これだけでは足りない。
我々がよく使う表現として、
「すっきりしている」、「コクがある」、「ボディが厚い」、「旨味がある」、「キレが良い」、
などという表現がある。

こうなると、「甘辛」の概念が「直線」であるならば、
味覚の要素はもはや「平面」をも通り越した「三次元」の世界だ。
それを「甘辛」という対立軸だけで表現するというのは、どだい無理な話だ。

しかし多くのお客さんは、「甘口」なのか「辛口」なのか、どちらか白黒つけてくれ、
とでも言いたげに、私の言葉を待っている。
私が、「これはどっしりとしたコクの豊かなタイプで.......」などと説明していても、
「で、辛いの?甘いの? 俺、辛口が好きなんやけど、辛口じゃないんなら止めとくわ」てな調子で、
私の話の意図が通じないうちに、一方的に会話が片付けられてしまう。
みんながみんなこんな調子では無いにせよ、ある意味象徴的な受け答えではある。

話す側と聞く側の、感性の尺度が基本的にずれているというのは、結構深刻な問題だ。
それが原因で、お客さんは自分の好みとまったく違う物を買わされたりすることも有り得る。
ただ、だからと言って、これといった打開策がある訳ではない。
私自身が、お客さんの感性を何とか推し量っていくしか無さそうだ。

しかし心の中では、いつもお客さんにこう問いかけている。
「そろそろ“甘辛”から脱却しませんか?」





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最終更新日  2008年04月14日 18時28分33秒
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